天然酵母で創られたワインはそれほど多くありません。
それは、自然界に存在する膨大な数の菌の中で、よりワイン造りに適した酵母菌が活動するのかがハッキリしないため。ワイン製造に失敗するリスクが出てくるのです。
ワイン業界ではそんな天然酵母で発酵させたワインを「自然派ワイン」と呼びます。
大昔のワイン造りはすべて天然酵母によるもの。つまり酵母を添加するようなことはしなかったのです。
天然酵母のワインを造るためには、大昔と同じように有機栽培のブドウでなければいけません。ブドウの皮に生息する天然の酵母は、農薬などの散布に影響を受けるのです。
つまり、天然酵母ワインとは有機栽培ワインよりも、より自然なワインに近いわけです。
日本産のワインにも、そんなリスクを恐れない天然酵母で造られたワインがあります。
【くらむぼんワイン ベルカント マスカット・ベリーA天然酵母】720ml
手間暇かかるため有機栽培の認証は取っていませんが、自社のブドウ畑に散布するのは、有機農法で使用可能なボルドー液を薄めたもののみ。
マスカット・ベリーAのワインにはベタっとした甘みのある印象がありますが、このベルカントにベタっとした感じがありません。みずみずしさのある辛口赤ワインで、赤色の強い果物のような風味の、自然な味わい。
自然派ワインらしく、穏やかでやわらかな口当たりの後に、ワインがスーっと身体に馴染んでいくような心地良さがあります。
「自然派ワイン」「有機栽培ワイン」「ビオワイン」「国産ワイン」などのキーワードが気になる方におススメしたいワインです。
また、欧米で知名度の高いデカンター・ワイン・アワードを受賞していることから、味わいの評価も高いワインなのです。
国産の自然派、天然酵母ワインは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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