「酒屋の株話」さよなら季節要因

 

 

日本株市場の頭上に重くのしかかっていた雲がやっと薄れてきた印象ではないか。

そのしつこい売り圧力は新年度を迎えるとともに、今度は買い圧力に変化すると期待したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

このところの頭の重い展開は、やはりベア型投信、仕組み債、デリバティヴ商品などの金融商品が決算対策のために販売され、その裏側のオペレーションとして運用会社が先物や信用で日本株を売っていたと考えるのが、推測としてしっくりくるような気がする。

もしそうなら、新年度に入ればその買戻しが入ることになる。上値の重さは解消されるということだ。

金曜日には、それまでしつこく売りたたかれていた「東芝」や「クックパッド」に、空売りのカバーとみられる買いが一気に入り急激に値を戻した。

「クックパッド」への投資に魅力を感じている投資家は、酒屋のオヤジも含めて少なくないとみられる。しかしまだ新規には手が出しにくい状況だとも思う。買戻しが買戻しを呼ぶような上昇だったのだろうか。

「東芝」には、驚いたことにファンドが株を買い増しして大株主として登場した。市場のムードも手伝い、空売りのカバーを迫るような雰囲気を醸成したということだろうか。

また、来週にはさらなる配当狙いの買いも入ってくると予想され、市場ムードが一変する可能性は高いのではないか。

成長銘柄のなかには、最近の企業業績と株価の動きに相関関係が見られない銘柄もある。市場心理が変化して価格水準が業績に追いつくとすれば、それは大きな価格上昇を意味するのではないかと思う。

少なくとも売る理由はなさそうだ。

ノイズの多さや、ドル円相場の投機色の強さにはうんざりするが、じっくり型の投資家にとって4月はとりあえず期待できる月となりそうだ。

 

 

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