“奥野田ワイナリー”に関する記事一覧

ワイン会のご報告

先週 日曜日 ステップワイン会を開催しました!

 

 

 

 

 

 

 

テーマは 「年末・年始におすすめのとっておきワインを愉しむ会」

以下 8種類のワインを愉しみました。

①シルヴァン・ボック サン・ブラン

②ベラヴィスタ フランチャコルタ アルマ・グラン・キュヴェ

③奥野田ワイナリー ヴィンテージ・ブリュット・ヌーベルバーグ

④スロボトネ ヴィナルストヴォ オランジスタ

⑤ヴァイングート テッシュ ディープ・ブルー

⑥シャトー・ラスティニャック ラシガス

⑦ゾッラ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア

⑧ハートフォード ロシアンリヴァー ジンファンデル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③奥野田ワイナリーのヴィンテージ・ブリュット の 長い余韻には ときめく方も多かったです。1990年のリザーブワインも ベースに入っているというのが 凄い!ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤ テッシュ の ディープ・ブルーも きりっとした酸味と バランスの良さが評判よかったです。シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)からできた白ワイン。かすかなピンク色も魅力的。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑧ハートフォード ファミリーの ロシアン・リヴァー ジンファンデル 2012

樹齢80年以上という 古木の凝縮感と ハートフォードらしいエレガントさで 魅惑の1本でした。

参加者には内緒で ポネンテという ドリップストッパー型のエアレーションで デキャンタージュしたものと しないものの ブラインドティスティングをしていただきましたが、まさか同じハートフォードのジンファンデルとは 思えなかったみたいで。

デキャンタージュの大切さを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おつまみは

豚肉の赤ワイン煮/きのこのキッシュ/さつまいもと柿のサラダ

自家製パン

カレンツブレッド/ブレッツエン

チーズ

フランスのMOFを受賞しているチーズ職人 ドミニク・ブッシェの羊乳のチーズ

ナポレオン・ヴュー/セザール・レガリス

羊乳の甘味を感じるハードチーズ ナポレオン・ヴューには メンブリージョというスペインの西洋カリンを煮詰めたジャムを添えて。

コーヒー豆をまぶして熟成させた ベラヴィターノ エスプレッソ

 

来年も 楽しいワイン会を企画予定です。

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

葡萄の枝の誘引作業してきました!

先週末に

甲州市塩山の奥野田ワイナリーで

畑作業してきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は 結果母枝の誘引作業です。

簡単に言うと

葡萄の樹から ワインを造るための実を

効率よく、均一に 収穫するために

樹形を 整える作業のことです。

 

2月の作業では、

今年 実をつけさせるための枝(結果母枝)を 2本選び、剪定しました。

 

今回は

その枝を 地上から 75㎝のところに這わせているワイヤーに

巻き付る つまり 誘引します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月に選定した私のカベルネ・ソーヴィニョン。

2本の枝を 左右に どうやって誘引しましょうか。

 

簡単そうですが

葡萄の樹は 冬の間、休眠状態で 地中から水を吸い上げないため、

葡萄の枝も 枯れ木のように カラカラで カチカチ。

暖かくなった春のお彼岸のころ

そろそろ 地中から 水を吸い上げ始めて

枝もしなやかさを 取り戻し始めた感じなのですが・・・・。

 

これを 折り曲げるというのは・・・・。

もしかして ポキッと いかないかなあ・・・と。

畑作業 2年生の私でも ビクビクです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり力いれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誘引後は

こんな感じです。

 

 

上から見るとこんな感じ。↓

葡萄の枝が上に伸びるように

枝に左右についた芽が

すべて 上を向くように

ねじりながら

ワイヤーに巻き付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に カベルネ・ソーヴィニョンの芽は

上を向いていないと 伸びないのだとか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誘引作業で 曲げれた枝は

こんなに 折られているんです。

でも

折られることによって

枝の先端にばかり 運ばれる栄養分が

折られた所にも 留まるため

その 両端の芽にも 十分な栄養が行き渡り、

先端のだけでなく 葡萄の実は均一に育つのだとか。

 

人間が考え出した 植物をだます技術なんですって。

 

 

作業後は マダム特製のミネストローネも 提供されたランチタイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に ティスティングしたのは

奥野田フリザンテ 2014

旨味が のってきてて 美味しかった~。

 

もうすぐ 2014年ヴィンテージは 完売で、

2015年に切り替わるのだとか・・・。

2015年は まだまだ フレッシュな感じらしいです。

今飲むなら 2014年なのかな。

 

ステップにも

奥野田フリザンテ 2014年 が まだ 数本在庫あります。

 

ご興味ある方は是非、お試しくださいね。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

奥野田ワイナリー ~剪定作業に参加~

先週末 山梨県甲州市塩山の奥野田ワイナリーで

剪定作業に参加しました。

 

まず 中村社長から 奥野田の畑のロジックや 剪定作業について

座学を受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肥料が畑に与える影響や

奥野田が なぜ 無肥料・無耕作で ぶどうを育てているかなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畑に移り 実際に どのように 剪定していくのか

実演指導です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1本1本 葡萄の樹の状況が違うので

なかなか どの枝をきるのか

即断・即決できないです。

 

今年 収穫する予定の枝を 2本選ぶのですが、

昨年の収穫が ちゃんとなされているのか。

枝の太さは 適正か どうか。

(細すぎても 太すぎても イケない・・・。)

 

そして 地上 75cm のところに 這わせているワイヤーを

基準に 樹形維持をしていくため、

数年後のために 予備枝 になるものは あるか など・・・・。

 

いろいろ 考えなくてはいけないし

いろいろ な 考え方が あるし

 

まるで 盆栽の手入れをするように

みんなで 喧々諤々・・・。

楽しいです✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この葡萄の樹も

最後は こんなに スッキリしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の カベルネも 皆さんの意見を 参考に

最後は 中村社長の ご判断で

右のような 剪定になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剪定した カベルネ・ソーヴィニョンの枝を いただき

今年も 育ててみようと思います。

 

細く、くねくねと 屈折している枝は

ストレスを感じている枝で

でも だからこそ

子孫繫栄のために

しっかりしている 芽が ついているとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うまく育てば

温かくなるころには

水につかった芽の裏側からは 根が、

水につかっていない芽からは 葉が

生える予定です。

 

ステップの店頭に 飾っていますので

ご来店の際は ご覧になってくださいね。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

メルロー 収穫してきました!

山梨県 塩山の

奥野田ワイナリーで

メルローの収穫&仕込み体験

してきました!

 

今年は 葡萄や梨が 豊作だよ~!

という ニュースを テレビや 新聞でも

耳にしましたが

ワイン用の葡萄も

もちろん 素晴らしい出来!

 

空梅雨 でしたし

夏は暑く、雨も少ない

でも 夜温は下がるから

葡萄の酸も落ちない。

 

通常 糖度 21~22度くらいが

今年は 24度以上あるのだとか。

 

すごい ビックヴィンテージが期待できますね。

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勝沼を見下ろす、標高450mほどの高台に位置する

「神田~じんでん」と呼んでいる畑。

1200株のメルローが植えられています。

 

 

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畑いっぱいに

たわわに実ったメルローがいっぱい。

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メルローは

カベルネに 比べると

大きな房ですが

今年は

より 大きく

病気の害もなく

とても健全な状態なのだとか。

 

メルロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常、

収穫しながら

傷んでるところや

熟していない緑色の実を

ハサミで取り除いていきます。

つまり

選果します。

 

今年は

ほとんどハサミを入れる必要がないほど

葡萄は良く実っていました。

 

 

とても 乾燥した暑い ヴィンテージでしたので

樹になったまま 実が干し葡萄のような状態に

なっているものもあります。

 

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これも

とても良い状態らしく

つまんで 食べて美味しければ

収穫カゴに入れて 大丈夫とのこと。

 

口に入れてみると

すっごい凝縮感。

 

蜜が詰まったような

キャンディみたいな味わいに

ウットリでした。

房によっては

干し葡萄状態の実に

貴腐菌もついているとのこと。

こんなことも 稀な びっくりすることなんですって。

 

奥野田仕込み6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫カゴの重さは 1.1Kg。

葡萄をカゴいっぱいに収穫すると10kg。

なので

収穫後は 量りで計って

11.1kg に なるよう 調整します。

量り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫終了!

 

収穫後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫したメルローの仕込み スタートです。

 

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ドイツ製の除梗破砕機。

すごく良い 性能なのだとか。

 

 

奥野田仕込み4

 

 

 

 

 

 

 

除梗破砕機に 1カゴずつ入れていきます。

投げ込み口が ちょっと高く、

私も 背伸びするようになってしまうので

ちょっと 大変でした。

 

 

除梗破砕機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

除梗破砕機で

枝と分かれた果汁は

ホースを流れて

発酵タンクの中へ

 

 

メルロー発酵タンク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレイに 枝の部分だけ 分かれて 出て来ます。

除梗カス

 

 

 

 

 

 

 

メルローの枝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のメルローが飲めるのは

約2年後。

どんな 味わいになるのか

楽しみですね。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

奥野田ワイナリー~畑作業~傘紙かけ~

日曜日

山梨県 塩山の 奥野田ワイナリー で 畑作業に参加してきました。

 

まず、中村社長の座学です。

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今年のヴィンテージは 天候が良いので

GOOD Vintage が期待できるとのこと。

ただ、冬場の暖冬が影響して 越冬菌が害を及ぼしている畑もあるそう。

 

2010年にそっくりの やや 難しい年と 思われるのだとか。

でも 奥野田では 丁寧な畑仕事が奏して

今のところ 問題なし!

 

今 葡萄は 房の成長を止め、熟していく

ヴェレーゾンというステージに達しています。

そして この 時期 海の日あたりまでに

その年の葡萄の出来の 70%が 確定するのだとか。

ということは 奥野田の 今年のワインは 期待できそうですね。

 

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私のカベルネも

こんなに 成長しました!

 

今日の畑仕事は

カベルネ・ソーヴィニョンの 房

ひとつひとつに

雨よけの傘をかける作業です。

 

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縦に切れ目が一つ入った

正方形の紙を

葡萄の房をくるむように

包みます。

ちなみに

下の二つの写真

紙の質が違います。

 

上は 通常使用している蠟紙。

下は 今回 米のデュポン社が

サンプルとして提供してくれたタイベックスで

出来た傘紙。

値段も 十倍くらい違うらしい・・・。

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切れ目をしっかりと

葡萄の梗 のところに

かけて。

傘の形にしたら

ホチキスで ぱちりと

止めます。

 

 

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この 傘かけ作業、

奥野田ワイナリーでは

カベルネ・ソーヴィニョンにだけしかしていません。

雨がかかることにより

空気中のカビの胞子が房にたまるのを防ぐために

傘かけをするのですが

傘かけによって、湿度がこもり、

病気になる危険性もあります。

 

ですので

収穫が遅く 秋雨の影響を受ける可能性のある

カベルネだけは 傘かけ作業をしますが

収穫時期の早い シャルドネやメルローには

傘かけ作業はしないのだそう。

 

また、6月の梅雨の前ではなく、

なぜこの時期に傘かけをするのかというと

夏至の前までの 葡萄は とってもデリケートな状況なので

傘かけ作業によって ショックを受け その成長を

妨げてしまうかもしれないのだそう。

 

葡萄も生きてるんだなあ と実感。

丁寧な畑作業なしには

美味しいワインはなし!を

痛感しました。

 

ランチには

奥野田ベリザンテを試飲。

マスカットベリーAで 出来た

辛口の微発泡赤。

軽やかな渋味で ランチのハンバーグにも

ピッタリ合いました!

 

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次回は いよいよ 収穫です!

今年の収穫は 全体的に 早まりそうなんですって。

楽しみです。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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