“旨安ワイン”に関する記事一覧

「グラディウム」旨安ワインの女王様

 

 

格安ワインの王様といえば、先日日本への輸入量がフランスワインを超えたことが話題となった「チリワイン」。

果実味のしっかりとしたパワフル系の味わいと、その価格の安さは他の国々の追随を許さない印象です。

「格安ワインの今の王様はチリワイン」といえるでしょう。

他方、「格安ワインって、エレガント系でもおいしいのはないの?」という方には、スペインワインに素晴らしいコストパフォーマンスの「エレガント系格安ワイン」があります。

たぶん「格安ワインの今の女王様はスペインワイン」でしょう。

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左【グラディウム テンプラニーリョ】スペイン・ラマンチャ赤ワイン

右【バルコ・ヴィエホ カベルネ・ソーヴィニョン】チリ赤ワイン

両方ともに税抜き600円台。

「格安ワインの女王様」は、スペインワインというよりも、スペインのラマンチャにある共同組合の努力にその秘密があるようです。

広大な敷地で効率的に生産されるワインだからこそ、その品質に対しての大幅な割安感が実現するということでしょう。

だから、

肉食系な食事には、もちろん「チリワイン」。

しかし、出汁の繊細な味わいをいかした草食系なら、「ラマンチャのワイン」がおススメなのです。

日常の食事に合わせて気軽に楽しめる旨安ワインは如何でしょうか?

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旨安お得ワイン試飲会+超お得ワイン!!

またまたワインの試飲会。今回は旨安なお得ワインを得意とする輸入会社さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国の景気減速を反映してかフランスワインの出し値が下がったようで、フランスワインが多かった。もちろん引き続きチリワインのコストパフォーマンスの高さは感じるのだが、ひょっとしたらフランス、イタリア、スペイン、チリと旨安ワインのコストパフォーマンスの違いはそれほどないのではないかという気もするわけです。

ボルドーあたりの低価格ワインも結構イケるわけで、後は「果実味の豊かなワインが好き!」とか「軽やかな飲み口が好き!」とかのそれぞれの人の好みによって評価が分かれるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 流石はボルドーワイン、ほとんどのワインは2009年ヴィンテージなのですが、なぜか同じ様な価格で1999年ヴィンテージが並んでいたりもします。当然熟成感あるやわらかな味わいに変化しており、”古い”というだけで非常にお得な気がします。このあたりからボルドーワインの層の厚みみたいなものを感じた次第。やっぱりボルドーワインは偉大ですね!

この他に、ある意味、ヒジョーに超お得と言えるワインがあった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドメーヌ・フランソワ・マルシェ ラ・グラン・リュ2006」という名前のブルゴーニュワインで、何とあの「ロマネ・コンティ」と「ラ・ターシュ」の間に位置するブドウ畑のワインなのだそうだ。

裏ラベルに畑の地図が描かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 味わいは「ロマネ・コンティー」+「ラターシュ」÷2か!?どうかは分かりませんが、確かにグランヴァンと呼ぶにふさわしい優雅さ!

なぜこれが超お得かと言えば、ロマネ・コンティが百万円かそれ以上、ラターシュが数十万円なのに比べて非常にお得感ある価格の3~4万円。

ある意味ヒジョーに割安感のあるワインかも知れません。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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「ワイン業者向け試飲会」旨安ワインをさがせ!

夏季ワイン試飲商談会に横浜へ。

今回のミッションもまた”旨安ワインを探せ!”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の試飲会で旨安ワインとして最も注目したのが、上の写真のスペイン「ムールヴィエドロ・シリーズ」。やわらかくて、果実味がしっかりとしていて、樽の効かせぐわいも良い、そしてバランスが良い。これで価格が800円~1300円なのだから、ホントにパフォーマンスが良いと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 個人的に好きなフランスのカオールにも旨安ワインがありました。やわらかくて、大地の風味がして、スムースな飲み心地。

ワインを販売する者として「まだまだだな~!」と思うのは、ワインとしてのコストパフォーマンスが素晴らしいものの多い、販売価格二千円がらみのワインに積極的に取り組めないことでしょうか。

家飲みで1本二千円は、いくら美味しくてもやや高いと感じる方が多いと感じてしまっているからかも知れません。もちろんそれ以上の価格のワインの需要もあるのですが、ひょっとしたら消費者心理に対しての、二千円がらみという価格帯が微妙に反応しにくいのかも知れません。

たぶん外食市場では、しっかりとワインを販売したいと考えているお店さんにとっては、一杯千円しないぐらいで、このレベルのワインを提供すれば、かなりお客様に喜んで頂けるのではないかという気もするわけです。

二千円がらみの販売価格帯ではイタリアワインが特に良かったように感じました。

酒屋としておススメするとすれば、普段の家飲み用に千円以下の旨安ワインを、ちょっとだけハレの日にコスパの高い二千円以下のワインをといった感じでしょうか。

もちろん特別の日には、特別なワインが気分をグンと盛り上げてくれますよ!

 

 

 

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「旨安ワイン」試飲会

都内某所で開催された、ワイン輸入会社さんの試飲会に行って来ました。

最近は本当に安くて美味しい輸入ワインが増えました。インターネット上での様々なストーリーを持つワインの紹介が、このブログも含めて沢山あるわけですが、先ずはイロイロと試してみた方が最近は良いのかも知れません。

人々を引きつけるストーリーを持つワイナリーと、そうでないワイナリー。ブランド力のある地域のワイナリーと、そうでない地域のワイナリー。ひょっとしたら、「人を引きつけるストーリーがなく」、「ブランド力のない地域」のワインが、真の旨安ワインなのでは!?という気もするわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりこの輸入会社さんでもイタリア、スペインのワインは他のヨーロッパの国のワインに比べて割安感があると思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボルドーワインの2009年は偉大なヴィンテージと言われております。しかし、正直、個人的には若いヴィンテージのボルドーワインは好きになれません。やはりある程度熟成されたヴィンテージの方が、安い価格帯のボルドーワインといえども良いと思うのです。

上の写真はボルドーワインのヴィンテージ2000年と1999年。販売価格はおそらく全て1500円以下となると想像されますが、この価格で10年以上熟成されたボルドーワインが飲めるのですから、これは価値のあるワインではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日一番の「旨安ワイン」と感じたチリ産のワイン。カベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネです。値段は千円払って、お釣りがだいぶ帰ってくる感じになると思います。凝縮感、バランスとホントに良く出来たワインだと感じました。 

いや~ビックリしました!!

 

 

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「旨安ワイン」はバランスが命!

家飲み系ワイン派が増殖中なようですね!

賢明な家飲み系ワイン派は、イタリア、スペインの旨安ワインに注目しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旨安ワイン」の重要なポイントは、味わいのバランスの良さだと思うのです。

 「旨安ワイン」に”味わいの深み”とか”余韻の長さ”とか”熟成感”とかを求めてもしょうがありません。むしろ芸術的な味わいではない、カジュアルな味わいこそが魅力だと思うのです。難しいこと言わずに気軽に美味しく飲めるのが家飲みや、家飲みパーティーには適しているのではないでしょうか。

 「旨安ワイン」を仕入れる際の判断基準は、酒屋のオヤジの場合にはだいたい三つあります。一番大切なことはあたり前ですが価格。旨安ワインと呼べる水準でないといけません。

次が味わいのバランス。レストランのテーブルワインなどで飲んだとして、普通に美味しく感じればOK!もちろんそれ以上に何か特別なことがあれば、なおさら良いですね。

最後がワインのルックス。見た目ですね。ひとむかし前に魚の形のビンに入ったワインがありましたが、今ではなかなかあの手の見た目が不必要に派手なワインはお客様の手に取っていただけないような気がしております。

どこで見かけたかは忘れましたが、ワインのラベルの替わりにイミテーションのダイヤをワインびんに埋め込んでラベルにしてあるワインがありましたが、「旨安ワイン」としては見た目にこり過ぎている感じがして「中身はど~なのかしら!?」みたいな印象を持ってしまうような気がするのです。

 もう一つ、できればメジャーなブドウ品種のワインの方が、お客様は安心感を持ってご購入されるようです。

また上の写真のワインのように「キャンティー」とか「モンテプイルチアーノ」とか「シャルドネ」とか良く耳にする名前が付いていると、それも安心感につながるようですね。ビオロジックなどの有機栽培系を好まれるお客様も少なくありません。

難しいとこ言わずに、普段の食事と一緒に飲んで満足できるお手軽ワインが、普段飲みには良いですね。

今週末あたりはお花見を企画されている方も多いと思います。「旨安ワイン」でお花見も良い感じではないでしょうか!?

 

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