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「酒屋の株話」 Breakout!

またまた酒屋の与太話で恐縮です。

膠着状態が続いていた日経平均株価は、本日たぶんダウン・トレンド・ラインを上抜いたようです。

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【ヤフー ファイナンスさんの日経平均株価チャート】

先週末の高値14,528円を今日上抜いてクローズすれば、このところの膠着状態で描けるダウン・トレンド・ラインを上抜いたことになります。

非常にクラシックなトレーディング・アイデアでは、このブレイクに追随して買いを仕掛けるのがトレーディングのセオリーでしょう。そこで、もしこのブレイクがダマシに終わればドテン売りとなるわけですが。

しかし、買いのポジションでは深追いできそうですが、ドテン売りのポジションでの深追いはあまり賢明ではないと思うのです。

これだけ財務状況が盤石な企業がゴロゴロあって、なおかつ安定した利益を出し続けているにも関わらず、割安感のある銘柄が多い。また日銀の金融緩和政策も継続されるようで、マクロな要因が気がかりではありますが下値は堅いと思うのです。また、この膠着状態の後に来るのは上昇トレンドではないかとも思うのです。

後は、このブレイクに海外の大金を運用しているヘッジファンドなどによるトレンド・フォローの買いで、日経平均先物とかいわゆるモメンタム株を、うじゃうじゃと分けわからないぐらい買い上げてくれればいいなと祈るばかり(笑)。

そして、その後に遅れて追随するのが、今は割安感のある我らがバリュー株でしょう。

つまるところ株を買うとは企業業績を買うことではないでしょうか。マクロがどうでも割安感があって盤石な、いわゆるバリュー株では下値のリスクも限られると思うのです。

そして、今の日本株市場はバリュー投資家にとって、「麦わら帽子は冬に買え!」の格言の、冬の終わりが近づいている状況ではないかと思うのです。

今回のブレイクはひょっとしたらダマシになるかも知れません。しかし、次にうなるほどの資金力を有する海外のヘッジファンドなどが「リスクオンだぜ!」と判断する前に仕込んじゃった方がいいような気がします。

・・・・・・・・・・酒屋の無責任な株の与太話ですから、間違てても悪しからず(汗)!

 

 

 

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