エルニーニョ現象とワイン

気象庁によれば今年の夏に「エルニーニョ現象」が発生する可能性が高いのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「エルニーニョ現象」は天候に影響を与え、エルニーニョの年の日本は冷夏に、アメリカでは猛暑になる傾向が強いと聞きます。現にアメリカの穀物産地では記録的な猛暑による干ばつの影響で、穀物の収穫量が大きく減少、穀物の先物価格は過去に前例がないほどの値上がりとなっているのだそうだ。

農産物の加工品であるワインにとっても、このエルニーニョ現象の影響は大きいと推測されます。ワインのヴィンテージの違いとは、天候の違い。天候によってワインの味わいが大きく変わるのです。特に気象状況の変化が激しいとされるフランスのボルドー地区では、気象状況が→ワインの味わいへ→ワインの価格へと影響するわけです。

前回の「エルニーニョ現象」の発生は2009年。まさにボルドーで100年に一度と称賛された偉大なヴィンテージとなった年。おそらく夏の猛暑の影響で、非常に凝縮感のある熟したブドウが収穫されたのだと推測されます。

しかし、この2009年にはアメリカの穀物への影響はなかったようで、アメリカで猛暑になることが多い状況が、フランスへ流れたのかも知れません。

今年のエルニーニョ現象でのアメリカの穀物への悪影響は本当に酷い状況ですが、アメリカのワインにとっては、もしかしたらボルドーの2009年ヴィンテージのような、100年に一度レベルの凝縮感あるワインとなるかも知れませんね。

日本の冷夏、アメリカの干ばつとなれば、食糧事情に関しては大変な状況に陥る可能性はありますが、ワインに関しては期待できる産地が出て来そうな気がします。

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