店内ワインセラー

夏前に店内のワインセラーが完成しました。

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写真の写り込みがひどくて恐縮ですが、店内ワインセラーです。

 安いワインからそうでないワインまで、とりあえずセラーの中に詰め込んであります。また、清酒も火入れしてあるものはセラーの中へ入れました。生酒は冷蔵庫の中です。

酒屋として思うのは、ワインは意外に強いということ。特にスパークリングワインは強いと感じます。それでも夏があまりにも暑過ぎるのはワインにとってダメージとなる可能性が高いため、キッチリとセラーでの管理が必要なのです。

意外に弱いと思うのは清酒。特に糖分の低い辛口タイプの純米酒あたりは味わいが変化しやすいと感じます。もちろん、ワインと違って造ってから1年ぐらいのうちに飲んでしまうため、ワインとの比較はできませんが、最近流行りのキレイな味わいの純米大吟醸あたりの耐久性は、うまく熟成されると良いのですが、そうでない場合には厳しい状況へと変化しそうです。

やっぱり清酒の場合には、造った後にひと夏越したぐらいの「ひやおろし」あたりがベストなのかも知れませんね。もちろん、氷温冷蔵など特殊な環境での熟成ではフレッシュさを保てる可能性はあるのですが。

ワインの場合にはある程度しっかりした造りのワインであれば、セラーに入れておけば数年ぐらいは、まず問題がありません。こちらもフレッシュさがなくなり、熟成感が増して行きます。

早飲みでおいしいワインは熟成すればその魅力がなくなったり、早飲みでかたすぎるワインは熟成して見事な味わいに変化したり、また早飲みでも熟成させても両方それなりに美味しいワインもあったりします。

 ワインは年によって出来が良かったり、そうでもなかったりする、保存が可能な農産物加工品です。できるだけお得で、なおかつおいしい年のワインを仕入れることがワインを扱う業者にとっての理想だと思います。

「こ・・・これは・・!(汗)」みたいなワインに巡り会えたなら、一気に仕入れて、熟成させてから販売するような大手ワイン商のような商売に踏み出す第一歩に、このワインセラーがなれば良いなと思うのですが・・・・・・ガンバリます!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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