ボルドー2012は、やわらかなタンニンと豊かな果実味!

ワイン専門誌「デキャンター.com」によれば、今年のボルドーワインは、やわらかなタンニンと熟した果実味が豊かな、高いポテンシャルを持つブドウが収穫されたとのこと。しかしそのポテンシャルを現実のものとするには、優れたワイン造りの腕が欠かせないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サンテ・ミリオンの有名ワイナリーオーナーは、今年のヴィンテージを”偉大な年の2000年に近い!”としている。2000年ヴィンテージと同じように、非常に難しい天候が続いた後、終盤に素晴らしいシーズンとなった。

しかし、惜しくも雨が予想よりも数日早く降ってしまったため、”偉大な・・・”とはならないかも知れないが、それでもとても良いヴィンテージなのだそうだ。

 また、ポムロールの有名ワイナリーは、今年のヴィンテージは低いタンニンと良く熟した豊かな果実味があり、高いポテンシャルがあるとしている。

「今年の収穫は長くてゆっくり進むと考えていたが、実際には短期間に長く働くことになった。」「最初のタンクのアルコールレベルは14%にもなり、タンニンがやわらかく、良く熟していた。」

「今年のヴィンテージは良く熟した果実味のフレーバーがあり、高いポテンシャルがある。」「収穫時に雨は降ったが8月、9月と素晴らしく乾燥した天候が良かった。」とのこと。

 サン・テステフの有名ワイナリーは、ワイン造りでのケアを怠らなければ良いビンテージになると予想。コールド・マセラシオンやタンニン、アルコール発酵が始まる前の抽出が大切なのだとか。

想像するに今年のボルドーワインが、やわらかなタンニンと豊かな果実味ということは、飲みやすい早くから楽しめる味わいになりそうということか!?アルコール度数の高めの果実味豊かなボリュームある味わいになりそうですね。

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