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「酒屋の株話」投資について

 

 

先日、ある方が新入社員の部下を連れて来られた。

光栄ににも新入社員に何かアドバイスをしてくれとのことだった。

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<うちのベランダでは将来が期待できそうもないカベルネ・ソービニョンの新芽>

 

その新入社員の方の初任給は手取りで12~13万円とのこと。

正直おどろいた。つまり何十年もの間、初任給の水準は変わっていないのだ。ひょっとしたら、いくらか下がっているのかも知れない。

その一方で、世界の資産配分のピラミッドの頂上にいる方々の資産は、おそろしいほどに膨れ上がっているのだから、何かが機能不全に陥っているような気がする。

いつの時代にも資産を持つ人と、その他大勢の資産を持たない人のピラミッドが存在するのは事実だ。

それでも、人類が発明したものの中でも最も素晴らしいとされている株式会社や金融システムが、ますますそのピラミッドの頂点を高くしている印象だ。

これでは今の若い人達は大変だ。

新入社員の方には、埼玉県の偉人、本多静六の著書にあるお金の話を伝えた。

その著書のなかで、「給料が少なくてもその四分の一は、たとえ子供に塩をかけたご飯を食べさせても貯金しなさい」

そして、「ある程度お金を貯めたなら、比較的安全と考えられる投資をしなさい」と本多静六はアドバイスしている。

それぐらいしなければ、勤務している会社にもよるが、今の若い人達の将来は本当に立ち行かないことになるかも知れない。

自身の仕事の他に、自身のポートフォリオが必ず必要なのかも知れないのだ。

株、REIT、投資信託、金・・・・投資対象は何でも良いのだが、よく考えて「比較的安全」というのが大切なのだと思う。

 

 

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