“ロン・サカパ”に関する記事一覧

「ロン・サカパ」豊かであふれるような甘み

 

 

オーセンティックな雰囲気でありながらカジュアル感もある、いい感じのバーへお邪魔する機会がありました。

そんなお店さんでは必ず、酒屋として気になってはいるが、普段飲むことのないお酒を試すことになります。

まず世界的に評価の高いクラフトビールの生を2種。

キッチリと「泡切り」されたビールは、普段飲みなれたビールと比べたら異次元のウマさかも知れない。クラフトビールが世界的に盛り上がっている理由が良く分かるような気がした次第です。

 

その後は、薄暗いバーカウンター背後にある酒の棚に目を凝らして物色。本日のメインのイッパイとして見つけ出したのはグアテマラのラム酒「ロン・サカパ」。

ソレラシステムにより熟成された23年ものだ。

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【ロン・サカパ】

大手ブランド企業の傘下となったが、スコッチウイスキーなどと比べると、やたらとコスト・パフォーマンスが高いと思える価格はうれしい。

そして、それはまた想像以上にウマかった!ちょっと驚きました。

「そりゃ~大手ブランド企業が手を出すわけだわ!」と感心した次第です。

ソレラシステムとは、シャリ―酒や泡盛の熟成方法と同じような、継ぎ足ししながら熟成させる方法。

だからなのか、やわらかで、まろやかな古酒ながらフレッシュさも感じる風味。

 

いい感じのバーで、豊かであふれるような甘みを感じる「ロン・サカパ」でもチビチビやりながら、バーテンダーさんの気の利いたお話でも聞いた日には、ほんとうに癒されるような気がした次第です。

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ロン・サカパ」イタリアで人気の高級ラム

日経新聞に掲載された記事によれば、蒸留酒の大手による世界シェア拡大のためのM&Aが白熱しているとのこと。先日アメリカのビームを傘下に収めた日本のサントリーさんも交え、先進国、新興国での成長市場である蒸留酒ブランドの争奪戦が激しくなってきているのだそうだ。

なんでも蒸留酒の世界市場は2013年に約22兆円と5年前に比べ31%増えており、数量が11%増なので、高額品が伸びているとのこと。

インドや中国では、独特の販売文化に対応して現地企業への出資でシェアを拡大する戦略。また北米などの先進国でもビールに飽きた消費者がワインや蒸留酒にシフトしていることが追い風となっているようだ。

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【日経新聞さんの記事】

そんな激しい市場争奪戦下で、世界の蒸留酒最大手である英ディアジオさんが2011年に50%出資したグアテマラの高級ラム酒ブランド、標高2300メートルの高地で熟成させてつくる「ロン・サカパ」がイタリアで人気になっているのだそうだ。

なんでもイタリアでは宣伝広告を打てるほどに広まっているとのこと。

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【ロン・サカパ センテナリオ 15年 ソレラ】AL40% 700ml

海抜2300メートルの高地で、シェリー酒の熟成方法であるソレラ・システムにより15年の年月をかけて熟成、ブレンド。その後さらにアメリカンオーク樽で熟成させた、甘味、複雑味、深みのある高級ラム酒。

「ロン・サカパ」ブランドのコマーシャル・ディレクターは、このブランドの先進国での売れ行き拡大に自信を示しているとのことだ。

量より質で世界的に伸びている蒸留酒市場において、世界最大の蒸留酒企業であるディアジオさんの急先鋒ブランドとも言える高級ラム酒「ロン・サカパ」を試してみては如何でしょうか?

ちなみに瓶に巻いてあるヤシの葉を使った中南米の伝統的な手編み「ペタテ」は、マヤ文明で最も繁栄した王朝の王族のみが使用できる織物なのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

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