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ポスト本格焼酎ブーム市場で逆張り

 

 

焼酎ブーム到来から10年以上経過。

あれだけ在った焼酎バーは、もうあまり見かけなくなりました。

それでも、焼酎ブームで本格焼酎は間違いなく日本全土に定着。宮崎県の芋焼酎大手などは、焼酎ブーム以降も売り上げを驚異的な右肩上がりで伸ばしています。

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焼酎業界の売り上げは二極化したようです。

宮崎県の大手芋焼酎メーカーのように、焼酎ブームを弾みにして売り上げを伸ばしているところもあれば、まるで焼酎ブームが弾け去ったような状況も同時にみうけられるように感じます。

もともと焼酎ブームを主導したのは芋焼酎。麦焼酎はもともと認知度が高かったが、他の焼酎はそれに追随した印象でした。

そんな「芋焼酎の次に来るのは○○焼酎だ!」などと言われた米焼酎、黒糖焼酎、泡盛あたりの都心での流通量が、最近特に減っている印象です。

焼酎バーの多くは姿を消しましたが、飲食店や自宅で本格焼酎を楽しんでいる方々は多い。しかし、そのほとんどが芋焼酎か麦焼酎。

他の焼酎の流通量は、たぶん今後も減少して行くのでしょう。

しかし、焼酎ブームは今までに何度か繰り返されて来たこと。もし、次にブームが到来するとすれば、たぶん麦や芋以外の焼酎となるのではないか、と想像する次第。

このまま行けば、現在の国産ウイスキー市場のように、「ないものねだり」がブームを創る可能性も将来的にあるように思うのです。

黒糖焼酎の関係の方が、「奄美の焼酎メーカーはまた減って・・・・・」みたいな話をされておりました。

逆張り派としては、特に黒糖焼酎の扱いを増やしてみようかと考えている次第です。

 

 

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