「酒屋の株話」 底堅いが盛り上がりませんね~

 

下値では日銀の買いが入るためか、日本株は非常に底堅い印象の値動きですね。

日経新聞さんの記事によれば、日銀によるETFの買い入れで、日銀は日本株の第2位の株主に浮上しそうなのだとか。

2014120610190000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日経新聞さんのスクランブル】

なんだか、「・・・・・・ちょっと強引すぎる金融相場じゃないの?」みたいな印象はあります。

それでも業績が好調な企業が多いためか、「なんだか割安感ある銘柄がまた増えたような・・・・」また、「なんでこの水準でほっとかれるんだろう・・・?」みたいな銘柄が増えたような気がしております。

そして、個人投資家からの大幅な売り越しが入っているためか、過熱感が市場から感じられない。

今度の選挙に関しては「自民300議席」の予想」も出ており、来週は12月14日の選挙に向けて、主に海外のファンドなどからバイ・ザ・ルーモア セル・ザ・ファクト系の買いが、相場を押し上げるのような可能性もあるのかも知れません。

それでも、クリスマスシーズンで海外からの取引が停滞傾向になるため、年内は大きな動きは期待しにくいようです。

「業績相場」+「金融相場」=「今のところ盛り上がりに欠ける展開だが、その分息の長い上昇相場となる」みたいな感じなのでしょうか。

日本では近年、南米やロシアのような大幅な通貨安を経験していません。だから、この急激な円安では、円資産のみを保有することのリスクを、初めて本格的に経験することになるのかも知れないと思うのです。

円高の修正局面だとしても、その円の値上がり幅を考えれば、たとえ修正といえど大きく振れる可能性はあるわけです。

この急激な円安局面では、米ドルを持つ以上に、競争力のある企業の株を保有することに、安心感があるのではないかと感じている次第です。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ