“惣誉酒造の魅力”に関する記事一覧

惣誉酒造の魅力 その③

 

 

「ブルゴーニュワインのようであり、泡のないシャンパーニュのようでもある」常温をワイングラスで飲んで美味しく、また食中酒として飲み進むほどに美味しく感じる惣誉(そうほまれ)酒造さんの酒。

惣誉さんの酒のコンセプトは二つ。

ひとつめは、一番安い酒がうまい。蔵の良心として一合200円以下で美味しい酒を造る。

ふたつめが、エレガントで時とともに成長する生酛を醸すこと。

 

 

 

 

 

 

いよいよ試飲です。

惣誉酒造の酒は、常温のものをブルゴーニュタイプのワイングラスで味わうのが美味しいのです。

冷やしてしまうと、赤ワインと同様に優雅さのある味わいが分からなくなってしまいます。

燗酒では口の中をサッパリと洗い流してくれるような、まったく違った印象の味わいになります。

燗酒はおススメできますが、やはり常温をワイングラスで味わっていただくのがベストな飲み方でしょう。エレガントで複雑さがあり、余韻の長さも楽しめます。

 

一番価格の安い酒である「辛口 特醸酒」は、軽やかな飲み口に絶妙な旨みのバランス。この酒が一升2000円以下なのだから素晴らしいと思います。

生酛を15%ほどブレンドしてあるこのこと。またこの価格で原料米は兵庫県特A地区産山田錦。

「純米吟醸」は栃木県芳賀町産の五百万石を使ったやわらかいアタックの後、穏やかな辛味を感じる春の野菜や白身魚に特に合いそうな味わい。

「生酛仕込 特別純米」は兵庫県 東条、吉川産の山田錦を使用。エレガントな口当たり、深みのある酸、ふくよかでクリーミー。脂ののった魚に合わせて素晴らしい相乗効果が期待できそうです。

なんと、パリの天皇陛下も利用された高級ホテルのレストランでオン・リスト。

「生酛仕込 純米大吟醸」は吉川産山田錦を使用。気品あるエレガントさ、柑橘系を思わせる酸、ふくよかでクリーミー。軽やかながらしっかりとしたストラクチャーのある、上質な銘醸地のワインに通じる味わい。

レストランでは、どのお店さんでも日本酒用のワイングラスで提供されているのだそうです。

 

社長さんから、非常に科学的に惣誉酒造の生酛について解説していただきました。

その科学的な話はほとんど酒屋オヤジの理解を超えておりましたが、生酛の特徴を科学的に言えば、ペプチドが多いことなのだそうです。

「ペプチドって、あのペプチドか」・・・・バイオや健康効果で話題のペプチドを多く含んでいるのなら、ひょっとして生酛は健康効果も期待できるのかも・・・・などと酒屋オヤジのレベルでは想像した次第です。

それでも、どうせ日本酒を飲むなら生酛の方が少しは体に良いと言うことなのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

惣誉酒造の酒を試してみては如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

惣誉酒造の魅力 その①

 

 

「ブルゴーニュワインのようであり、泡のないシャンパーニュのようでもある」常温をワイングラスで飲んで美味しく、また食中酒として飲み進むほどに美味しく感じる惣誉(そうほまれ)酒造さんの酒。

その栃木県にある惣誉酒造さんに訪問させていただきました。

驚きました。すべてが素晴らしいのです。

蔵の見た目、設備、原料、社長さんの考え方、スタッフの方々、そしてもちろん酒の味わいと、すべてがホントに素晴らしいのです。

そんな酒屋のオヤジの驚きを何回かに分けて、このブログのネタにさせていただきます。

まずはその見た目。アンティーク感あふれる重厚な大谷石に囲まれ、蔵自体にも大谷石が使われている見た目は、まるで美術館。

また、酒蔵なら当たり前なのかも知れませんが、隅々まできれいに掃除されております。

 

 

 

 

 

 

その昔に銀行で使われていた大谷石なのだとか。

 

 

 

 

 

 

大谷石は湿度を絶妙に保つ特徴があり、ワインセラーに使われると聞いたことがありますが、もちろん日本酒にも良い影響を与えるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

蔵の中に入って驚いたのは、その充実した設備。

広い酒蔵の中に贅沢に置かれておりました。

設備の写真はさすがにこのブログにはアップできませんが、それはもう、いわゆる地酒蔵のレベルを超えた充実ぶり。

美味しい日本酒を造ろうとすれば、原料、技術、設備が絶対に必要でしょう。ここまで徹底して設備にこだわっている酒蔵さんは、そう多くはないと思います。

12月になんとブルゴーニュから戻った社長の息子さんが蔵に加わり、ポテンシャルまでも素晴らしいと感じた酒蔵さんでした。

次回はこだわりの原料や味わいについてネタにしたいと思います。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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