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香港の高級ワイン・オークションは引き続き大活況!!

先週末の香港ワイン・オークションは、引き続き大盛況でした!!

 

写真は高級ワイン市場をリードするシャトー・ラフィット・ロートシルト。

先週末、香港のホテルで高級ワイン・オークションが行われました。香港ワイン・オークションは、その活況ぶりから今最もホットな場所となっているようです。

今回注目されたのは、サザビーズのオークションにイギリス人の著名作曲家で「キャッツ」や「オペラ座の怪人」などの作曲を手掛けたアンドリュー・ロイド・ウェバーさんのワイン・コレクションが出品されたことです。それ以外にもボルドー・ワインバンクから多数の高級ワインが出品されました。

このオークションではUS$14.6m(約12億1千万円)のワインが競り落とされたのだそうです。ロイド・ウェバーさんの売却額は予想を越えてUS$5.6m(約4億4千万円)に達しました。ペトリウス1982が一ケースUS$77,564(約644万円、一本約54万円)。シャトーラフィット・ロートシルト1982が一ケースUS$58,949(約489万円、一本約41万円)。DRCロマネ・コンティー1996が6本でUS$55,847(約464万円、一本約77万円)などなど。

またアメリカ老舗のワイン商、アッカー・メラル&コンディッツのオークションではブルゴーニュワインの競りが中心となりました。ワイン造りの神様、アンリ・ジャイエ・リシュブルグ1985が8本でUS$100,103(約831万円、一本約104万円)。DRCラ・ターシュ1978が6本でUS$65,692(約545万円、一本約91万円)などと、こちらも大活況。

アッカー・メラル&コンディッツのオークションでは、合計1200ロット以上のワインがUS$10.8m(約9億円)競り落とされました。同社は2010年に6回のオークションを香港で行ないUS$39m(約32億円)を売り上げております。2011年も最低6回のオークションを予定しているとのこと。次回は3月25・26日に開催されるのだそうです。

今回のオークションも香港を含む中国の買いが中心となりましたが、アメリカやヨーロッパからの参加者も戻ってきたようです。景気が回復基調にある裏付けなのでしょうかね!

考えてみれば高級ワインの売り手は市場価格を崩してまで売ろうとはしてないわけで、少々株や不動産価格が下がったからといって簡単には高級ワインが値下がりすることはないのです。供給は不安定、それに対して需要は強力に強いのです。この先、高級ワインは益々高級になりそうな感じですね!

アンドリュー・ロイド・ウェバーさんの話を聞いて「できる人は何やってもお金が儲かっちゃうのよね~!!」って、うちの女房殿が言ってましたけど、この方法こそは高級ワイン投資の基本なのかも知れません。

自分の気に入ったワインを、信頼の持てる相手から購入し、他の人からも信頼される程の完璧な保管場所でワインを寝かせる。飲んで楽しむことを基本として、価格が予想以上に値上がりすれば自分の持つコレクションの一部を売却する。これこそがワイン投資の王道なのだと思います。故に、できる人が成功するのかも知れませんね!

以前、高級ボルドーワインの2000年ヴィンテージを日本の大手ワイン輸入会社が大きく買い上げて、当時話題になりましたが今はどうなっているのでしょうかね!?もしまだ保有していればスゴイ含み益ですよね!!(汗)

US$1=83円の換算です。

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高級ワイン・バブルなう!!高級ワインはロンドン経由で香港、中国へ!

イギリス・ポンドやユーロが弱含んでいるせいか!?中国、香港のお金持ちが高級ワインを買いあさっている。

格付けの高い高級で希少なワインにスゴイ値段が付いている!ポンドやユーロが下落しているため円建てだとその価格の値上がりにピンと来ないのですが。

ロンドンの高級ワイン商のボルドー・インデクスさんでシャトー・ペトリウス1982の6Lインペリアル・ボトルが一本£45,000(£/円が140円として6百30万円)で売れているらしい。これはボルドー・インデクスさんの13年の歴史の中で最も高値なのだとか。創業者のゲーリー・ブーンさん曰く、アジアへの高級でレアなワインの売れ行きが急上昇しており、値付けもそれを反映させているのだそうです。何ともうらやましい限りなのです!(汗)当然、日本以外のアジアですが!(涙)

また、ロンドン・ボンハムでのワイン・オークションでは1988年のロマネ・コンティー12本が£42,550(為替が140円で約6百万円)で落札されたのだそうだ。たぶん中国や香港の方だと推測される。日本円だとロマネ・コンティー1988年が12本で6百万なら、全然高くないじゃん!!って感じもしますが、£/円は250円ぐらいしてた時期もありますから、それを加味すれば結構な水準となるのです。

全体で89%の凄いワインが売れてしまっている模様。でも銘柄によって人気のないワインもありラ・ターシュのマグナム・ボトルあたりが売れ残っているらしい。(涙)

フランスの高級でレアなワインがイギリスに集まるのは、その歴史と大規模のワイン用保税倉庫を持っている事に寄るのでしょうか?マスター・オブ・ワインの様な超難関の資格が古くからあり、体制が整っている事もあるのでしょう。(ちなみに日本人では一人も保持者がいません!フランス人にも少なく、英語圏の弁護士に保持者が多い!なんででしょ?)

高級ワインの価格は世界のビリオネラーの数と今のところ連動しています。そして現在、高級ワインの価格は歴史的に高い水準にあるのです(€や£建てでは)。当然、世界のビリオネラーの人数も増えている様子で、新しくビリオネラーとなる人の3分の2はアジア系。悲しい事に、その中に日本人は多分いないでしょう。いても極々少数でしょうか!?(涙)

今後、益々ワインも金も自動車も高級食材もみんな中国やインドに飲み込まれて行く感じですね。この流れは止まりそうにありません!日本にある家族経営の酒屋でありながら、好況アジアの恩恵を受けるにはどーしたらいいんでしょかね???何とか流れに乗ってみたいものです!!

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