“土用丑の日”に関する記事一覧

土用丑の日、ウナギにローヌ

 

 

昨日のウナギはいかがでしたでしょうか?

今年はなぜか土用丑の日「つまりウナギの日」が2回あるとのこと。ご馳走であるウナギを食べる理由が、今年に限って2回あるのですからありがたいことです。

江戸時代に、かの平賀源内がウナギ屋に知恵を授けて以来、暑い時期の滋養食として食べられてきたという以外にも、縁起物として鰻上り(うなぎのぼり)にあやかるような食べ物なのだそうです。

お医者さんでもあった平賀源内は、今の医療業界に先駆けて長崎でワインを味わったかも知れません。と言うことで、ウナギに合わせるワインのご紹介です・・・・ちょっと強引ですが。

 

 

 

 

 

 

甘じょっぱいタレをからませて焼き上げてあるウナギにワインを合わせる場合、酸が立つような味わいのものではなく、酸が穏やかなワインの方が合うように思われます。

そこで、よく聞く組み合わせかも知れませんが、ローヌあたりの赤ワインは如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

【ローヌ・バイ・ロジェ・サボン コート・デュ・ローヌ】

非常に評価の高い生産者が造る自然派の赤ワインです。適度な濃度と同時にエレガントさのある味わいのワイン。

赤ワインとしての穏やかな酸味と、やや力強い感じがウナギの蒲焼におススメです。

次の土用丑の日にローヌ・ワインは如何でしょうか?

 

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「長期熟成酒ニューアフス1973」最強の土用丑の日マリアージュ

 

 

鰻の蒲焼などに使われる醤油ベースのタレづくりに、日本酒の熟成古酒を使えばより深みのある味わいとなるようです。

タレ自体の熟成も、そのタレに使う材料の熟成も、熟成こそが贅沢な深みを感じる味わいをつくりだすのかも知れません。

そして、もちろんそんなタレを使った鰻の蒲焼などの深みのある料理には、日本酒の熟成古酒が最強のマリアージュと言えるのかも知れません。

そこで、今回は鰻の蒲焼と一緒に楽しんでいただきたい、日本酒の熟成古酒の最高峰のひとつをご紹介いたします。

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【木戸泉 長期熟成酒 ニューアフス(AFS)1973】

ヴィンテージもののシェリー酒か、上品で質の良い紹興酒か、といった印象の黒色の熟成日本酒古酒。

通常の日本酒とはかなり印象が違うのですが、だからと言ってひねた印象はなく、驚くほどスムーズさのある飲み心地。様々な味わいが幾重にも重なり合っているような複雑感と深みのある風味。

高温山廃仕込みと呼ばれる高い温度で仕込むことにより、非常に力強く、しっかりとしたボディの長期熟成タイプの酒となるのだとか。

その後に長く熟成させることにより、ヨーロッパの伝統的ワイン生産地のワインと同じように、その可能性が開花するお酒なのです。

1973年ものですから、かなり希少なお酒です。

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特別感ある土用丑の日に、鰻の蒲焼に合わせて日本酒の熟成古酒は如何でしょうか?

 

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「くり焼酎」土用丑の日マリアージュ

 

 

今年の土用丑の日は7月30日(土)。

この日の鰻屋さんはホントに大変です。

ただでさえ暑いこの時期に、炭火の前に立って、その熱に耐えながら鰻を焼き続けるというのですから、尋常ではないほどのタフさが要求されるのでしょう。

鰻屋さんが体力、体重ともに低下させるような思いをされて焼き上げた鰻です。消費者としては出来るだけ美味しくいいただきたいものです。

ということで、今回は土用丑の日の鰻の蒲焼に合わせておススメしたい焼酎のご紹介です。

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【くり焼酎 ダバダ火振(ひぶり)】Alc25% 900ml、1800ml

四万十川源流特産

栗をたっぷり50%も使用した四万十川特産栗焼酎です。栗のまろやかな香りを大切に低温でゆっくり蒸留しました。栗焼酎の元祖ともいえる焼酎です。

あたりまえですが、栗は麦や黒糖、芋、米などよりも原料価格は高い。しかし焼酎の価格はそれほど高くはない。

つまり、本格焼酎として、他の本格焼酎と比べてお得感のある焼酎といえます。

本格焼酎のそのクリアな味わいは、ほとんどすべての料理に合います。なかでも、ほんのりと甘みを感じる栗焼酎は、やはり甘みのあるタレを使っている鰻の蒲焼と相性が良さそうです。

鰻の蒲焼で滋養をつけて、くり焼酎で血液サラサラにして、これからの暑い夏を乗り切りましょう。

土用丑の日に栗焼酎「ダバダ火振」は如何でしょうか?

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「Ch・ジャン・フォー・ロゼ」うなぎの蒲焼をアテに飲みたいワイン

明日は土用丑の日ですね。

土用丑の日って、いまいちよく分からない感じではありますが、うなぎを食べる習慣のある日だとは理解しております。

うなぎが減少しているのか、なかなか普段うなぎを食べる機会は少なくなりました。でも、せっかくの機会です。ワインでも飲みながら、より特別感を持ってこの機会を楽しみたいものです。

では、どんなワインがうなぎに合うのか?

一般的には白焼きには白ワイン、蒲焼には赤ワインでしょうか。

それでも、このブログではフランス・ボルドーの自然派ロゼ・ワインを、うなぎの蒲焼とのペアリングにおススメしたいと思います。

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【シャトー・ジャン・フォー 2011 ボルドー・ロゼ】

ここ数年で一気にうなぎの需給バランスはタイトになったようで、これまでも高級食品ではありましたが、より高級品になってしまいました。特にウナギの白焼きなどは、居酒屋さんなどで目にすることがなくなったように思います。

明日の土用丑の日も、食されるウナギのほとんどは甘みのあるタレをぬって焼き上げ、そこに山椒をふって食べる蒲焼がほとんどではないでしょうか。

そこで候補となるワインのタイプが、コクのあるタレと白身の旨みのある組み合わせに合うであろう軽めの赤ワインか、ロゼ・ワイン。しかし、連日のこの暑さです。赤ワインよりは、しっかりと冷やしておいしいロゼ・ワインの方が季節がら嬉しいと思うのです。

自然派のロゼ・ワイン「Chジャン・フォー」の自然派ならではのミネラル感あふれる味わいは、お醤油の旨みに良く合うようで、フランスの本格派のお寿司屋さんなどで、お寿司やお刺身と一緒に楽しまれることが多いのだそうです。もちろんうなぎの蒲焼と同じようなタレを使ったお寿司などともペアリングされるのです。

また、2010年ヴィンテージまでは非常にドライな味わいでしたが、2011年ヴィンテージではやや甘みも感じるようです。そんな微妙なニュアンスも甘みのあるタレの味わいと合うのではないかと思うのです。

土用丑の日に、より高級感の増したうなぎの蒲焼をアテに、ミネラル感あふれるボルドーの自然派ロゼ・ワイン「Ch・ジャン・フォー」は如何でしょうか?

 

 

 

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