「酒屋の株話」横綱の水準

 

 

1980年代バブルの日本株市場の横綱が「東電」さん。その後の2000年あたりのITバブルの横綱は「NTTドコモ」さんでしょうか。

そして、現在の日本株を代表する横綱は、間違いなく「トヨタ自動車」さんでしょう。

しかも3期連続の増収増益で過去最高。

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【日本経済新聞さんの今朝の朝刊】

利益が2兆円とかを超えてて、規模がデカすぎちゃて、街場の酒屋などには、まったくピンとこないような見事な決算。

そして、なぜか現在のPERは11~12倍ほど。

規模が大きいからといって、ダレも割高だとは思わないような水準でしょう。

では、割安なのかといえば、これだけ規模の大きい企業では、成長性を考えると・・・・・わかんない(汗)。

もちろん、この先に水素エンジンの時代とかが訪れて、今の株価水準がおそろしく安く見える時が来るのかも知れませんが。

それでも、過去の「東電」さんや「NTTドコモ」さんが横綱であった時代と比べれば、今の大横綱のPER11~12倍ってのは、今の日本株相場がまったく熟していないことを示しているのではないかとも思えるのです。

5月に入り、特に大関、横綱クラスで調整色を強めているように感じます。また、決算や業績予想によって選別色を強めているようです。

マクロからのアンダープレッシャーや、決算や業績予想からの動揺などが落ち着くまで・・・・・・「耐えるも相場」でしょうかね。

それにしても、決算や業績予想の修正を予想するのは難し過ぎだ。

 

 

 

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