南イタリアを代表するブドウ品種、アリアニコのワインです。
【アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・バリカート・オラツィーノDOC】
火山性の土壌を好むアリアニコは、南イタリアのカンパーニャ州の「タウラージ」と、このバジリカータ州の「アリアーニコ・デル・ヴルトゥレ」で育つものが最も優れたワインとなるとされているのだそうです。
両方ともに南イタリアのワインらしい香り高く、凝縮感があり、密度の高いヴォリューム感がありますが、バジリカータ州の「アリアーニコ・デル・ヴルトゥレ」の方が比較的フルーティでやわらかく繊細な印象。
なんでも英国の著名ワイン評論家は、「アリアニコがイタリアで最も優れたワインになる可能性がある」としているのだそうだ。
酒屋のオヤジとしては、フランスでもイタリアでも、なぜか南部のワインには割安感があるような気がします。フランスではもちろん「ラングードック」や「ルーション」のワインですが、イタリアでは南部のアリアーニコ種やネロ・ダーボラ種などに割安感のあるものが多いような気がします・・・・っていうか、そもそもそれほど高い価格のものを見かけません。
ともすると、洗練されたとは正反対の牧歌的な印象のワインもある南イタリアのワインですが、その塩梅が日本のたまり醤油とか八丁味噌のような、なんとも言えない味わい深さではないでしょうか。
風光明媚で知られるイタリアの土踏まずの部分、バジリカータ州を代表するコストパフォーマンスの高いワイン「「アリアーニコ・デル・ヴルトゥレ」は如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2014年3月5日
カテゴリー:ワイン
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