「酒屋の株話」こっちも融和か

 

 

「日銀+事業法人+海外投資家 vs 個人投資家の売り」・・・・これに加えて巨大なプット・オプションの山、円安・・・・・多少決算内容が期待外れでも日本株を堅調に推移させてくれるのではないという気もする。

もちろん決算にはかなり期待をしているのだが。

この業績の内容を見極めたいというムードは、決算発表後に買われやすい状況を醸成しているのではないだろうか。

また、日本株取引の70%を占めると言われている海外投資家の買い越しが続いていることも心強い。個人投資家の売りをこなしながらの株価上昇は、これまで何度も経験してきたことだ。

アナリスト予想が上方修正された銘柄は、すでに上昇に転じている模様。また決算発表で値上がりに転じている銘柄もあるようだ。

来週の市場参加者が減るとみられる二日間だけの取引は、ひょっとすると昨年同様に上値を試す展開となるのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

それにしても、この過渡期とも言える仮想通貨業界で、問題があるとはいえコインチェックをわずか36億円で買収したマネックスは大したものだと思う。株価も急騰している。

先行きは不透明なのかも知れないが、営業利益は537億円で営業利益率が86%の会社だ。細かい事情はよく分からないが、名うての料理人が極上な食材を入手したような状況ではないか。

優位性のある分野で、迅速に世の中の変化に、素晴らしいタイミングで対応してしまったのだから凄いものだと思う。

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