「抜けがいいね」とか、「酔い心地がいいね」とか、「深酒しても頭が痛くならない」などと、お酒の良さを表現することがあります。
ワインに限らず品質の良いお酒とは、ちょっとぐらい飲み過ぎても辛くないから不思議。
そんな、お酒の本質を追求した酒ともいえる、いわゆる自然派ワインと呼ばれるワインのご紹介です。
ドメーヌ・デュ・ブー・デュ・モンド 「オップラ」 コート・デュ・ルーション (南フランスの赤ワイン)
スーっと、たてに伸びて身体の中に染みてくるような味わいから、人間の身体に馴染むナチュラルさみたいなものを感じる、いわゆる自然派らしいワイン。
ひょっとしたら、口に含んだ瞬間に果実味が爆発するような、商業化さらたワインの対極を目指したワインといえるかも知れません。
2005年に南フランスのルーションでこのドメーヌ・デュ・ブー・デュ・モンドを設立したエドワール・ラフィットさんは、ローヌの気合の入った自然派ワイン共同組合として 知られるエステザルク共同組合で醸造責任者として腕を振るった人物。
大役をこなすうちに、自分の可能性を試したいという欲求に駆られ、いちから理想のワイン を造り上げることを決意したのだとか。
理想的な畑を求めて探しまわった末、フランスの果てともいえるスペインとの国境も近いピレネー山脈の支脈に広がる畑を見つけました。
そして、この地の素晴らしい自然を重んじ、複雑な土壌と地元品種を生かしたワイン造りを始めたのでした。
ブルゴーニュ・ワイン・ファンの多い日本人の嗜好に合ったワインではないでしょうか。ワインが自然派かどうかだけではなく、そんな伝統的なエレガントさを持つ味わいは、どこかブルゴーニュ的な味わいだと思うのです。
また、ブルゴーニュ・ワイン価格が高止まりしているなかで、お得感を持って楽しんでいただけるワインだとも思います。
自然派ワインらしいピュアーさを持ったエレガントな味わいのワインは如何でしょうか?
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