“ピノ・ネロ”に関する記事一覧

ピノ・ネロの魅力

 

 

イタリアで最も多くピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を生産しているのがオルトレポー・パヴェーゼです。

その地域のDOCGはピノ・ネロ100%で造られるスパークリングワイン「オルトレポー・パヴェーゼ・メトド・クラシコ」。

しかし流石はイタリアです。ピノ・ネロを使った赤ワインはもちろん、甘口以外ほとんどのタイプのワインがピノ・ネロから造られています。

 

 

 

 

 

 

【様々なタイプのピノ・ネロ】

白のスパークリングはどれもエレガント。青リンゴを思わせるキレの良い酸味がとても心地良い味わい。

講師の先生は、食前酒としても素晴らしいが、塩とレモンで食べる魚介のグリルやトンカツ、天ぷら、子牛肉などと相性が良いと語っておられました。

また、生産者の方は、東京で食べたしゃぶしゃぶとは素晴らしい相性だったと語っておられました。

 

ロゼのスパークリングは非常によくできた、完成度の高さを感じる味わい。

スキンコンタクトのみの色付けで、60ヶ月の瓶内二次発酵させたスパークリングは、木いちごやスグリのようなベリー系の風味が心地良く、やや苦味をともなうキレがまた飽きさせません。

クルアゼと呼ばれる上質なスパークリングワインでDOCG。流石に素晴らしい。

食前酒はもちろん脂の乗った魚介類にピッタリとのことです。

 

赤ワインはエレガントであると同時に、しっかりとしたストラクチャーを感じる味わいで、濃い色合い。上質で長期熟成にも十分に耐えるような成分の凝縮感を感じます。

これはもう鴨肉や子羊と一緒に楽しみたい味わいです。

 

ピノ・ネロの白ワインを味わったのは初めてでした。これがまたサッパリとしていて、まったくピノ・ネロとは気が付かないのではないかと思うような味わい。

 

オルトレポー・パヴェーゼのピノ・ネロの魅力は、ブルゴーニュなどのピノ・ノワールと違い、様々な表情があることでしょうか。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「カルテシオ・ノワール」ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)のマリアージュとポテンシャル

ワインやグルメに関する人気コラムニストは、ピノ・ノワール(ピノ・ネロ)のことを、「最も幅広くお料理に合わせやすい赤ワイン」と表現しておりました。

例えば二人でレストランへ行き、肉料理と魚料理をそれぞれ注文した場合などに、ピノ・ノワール(ピノ・ネロ)を選択するのは、なかなかセンスの良いマリアージュと言うことなんですね。

そんな和食も含めた幅広い料理と相性の良いピノ・ノワール(ピノ・ネロ)は、食中酒として最も適した赤ワインと言えるかも知れません。

今回ご紹介させて頂くのは、先日の三連休に試飲販売が好評だった北イタリアのピノ・ネロ(ピノ・ノワール)です。

2014101610530000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【トッレヴィッラ ラ・ジェニージア カルテシオ・ノワール2012】 ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)100% オルトレポ・パヴェーゼDOP

先日も書きましたが、このワインはイタリアのガンベロ・ロッソ(イタリアのグルメ専門誌)の「お買い得ワイン特集」で選ばれたイタリアのピノ・ネロ(ピノ・ノワール)。

歴史ある共同組合とミラノ大学のコラボレーションにより高い評価を得ているワインです。

北イタリアのピノ・ネロらしくエレガントで軽やかな味わい。キレイな酸が印象的です。紫色や赤色の花びらを思わせる香り、ストラクチャーはしっかりとしているが軽やかで、スルスルと飲めてしまいそうなみずみずしさのあるワインです。

しかし、正直なところまだ若いためか一口目にはややすっぱく感じるかも知れません。二口目から「あれ!スッパイと思ったけど、やっぱりうまいかも!!」みたいな印象になるようです。

そんなしっかりとした酸のストラクチャーは、ワインの長期熟成を可能にすると言われています。

もし自宅でワインを保管できるなら、数年~二十年の間ぐらいで熟成させてみるのもおススメです。ちなみに先日ブルゴーニュの2001年を試飲する機会がありましたが、まだまだ若い感じでした。

今飲んでも食事に合わせやすく、なおかつ熟成の可能性を秘めた北イタリアのピノ・ネロ(ピノ・ノワール)は如何でしょうか?

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ピノ・ネロ」エキゾチックなイタリアンテイスト

イタリアワインの「ピノ・ネロ」とは「ピノ・ノワール」のこと。

しかし、そこは個性派ワインの多いイタリアです。ブルゴーニュを代表とする世界のピノ・ノワール生産地のワインの味わいの傾向とは、また違った個性を持つワインなのです。

2014013011360002.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ピノ・ネロ マルケIGT】

 イタリアワインの持つ個性的な味わいの世界観を酒屋のオヤジなりに表現すれば、「よりヨーロピアンなエキゾチックさのあるワイン」でしょうか。他のどの国にもない、イタリアっぽいエキゾチックなテイストのエッセンスがワインに加えられているような印象です。

 イタリアの多くの「ピノ・ネロ」もまた、他の国で生産されている「ピノ・ノワール」の印象とはちょっと違う感じがします。(同じような印象のピノ・ネロももちろんあると思います)

より素朴さのある味わいで、あんずのような甘みや、ハーブの風味の印象もあります。ひょっとしたら、いわゆるピノ・ノワールの世界では完成度が低く、洗練されたスタイリッシュな味わいとは言えないのかも知れません。

 それでも、そのぬくもりを感じるような、牧歌的な田舎のイタリアを感じるエキゾチックさが何とも言えず良い感じなのです。ワインの国に生まれたわけではないのですが、どこか懐かしい印象もあると思います。

日本が発酵食品の国だからでしょうかね。

 ブルゴーニュを代表とする世界各地でつくられている上質なピノ・ノワールは、もちろん素晴らしく美味しいものが多いのは周知のとおり。そんなピノ・ノワールの中で、イタリアのピノ・ネロは、どこかクセになってしまいそうな魅力が加わる気がするのです。

そんなイタリアンなエキゾチックさを感じるピノ・ネロは如何でしょうか?

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ