「なんだこのアンダーシュート状態が継続している、このバイアスは」
漠然とした下値不安のある状態こそが、アンダーバリューで買いたい者としては、心地良い状態ではないかと思う次第。
その昔、大物相場師と呼ばれる方が、「こういうのを水虫相場って言うんだ!」って語っていたのを思い出します。
「あっちも買い(かゆい)、こっちも買い(かゆい)、買い買い買い(かいい、かいい、かいい)、だから水虫相場だっての」って(汗)。
もちろん人それぞれの相場観があるのだと思いますが、酒屋のオヤジにとっては、まさに今の日本株市場は「水虫相場」の印象。
後は投資対象の銘柄選びなのでしょう。
今後、日本株市場が再びバブルに発展すると仮定すれば、「何が次のメインのテーマとなりうるのか?」ということでしょうか。
「不動産バブル」「ITバブル」と来て、次のバブルの可能性は・・・・
「さらなる異次元の金融緩和」 「東京オリンピック」 「原油などの資源安」 「中国の通貨切り下げ」 「ROEの向上などのコーポレートガバナンス」 「中国人の爆買いや、日本観光などのインバウンド」 「子育て支援や介護などの国策、いわゆる新三本の矢」 「金融とITの融合したフィンテック」・・・・・・もしくはこれら全部。
たぶん異次元の金融緩和をベースとして、その他のファクターが加わる複合型というのが、最も推測しやすいような気がします。
そして、もしそれに呼び名が付くとすれば「アベノミクスバブル」でしょうか。
明確なトレンドとしての国内の少子高齢化。嗜好の多様化によるのか、気まぐれな消費動向。
そんなアゲンストなファクターをくぐり抜け、なおかつ強固なビジネスモデルを有する企業はどこなのか?
この「美人投票」には、一人に絞り切れない難しさがあるのかも知れませんね。
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