北海道のアイスワイン

先日 北海道ワインセミナーに 参加した際、アイスワインのお話をきいて ちょっとびっくりしました。

日本のアイスワインというと 冷凍機みたいなもので 人口凍結させた葡萄を 醗酵させて「アイスワイン」と名前をつけているものは 扱ったことがあるのですが 樹上で 凍結させた葡萄を醗酵させているアイスワインが日本にもあるってこと ちょっと疑問でした。

でも 私の勉強不足。2005年には ふらのワインさんが 日本初のアイスワインを販売されていました!

現在 ふらのワインさん、十勝ワインさんが 造られているそうです。

今回のセミナーで 試飲は叶わなかったのですが 実際に収穫に臨んだときのお話など 2社の方から聞けて これまた勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪が降り積もる 早朝 5時半から 収穫がスタート。

気温ー8度から 時には―20度以下になることもあるのだとか。

逆に―8度以下にならないと収穫しないんだって。

気温が1度違うだけで 収穫する葡萄の糖度が3%違うというから 当然ですね。

なんてったて 極甘のワインを造るのが目的なんですから。

ある朝は 早朝集合したものの 気温が―8度以下に下がらず 解散となったときもあるのだそう。

「 車のバッテリーも凍る寒さです 」と おっしゃっていたのが印象的です。

厳しい作業です。 でも 一度 やってみたい。

 

収穫した葡萄は 小さなバスケットプレスで 果汁を搾るのだそう。糖度50%の果汁が搾られますが 得られる果汁は ほんのわずか。

大変な作業! 高額になるのは 仕方ないですね。

この冬の収穫作業についての記事です⇒http://www.hokkaido-nl.jp/article/9119

 

先日のワインセミナーでは  ふらのワインさんのツヴァイゲルトレーベで出来たボディ感のある赤ワインに感動した私。

幅広いスタイルのワインを産み出す北海道。これからも 目が離せませんね。

今年は 北海道に行かねば!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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