“被害”に関する記事一覧

シャンパーニュでも雹嵐の被害

ワイン専門誌「デキャンター.com」によれば、先週末の嵐によりシャンパーニュでも広範囲に被害が出たとのこと。

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シャンパーニュ地方を襲った雹を伴う嵐での被害は広範囲に広がった。最大で2013年の収穫予定数量の50%を失った可能性があるようだ。

 シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(CIVC)の発表によれば300ヘクタール以上のブドウ畑が完全に崩壊し、約3000ヘクタールの畑に被害があったとのこと。

特にエペルネやコート・デ・ブランのあたりの村での被害が大きかった。GHマムではムラマンの畑の20~25%に被害を受け、15ヘクタールが完全に崩壊したとのこと。

シャンパーニュでも、他のフランス有名ワイン産地と同様に、ワイン生産量の低下は避けて通れない状況なようです。

最近ではいわゆるハイエンドのブルゴーニュやシャンパーニュの価格が堅調に推移している様子ですが、2012年、2013年と続く大幅な生産量の低下では、いわゆるハイエンドではないクラスのワインも堅調に推移せざるを得ない状況なようです。

あたりまえですが、年に一回しかない収穫期を目前にしての悲劇的な天候状況で、非常に厳しい状況に追い込まれる生産者もおられるのだと思います。

これほどまでに大変な仕事だからこそ、驚くほど高値で取引きされるワインが出てくるのかも知れませんね。

 

 

 

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ブルゴーニュワイン価格はスカイロケットに!2013年は壊滅的被害

今週、収穫期を前にしたブルゴーニュで、昨年に引き続きまたもや雹を伴う嵐の被害を受けた。壊滅的とも言える今回の被害で場所によっては90%のブドウを失ったとのこと。

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 関係者曰く、「まさに悲劇だ。」「年に一度の収穫のために年365日働き、最高のブドウを育てるための努力の成果が、たった2時間やそこらの天候被害で、そのほとんどを失った。」「この分では廃業を選ぶ業者もありそうだ。」と。

雹はピンポン玉や卵ぐらいに大きく、この嵐の被害からの回復には3年はかかる見込みだ。また、今後更なる嵐も予想されている。

ブルゴーニュでは2009年以降フルサイズでの収穫がない。特に昨年、2012年の天候被害では大幅な減産となり、バルクワインが高騰している。また、中国などアジアでのワイン人気がブルゴーニュワインへ移ったことにより、高級ブルゴーニュワイン価格も上昇している。

この2013年の壊滅的な天候被害を受けて、すべてのブルゴーニュワインで、供給のひっ迫、価格の上昇は避けられない様相だ。

酒屋ではそろそろボジョレーヌーボーの予約入れる時期になります。状況が一変した今週の天候被害でどの様に状況が変化するのか、価格、量、質と今後の展開が気になるところです。

 

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