“ピエール・モレイ”に関する記事一覧

「ピエール・モレイ」フォアグラに合うエレガント&リッチ

 

 

ブルゴーニュの名門ドメーヌから5人の女性ヴィニュロンヌが来日されセミナー、試飲、ディナーを開催されました。

どのドメーヌのワインもほんとうに素晴らしく、エレガントで丁寧な造りが伝わってくるような味わいです。

その中で、エレガント、複雑、ストラクチャー、リッチ、パワフル・・・・スバらしい!・・・・そんな、うなるような上質さも持つ白ワインを生産されている「ピエール・モレイ」の素晴らしさを今回のネタにさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

<酒倶楽部ステップ ワイン担当と ピエール・モレイのアンヌ・モレイさん>

グラン・クリュのバタール・モンラッシェを筆頭にムルソー、ヴォルネイ、ポマールなどを生産。

もっとも重要なことは良いブドウを収穫すること。ビオディナミ農法で、観察、忍耐、愛情を大切にワインを造られているのだそうです。

アンヌ・モレイさんのもっともおススメしたいワインは村名クラスの「ムルソー・レ・テッソン」。エレガントでバランスが良く、ミネラリティのある上品なワインとのこと。

テッソンは素晴らしい場所にあり恵まれた地域なのだとか。この畑の周りはプルミエ・クリュ畑なのだが、ブドウの熟すのがやや遅いため村名のワインになるという、アンダーバリュー感あるワインのようです。

ヴィンテージとしては、昨年2017年は他のブルゴーニュワインと同じく量的にも品質的にも素晴らしい年となったが、春の霜で大打撃を受けた2016年は大変な苦労があり、なおかつ少量だが大変に質の高いワインになったとのこと。

希少品ではあるが2016年ヴィンテージは注目するべきかも知れません。

 

 

 

 

 

 

<モレイ・ブラン ムルソー 1er クリュ シャルム2007 と フォアグラココット焼き>

ドメーヌのお客様にワインとともによくお出しする料理がウフ・ココット・フォアグラと呼ばれるフォアグラと自身の家の卵でつくったこの料理なのだそうです。

シャルム2007はいつもの年よりも力強さがあり、しまりのある味わいなのだとか。輝きのある黄金色から、その大地のすばらしさが伝わって来るようです。

適度な熟成感があり、フォアグラやバターのこってりとしてリッチな料理との相性は絶妙。

ピエール・モレイのワインはテロワールにきわめて忠実に造られているとのことですが、赤ワインでも白ワインでもブルゴーニュのテロワールは特別だと、あらためて感じた次第です。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ブルゴーニュ名門ドメーヌ5人の女性ヴィニュロンヌ来日

 

 

ブルゴーニュより5人の女性ヴィニュロンヌ(ワインメーカーよりもブドウ栽培家に近い立場の職人という意味のようだ)が来日して開催したセミナー、試飲、ディナーに参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

だれもが知る高級ワインの産地ながら、その激しい天候状況の変化で間際まで来日が危ぶまれたのだそうですが、なんとか来日がかなったのだそうです。

また、流石はヴィニュロンヌの方々です。どの方も美しい以上にタフな印象です。

 

 

 

 

 

 

左から:ムルソーの「ピエール・モレイ」 アンヌ・モレイさん。

クロ・ヴージョやロマネ・サンヴィヴァンなどを生産する「ジャン・ジャック・コンフュロン」のソフィ・ムニエさん。

モンテリー(馴染みのない産地かも知れないが、素晴らしいワインの産地)の「エリック・ド・シュルマン」 ドミニク・ド・シュルマンさん。

ショレイ・レ・ボーヌやコルトンを生産する「トロ・ボー」のナタリー・トロさん。

サヴィニー・レ・ボーヌの日本にファンを多く持つ「シモン・ビーズ」 チサ・ビーズさん。

 

ご存知のようにブルゴーニュのワインは、ヴィンテージや区画、造りてによって味わいの印象はいろいろ。

そんな中にあってこの5つのドメーヌのワインは、丁寧に造られていることが伝わるような、またぬくもりが感じられるような上質さを感じました。

エレガントさのなかにタフなパワフルさを感じる、ひょっとしたらワインは生産者に似るのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

次回よりこのブログでドメーヌをひとつずつご紹介させていただきたいと思います。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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