食通のお客様が、「日本海の旨い干物が手に入ったから、シャンパンを買いに来た!」とご来店されました。
「干物にシャンパンですか・・・・・・・・・・(汗)!」
一般的に、干物とワインはまったく合わないと言われております。
正直、「干物にワインは、この世界の有名な禁じ手ではないのか!?」などと、不覚にも未熟者はそう思ったのです。
ところが、ところがです、なんでもあの開高健さんの本にも「目ざしでドンペリニョンを・・・・・」みたいなくだりがあるぐらいに、干物と合うらしい。
それも、合わせるワインはシャンパーニュのような長期間熟成されたスパークリングワインでなければならないらしい。
干物に合うといえば、燗酒か焼酎のお湯割りぐらいしか思い浮かばない酒屋のオヤジにとって、シャンパーニュとはまったくもって目からウロコな話であります。
考えてみれば、キャビアやカラスミにも合うのですから、干物にだって合うのでしょう。また、銀座のお寿司やさんでシャンパーニュが好まれるのも、そんな理由なのでしょう。
シャンパーニュは長期に熟成されてから販売されるものが多く、その分あたり前ですがお値段もそれなり。また有名ブランドものともなれば、普段飲みにおススメできる値段ではないのかも知れません。
そこで、在庫量は少なくなりましたが、長期に熟成されたシャンパーニュと同じ造りのカヴァをおススメしたいのです。
【メストレス・ブルーフィン ブリュット・リゼルヴァ2009】
旨い干物が手に入ったら、長期熟成された本格派のスパークリングワインは如何でしょうか?
本格派です。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2016年11月25日
カテゴリー:ワイン
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