“ボジョレー・ヌーヴォー”に関する記事一覧

「ボジョレー・ヌーヴォー」今年のトレンドは量より質

ボジョレーと日本の人々は発音するのだと思いますが、新聞にはボージョレと書かれております。

たぶんボージョレの方が現地での発音に近いのでしょうか?・・・・・まぁ、どちらでも意味は伝わるので、どっちでもいいのですが(汗)!

さて、いよいよボジョレー・ヌーヴォー解禁日が近づいて来ました。次の木曜日11月20日です。

2年続いた難しい年の後の2014年は、かなり期待できる水準とのこと。楽しみです。

メディアによる、またまたお得意の「〇〇年に一度の当たり年!」みたいな話が、ボジョレー・ヌーヴォー解禁のムードを盛り上げることになるのかも知れませんね(笑)。

2014111611370000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本経済新聞さんに掲載されたボジョレー・ヌーヴォー消費量の推移】

日本でのワインの消費量は増え続けているのだが、ボジョレー・ヌーヴォーの消費量は減少傾向にあるようだ。

今年の輸入量は昨年を8%程下回る見通し。しかし、その一方で高価格のプレミアム・クラスのボジョレー・ヌーヴォーの輸入は大幅に増えているとのこと。

ワインが日常生活に浸透する中で「お祭り」としての役割は低下しており、メーカー、消費者ともに量より質を求める傾向が強まっているのだとか。

数年前まで激安ボジョレー・ヌーヴォーに注力していたイオンさんが、今年はフィリップ・パカレのボジョレー・ヌーヴォーを販売すると言うから驚きです。

ワイン消費の現場は急激に成熟しているようで、嗜好の多様化と共に、量より質を重視する流れのようですね。もちろん価格に対する質の要求も益々厳しくなってきているのですが。

 

量より質と言えば、酒倶楽部ステップでも毎年好評をいただいております、当店一押しのボジョレー・ヌーヴォーであるジャン・クロード・ラパリュを販売致します。

ご予約以外の在庫はそれほど多くはないため、ご興味のある方はお早めにご予約、もしくはお買い求め下さい。

今年は期待できるみたいですよ~!

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「自然派ワイン」すうっと身体の奥深くに穏やかに馴染んでいく

あたりまえの話ですが、もともとワイン造りはすべてが完全無欠の自然派でした。

「その地域に生息しているブドウを収穫して壺に入れるだけ!」みたいな、生産性が良くないだけでなく失敗のリスクも高かったのだと思います。

それが近年、すべての他の農作物と同じように生産性の向上のために化学肥料が使われ、発酵の失敗のリスクをなくすために他から持ってきた酵母を加えて造られるようになったのでした。

その後、たぶん自然派ワインの始まりはフランスのボジョレー地区ではないかと思います。

自然なワイン造りに回帰し、その土地の自然環境を反映させ、自然な生態系から生まれた自然な酵母で、さらに収穫量を抑えるなどのテクニックを用いてより美味しいワインを造ろうという流れが広がってきたのです。

しかし、一般的に自然派ワインは手間暇がかかり、さらに自然な酵母での製法のため人間による発酵のコントロールが難しいため、大手のワイン生産者にはリスクが高い。

したがって自然派ワインの生産者はどこも小規模だと言われております。

2014090110430000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

【自然派ワイン】

そんな自然派のワインの共通点はブドウの木の根が地中深く伸びているためかミネラル感があり、すうっと身体の奥深くに穏やかに馴染んでいくようなナチュラルさがあることでしょうか。

また、有機栽培の野菜がなかなか腐らないのと同じように、栓を開けてから酸化しにくいのです。そのワインにもよりますが、自身で試したときには20日間は大丈夫でした。ぜんぶ飲みほしてしまい、その後どうなるのか分かりません。

ひょっとしたらワインはある意味、健康に生きているのかも知れません。

だから月の満ち欠けと同じ周期で、ワインの風味が開いたり閉じたりするようです。自然派ワインは満月の夜に飲むのがイイんですね。

さて、自然派ワインと言えば、今やボジョレーを代表する自然派生産者となった「ジャン・クロード・ラパリュ」のボジョレー・ヌーヴォーのご予約受付もそろそろ開始致します。

「ボジョレーってやっぱりブルゴーニュだったんだね!」って思わせるエレガントさのある自然派ワインです。

80121-213x300

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【100年以上前につくられた木製垂直式圧搾機を用いて、ゆっくりとプレスを行うラパリュさん】

すっと身体に馴染むような自然派ワインは如何でしょうか?

また、ボジョレーを代表する自然派ワインの「ジャン・クロード・ラパリュ」のヌーヴォーは如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ボジョレーNは安いというだけでそんなに売れるの??

今年のボジョレー・ヌーヴォーは、何だか大手小売店の安売り合戦と化している様相ですね。いくら円高が進んだからといって安くなりすぎな感じがするのですが・・・・!(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の格安ボジョレー・ヌーヴォーが1本750mlで980円ぐらいだったと思うのですが、今年は一気にその半額以下!そこまでする努力は素直に素晴らしいと思います。

今年は大手スーパーでの価格が1本500円。何でも安く販売する大手のお店では400円台の後半。これが最安値かと思ったら、先程ご来店されたお客様のお話では、どこか違うお店さんで「300円台の後半の値段が出てたわよ~!」っておっしゃってるじゃーないですか!?

想像するに、例えばフランスのボジョレーワイン生産者からの渡し価格が1.5ユーロ(160円ぐらいか)だとして、それから空輸ですから高い運賃を払って日本へ輸入することになります。通常のボジョレーヌーヴォーだと空輸分のコストとして1本あたり1000円ぐらい販売価格は高くなります。

一般的な輸入方法では380円とか500円で販売するのはどう考えても難しい。想像でしかありませんが、大量にワインを発注して価格条件を引き出し、なおかつ安い空輸の方法で運び込むしかないように思えます。これで、利益も出すのですから大変なことです。中小のワイン輸入業者には、タダでワインを譲り受けても難しいような気がしてしまうぐらいです。

で、酒屋の素朴な疑問としては、ボジョレーヌーヴォーをビックリするぐらい安い価格で販売すれば、やっぱりビックリするぐらい売れるのか?ということ。

安く販売するには大量に仕入れるのが常識的な行動ですから、ひょっとしたら今日お客様が言ってた300円台後半の価格というのは、他の小売り店の安値を見て、赤字覚悟で値下げしたのかも知れませんね。

ホントは酒類業界でそれやると「乱売だ~!」ってな理由で税務署さんから怒られるハズなんですがね~!(汗)ま、背に腹は代えられないってことでしょうか。

これで、「ボジョレー・ヌーヴォーは安物ワインだ!」ってイメージにつながらなければ良いのですが・・・・・・!(汗)

酒倶楽部ステップには、格安ボジョレー・ヌーヴォーはありませんが、質の良いボジョレー・ヌーヴォーの在庫はまだございます。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ