「さらなる金融緩和で、さらに膨れ上がる過剰流動性はどこへ向かうのか?」
さらに膨らむ過剰流動性の流れ込む先のひとつは、やっぱり「今後さらに利益を伸ばしそうな企業の株式」でしょう。
それも、大きく売りたたかれた後だけに、割安感の増している銘柄は増加している。
しばらくは、懐疑的な警戒感のある流入となるのかも知れません。しかし、市場に安心感が出てくれば、巨大に膨張したその過剰流動性の波が、激しく流入してくる可能性があるのだと思う次第。
異次元の金融緩和がつくり出す過剰流動性とは、その出口が見つかるまでは継続するのだと思います。それでも、その出口までの距離は、すぐそこと言うわけではなさそうです。
膨れ上がったその資金は今まで以上に利回りを追求し、その競争で金融市場の利率をさらに押し下げることになるということか。
また今回のように、その膨れ上がった資金が空売りなどで株価を押し下げる要因にもなる可能性もあり、今後さらに株式市場は変動率を高めて行くことになるのかも知れません。
「青年は決して安全な株を買ってはならない」との名言があります。
でもたぶん今は、「中高年は安全な株(将来性があり、健全経営で割安)を買わなければならない」ってことでしょうか。
まだ十分に間に合う水準だと思う次第です。
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