“日本酒のアテ”に関する記事一覧

酒粕のデップ

 

 

ここ数年続いた酒粕人気は、ついに甘酒に移行してしまったのかも知れません。

テレビで酒粕は美容と健康にとんでもなく効果があるとのことで人気だったのですが、こんどは甘酒の方がアルコール分ゼロでおいしいとのことで、もってかれちゃった印象です。

たしかに酒粕はアルコール分を含みますが、殺菌されてない分違った効果が期待できるようにも思います。

そんなことで、今年は酒粕人気がイマイチだったこともありまして、その酒粕でどうにか健康的で美味しい酒のアテがつくれないかと試してみたんです。

ネット検索の結果、酒粕ディップをつくってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

左:酒粕+みりん+ブルーチーズ+オリーブオイル

右:酒粕+みりん+味噌+わさび+オリーブオイル

ディップをつける野菜がキュウリだったからかも知れませんが、わさび味噌の方はまあまあイケる感じ。

一方のブルーチーズの方は、おいしいのですがキューリにつけると正直いまいち。こっちはたぶんパンにぬった方がおいしそうな感じです。それでもブルーチーズのクセが和らいで食べやすい。

また、むしろ、まるで蕎麦屋さんの蕎麦味噌のように、ちょっとずつ箸でつまみながらイッパイやる方が両方ともにベターな印象です。

ブルーチーズのピザをお店さんで注文すると、そのピザの上からハチミツをかけてブルーチーズのクセを中和させたりしますが、酒粕にもそんな効果があるように感じた次第です。

もちろん日本酒を搾った後に残ったものが酒粕ですから、アテにして日本酒に合わないわけがない。素晴らしい相性です。

日本酒のアテには酒粕料理は、どんなにヘタにつくっても間違いなさそうです。

 

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韓国ではなぜスタンダードな日本酒がうけるのか?

日本酒の輸出といえば、そのほとんどが米国と韓国向け。この二つの国への輸出が突出しているんです。

米国では富裕層が多いためかより高級なお酒がうけて、韓国ではどちらかといえばスタンダードなクラスの日本酒がうけているようです。

この状況に仮説を立てれば、韓国の方が日本酒の市場として米国よりも成熟していて、過去には高級な日本酒もうけたのだが、その後に定着して今ではスタンダードなクラスの日本酒が普通に飲まれているということでしょうか。

では、なぜ韓国に日本酒が定着したのか?

先日、ご近所さんからキムチをいただいてその答えがよく分かった気がしたんです。

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普段なかなかキムチを食べる機会はないのですが、せっかくいただいたのだからと休日に豚キムチをつくりました。子供にはあまり受けが良くなかったみたいですが、白いご飯に良く合って、ついつい食べ過ぎてしまいそうな、いい大人にはやや危険な食べ物かも知れません。

で、その豚キムチの夕飯を食べる前に料理に使って余ったキムチを、せっかくだから料理用に家に置いてあった日本酒のアテにしてみたんです。

そしたら、これがまた結構イケるんですよ!日本酒の甘さとキムチの辛さが中和してなんともいい感じなんですんね。

キムチはたぶん韓国料理の基本で、日本での醤油や味噌と同じような食品だとすれば、キムチの発酵による旨みと辛さに合う甘みを持つ日本酒が選ばれる理由が分かるような気がしました。

しかしながら、この組み合わせはお料理の味わいを際立たせるような組み合わせではなく、どちらかといえばお互いの個性ある味わいを中和させる組み合わせ。

それが酒と料理の組み合わせとして良いことなのかどうか分かりませんが、とにかく「お酒がお酒がススムくん・・・♪」みたいな組み合わせでした。

意外な発見がある韓国料理と日本酒のマリアージュは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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日本酒のアテにも最高!「わさび入りチーズ」

酒倶楽部ステップで人気のあるチーズの一つ!

ナチュラルチーズ「ベームスターわさび」 オランダ産 120g 500円

クセのないタイプのチーズにわさびパウダーが練り込まれた、ツンとくるワサビの効いたチーズなのです。日本人にとっては味わいがイメージしやすいためか人気があります。

ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキー、ビール、ホッピー、マッコリ、カクテルと何にでも合いそうです。また、魚貝類のサラダに加えたり、お寿司にしたりと、お料理に使ってもよさそうですね。

お酒やお料理には地域によってそれぞれ特長があります。日本酒の飲まれる地域のお料理は、どちらかといえば辛くて塩味の効いたお料理が多いようです。また、焼酎の飲まれる地域では、どちらかといえば鹿児島のお醤油が甘いように、甘めのお料理が多い気がします。ワインが飲まれているヨーロッパでは油分の多いお料理やクリーミーなお料理が多いですね。

それぞれの地域で、お料理の味わいに適した酒が造られているのか、お酒の味わいに合わせてお料理が出来たのか分かりませんが、ベストの組み合わせなっています。

そんな中で、この和洋折衷の「わさびチーズ」は全ての良いところを取り入れた食品ですね!わさびのツンとくる刺激的な味わいは日本酒に合うし、チーズの甘みは焼酎に、クリーミーでこってりしたところはワインに合うのです。

わさび好きな酒屋のおやじとしては、やっぱり日本酒のアテとして楽しみたい一品です。チーズの良いところは、旨味がギューっと凝縮しているところ。食事の後で「お腹はいっぱいだけど、もうちょっと飲みたいな!」って時など、酒の肴にはもってこいなのですよ!

スライスしたわさびチーズを一切れ口に入れ、ツンと鼻に抜ける辛みの効いた爽やかさと、ギューっと凝縮された濃い旨味を楽しんだ後、追っかけるように、ぬるめの燗を付けた辛口の地酒を気に入ったお猪口から、わずかにコピリンコと口の中に流し込めば、わさびの辛さは酒の甘みで調和され、チーズの濃厚な旨味は酒の辛みで洗い流されます。その後から、味わいを満喫した喜びの「幸福感」や「満足感」が感じられ、心身ともにいい気分にしてくるのです。そして、「あ~うまいな~!しょうがないから明日も頑張るか!!」って気にさせてくれるのです!

人生の意味はきっと飲食を楽しむことにもあります。だから、飲んベーだって人生の意味はあるのですぞ(汗)!飲んベーなりに哲学を持って人生を楽しんでるんですからね(笑)!!

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