“ペンフォールズ”に関する記事一覧

「ペンフォールズ」オーストラリアワインの名門

 

 

オーストラリアワインとして、もっとも有名な高級ワインといえば「ペンフォールズ」の「グランジ」でしょうか。

「ペンフォールズ」は、数年前に1本約1千万円のワインをリリースするなど、高級オーストラリアワインの顔役ともいえるワイナリー。

現在は世界最大級のワイン会社トレジャリー・ワイン・エステーツの傘下にあり、日本ではサッポロビールの扱いです。

今回、大変にありがたいことに、サッポロビールさんから試飲会のお誘いをいただきました。

 

 

 

 

 

 

<ペンフォールズのワイン各種>

ペンフォールズのトップブランドである「グランジ」の2012年ヴィンテージの現在の参考上代は30万円とのこと。流石にグランジの試飲はありませんでした。

それでも参考上代25000円の「RWTバロッサ・ヴァレー・シラーズ」までの試飲はさせて頂きました。

「タンニンがワインに見事に溶け込んで、ベルベットのような舌触りの・・・・・・・」みたいな感じには達していませんでした。ヴィンテージの若いワインばかりだったためか、どれも今飲むにはもったいない印象です。

「パワフル、凝縮、リッチ・・・・・スバらしい~!・・・・でも、いったいいつまで寝かせたら飲みごろになるのだろうか?」みたいな印象でしょうか。

グランジのコレクターに対しては、ワインメーカーからリコルクのサービスが受けられると聞いたことがあります。

キッチリと10年ごとにでもリコルクのサービスを受けたなら、100年以上問題なく過ごすのではないか、と思うほどの成分の豊かさを感じた次第です。

トップブランドの「グランジ」に限らずペンフォールズの赤ワインとは、熟成してこそその真価を発揮するのではないかと感じた試飲会でした。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

グランジは今が買いどきなのか!?

中国の景気後退の影響なのか、販売価格が下落傾向にあったグランジを含むペンフォールズ・ブランドのワイン販売価格が、オーストラリア国内で今月一気に下がった。

前月対比で-5%~ー24%の値下がり。-24%は2005年ヴィンテージのグランジで、新しいヴィンテージほど値下がりは大きいようだ。

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ペンフォールズ・ブランド・ワインの販売価格の値下がりの背景には、経営が思わしくなく、また先日の買収提案を断った親会社のトレジャリー・ワイン・エステーツからの強いプレッシャーがあるようだ。

ワイン専門の情報サイト「ザ・デキャンター.com」によれば、今月に入りトレジャーはオーストラリア国内でペンフォールド・ブランドの値下げ販売を行っているようだ。次のヴィンテージのために、今ある在庫を少なくしたいとの思惑があるとのこと。

買収提案を断ったことにより、売上高や利益に対するプレッシャーがより強くなっているとみられている。特にグループを代表するブランドであるペンフォールズへの期待は大きい。

その販売プレッシャーがオーストラリア国内でのペンフォールズ・ブランドすべての販売価格を下げているようだ。

これは、いわゆるオーストラリアン・シラーズ・ファンにとって朗報なのか?

凝縮感あるオーストラリアのシラーズには、かなり長い期間での熟成に対するポテンシャルがるように思います。この手のボリューム感あるワインにとって10年とか20年はまだまだ若いと言えるかも知れません。

また、古いヴィンテージほど消費されたり、コレクターのセラーから出てこなかったりで流通量は少なくなり、価格は下がりにくくなります。

この販売価格の値下げで1990年代や1980年代のペンフォールド・ブランドの売りものがあれば、それはワイン・コレクターにとって非常に魅力的な購入のタイミングだと言えるのではないでしょうか。

ちなみにペンフォールドのグランジ・シラーズ1988は、今月に入って565オーストラリアドル(約55,000円)で値付けされておりました。

そのシルキーな濃醇さは、他のどんなワインにも代えがたい味わいなのです。

 

 

 

 

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「ペンフォールズ アンプール」がシドニー空港で販売されている!!

酒類の専門誌「ザ・ドリンク・ビジネス」によれば、世界で一番高価なワインとして話題になった「ペンフォールズ・アンプール」がシドニー空港で販売されているとのこと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザ・ペンフォールズ・アンプール   (中身は2004年 カリムナ ブロック 42 カベルネ・ソーヴィニョン)

 シドニー空港で販売されているのは12本リリースされた内のナンバー11で、価格はAU$168,000(約1,450万円~1,500万円)、もちろん1本のみ。オーストラリア中のワインショップを探し廻っても、実際に見たり購入したり出来るのは、このシドニー空港だけなのだとか。

 シドニー空港でこの「アンプール」を販売しようとしているザ・ニュアンス・グループ・オーストラリア曰く、「この12本のうちの1本を保有していることが、限定ワイン販売にとっての戦略となる」と、また「我々の古いヴィンテージ・ワインやレアなワインの販売は伸びており、希少価値の高いワインを望まれるお客様へステータスを示すことができる」としている。

 ちなみに、もしこのザ・ペンフォールズ・アンプールを購入して、その後にこのワインを開けると決めた時には、ペンフォールズのシニアクラスの方が”スペシャル・オープニング・セレモニー”のために駆けつけるらしい。

もしシドニー空港に行くようなことがあれば、忘れずにニュアンスさんのワイン売り場を訪れて、「お~!!」って感心しながらいっとき見ていたい感じがする酒屋のオヤジです。

「いったいどれぐらい酒屋として信用を得られれば、アンプールが扱える酒屋になれるのか!?」まったく高さの違い過ぎる段違い平行棒みたいですが、一応「競合他社の視察がしたい!」って思うわけですね(汗)!

 日本にも1本ぐらいはあるのかな!?

 

 

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