“ワイン投資詐欺”に関する記事一覧

ワイン投資詐欺にご用心!

ヨーロッパでワイン投資詐欺グループが何軒か御用!

イギリスでここのところ立て続けに、ワイン投資グループ詐欺が摘発された。一つはビンテージ・ワイン・オブ・セント・アルバンスというグループで、アメリカのお医者さんを専門に有名なボルドーやトスカーナワインを購入して熟成させ転売するという目的でのワイン・ファンドを販売。

もう一つはヌーボー・ワールド・ワインズというグループ。こちらはオーストラリアの超有名ブティック・ワインを購入し熟成後転売の目的でのワイン・ファンドを販売。ワインの内容はワイン雑誌の「ワインスペクテーター」が世界ベストワインのベスト10以内に入れる超レアものや、ワイン評論家のロバート・パーカーさんが100点を付けたワイナリーの、これまた超レアワインなど。

これが詐欺でなかったら、絶対にお金出しちゃうかも!?みたいな投資内容。素晴らしい・・・詐欺じゃなかたら!(笑)。先進国全体に今は資産運用の機会が少なくなっています。もし、お金に余裕があって、ワインにも興味がある人なら「へへへ・・じゃあ1億も入れとっかな。でもスゴすぎるから大勝負賭けちゃおかな~!!」みたいな気持になっても、まったく不思議ではないですね!

日本でもこの手の詐欺が広がるかもしれません。ワイン好きの方はご注意を!!

じゃあワイン投資は全て詐欺なのかといえば、そんな事はありません。ひょっとしたら、投資ファンドの中では一番古くから存在する分野ではないでしょうか。有名どころのワイン・ファンドでは、ボルドーの高格付けワインのみに特化し、超難関といわれるマスター・オブ・ワインを持つ専門家をアドバイザーに迎え、イギリスで昔軍事目的で使用された地下深い要塞(ようさい)を保税倉庫としてワインを管理しているのです。そこは英国女王陛下のワインも管理されている程の場所。

もちろん、酒屋のおやじレベルでは、そのワイン・ファンドにどうやって投資したら良いのかは、まったく分かりません。たぶん一生えんがないでしょう!(笑)

ボルドーワイン全体では販売量が大幅に減少しているようです。しかし、その中のでも格付けの高い有名ワインには、今でも日本のバブルの頃のように中国、香港でスゴイ値段が付いているのです。スゴイ世界です。

バブルの頃、漫画本で見た不動産屋の社長さんがロマネコンティーをドンペリニョンで割って飲むシーンを思い出してしまいます(笑)。たぶん、その頃には本当にそんなことした人がいたと思いますね!もう二度と日本にそんな時代は来ないと思いますが!ちなみにバブルのころ、銀座でロマネコンティー飲むと一本100万円でしたが、現在では世界の状況を反映して一本200万円!!(汗)

そんな場所が世界のどっかにあればワイン・ファンドは儲かりそうですね!!でもご注意を!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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