“ビオディナミ”に関する記事一覧

夏におすすめのワイン その3

今日も 暑い!!!

今日も 夏にお薦めのワインを ご紹介します。

美味しいワインって こういうのを 言うんだなあと 感じられるワインです。

フランス ロワール地方 の 「ドメーヌ・ギベルトー AOC ソミュール・ブラン」

果実味いっっぱいで、やわらかな口当たりの辛口白ワイン。

ソフトな口当たりですが、飲めば飲むほど その奥深さに びっくりするはず!

一本飲み終えると 「ホー。美味しい。」 と 幸せな気持ちに包まれると思います。

ロワールらしいフルーティな味わいの中に、ブルゴーニュの高級ワインに 見間違えるほどな エレガントさを 兼ね備えている 不思議なワイン。

葡萄は シュナン・ブラン ですが、 こんな 良いワインもできるんですね。 再発見できすよ。

 

ドメーヌ・ギベルトーは、ソミュールから南に 約12kmの小さな街サン・ジャン・ディヴに 所在。

ワイン造りの家系に育ち8代目である ロマン・ギベルトーが 1997年、葡萄畑を 祖父から引き継いで

ワイン造りを始めました。

ロマン・ギベルトーは、 ロワールのNO.1醸造家ナディ・フーコ氏の大親友。

フーコのドメーヌでワイン造りの修業をした経験が、彼に大きな影響を 与えています。

美味しい理由 ① 立地条件の素晴らしさ

                ・所有畑の主な部分は、樹齢50年を 優に超える 老木

                ・南向きで日照量が たっぷりの 見事な丘陵地にあり 日当たり最高

                 で 風通しも最高! 完熟した葡萄が採れます

          ② ビオディナミを実践し、自然で健全な 葡萄栽培

          ③ びっくりするほどに 収穫量を制限しています

             収穫量を毎年下げながら 品質を追求。

            この地域では1ヘクタールあたり 60hl以下が 義務付けられていますが

            ギベルトーは 30~40hlしか 収穫しません。

         ④ こだわりの熟成

            樽は 新樽の他、シャトー・マルゴー、ラトゥール、オーブリオンなどで使われた古樽を使用

            瓶詰め後も、6ヶ月は瓶熟するというこだわり。

生産量は 少ないのに フランス国内の人気は うなぎ昇り。 入手することも 困難になりつつあります。

 

この 美味しさ 是非 お試しいただきたいです。

「 ドメーヌ・ギベルトー AOC ソミュール・ブラン  2011 」    750ml  2800円(税込)

 ギベルトー

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

繊細でエレガントな自然派赤ワイン「D・ラゲール ル・シスト・ルージュ」

ビオディナミ農法(自然農法)による繊細でエレガントな赤ワインです!

Domaine Laguerre Le Ciste 2005  ドメーヌ・ラゲール ル・シスト(赤) 2005年 750ml 2,800円

南フランス・ルーション地方のワイン。フランスで最も南に位置し日差しが強い地域。一般的には濃くてアルコール分が高く、もったりとしたワインが多いイメージが強いのですが、ここラゲールは標高が高く日差しは強いが寒暖の差が大きい場所のため、爽やかさとエレガントさ、深みのある味わいを兼ね備えたワインを造り出す、評判の造り手なのです。

現オーナーのエリック・ラゲールさんは2000年より完全有機栽培を始め、2001年よりビオディナミ農法に切り替えてのブドウ栽培をしています。

元々曾祖父から続くワイン生産者で、バルク・ワインを農協に販売していたのですが、ラゲールさんはそんなワイン造りに満足できず、最高のワインを自ら生みだすために、その頃すでにルーション地方で高い評価を得ていた”ルーションの鬼才”と呼ばれるドメーヌ・ゴビーにてワイン造りの修行をしたのです。

ゴビーさんは超有名なワイン生産者で、強さと繊細さを持ったワインを造りますが、ラゲールさんのワインはゴビーさんのワインとはまた違う、爽やかさや、滑らかさ、エレガントさが特徴のワインなのです。

ブドウ品種はシラー種を主体にカベルネ種、グルナッシュ種がブレンドされています。スムーズな口当たり、果実の味わいやミネラル分の味わいが、厚みや爽やかさを感じさせ自然派ならではのピュアーさとエレガントさを感じさせてくれる、素直に美味しいワインなのです。飲み込んだ後の余韻も素晴らしい。

自然派ワインは、普段の日本の食事に良く合います。ちょっとした特別な日に家族で楽しむには最適なワインなのです!ピュアーでスーっと体の中に溶け込む感じで、一本ぐらい飲んでも頭が痛くなることもありません。しかも、フランスワインの当たり年といわれた2005年産です!

また、有機野菜が腐りにくい様に、栓を抜いてからも中々劣化しないんです。たぶん生命力が強いのだと思います。こんな自然のミネラルたっぷりのワインを毎日適量飲めば、美味しいだけでなく、きっと長生きしますよ~!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

自然派ビオディナミの巨匠ミッシェル・オージェさんのワイン(赤)!

究極の自然派ビオ・ワイン!ナチュラルで滑らかな味わい!

Domain Des Maisons Brulees   Cuvee Erebe ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ  キュヴェ・エレブ(赤)750ml 2940円 王冠使用

超自然派!ビオディナミ農法の巨匠であるミッシェル・オージェさんの造る赤ワインです。この赤ワインのブドウ品種はビオディナミ農法で栽培され完熟したカベルネフラン種とコト種が半分づつ使われています。

通常カベルネフラン種はコト種と比べて熟成が遅いのですが、メゾン・ブリュレにある自然林の側ににある日当たりの良い区画にカベルネフラン種の畑があるため生育が早く、コト種と同時期に収穫できるのです。

ビオディナミ農法での手法の一つで、ブドウ畑の真ん中にブドウを植えない「レゼルヴ・ド・ナチュール」と呼ばれる「自然保護区」を設けています。メゾン・ブリュレの場合は約1haありブドウ畑の真ん中に草花が咲き乱れているのです。また、畑を取り囲む森があり自然の生物形態を維持させています。利益を追求する商売人には、ヒジョーにもったいない方法なのですが(汗)!

完熟したブドウは房ごと収穫され、そのままセメント槽にて自然の野生酵母により発酵させ、3~5年使用した古樽にて約1年間熟成します。その後、無濾過で瓶詰めされます。もちろん、こちらも白ワインと同様に収穫から瓶詰めまで一切亜硫酸(酸化防腐剤)なしで造られます。

3年以上の古樽により熟成されるのは、樽香が出過ぎないようにするため。また、ビオディナミのワイン生産者は瓶詰めにも細かな気づかいがあり、天気が良くて気圧が高い新月の時にのみ瓶詰めされるのです。

味わいはヒジョーに柔らかく滑らか。評価も高いワインです。白ワインほどではないのですがマニア的な味わいが感じられます。ちょっとクセになってしまう味わいかもしれません!

超自然派のビオディナミ農法の巨匠が造る赤ワインです。柔らかで生命力溢れるピュアーな味わいが満喫できますよ!

 

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自然派ビオディナミの巨匠ミッシェル・オージェさんのワイン(白)!

究極の自然派のビオ・ワイン!超マニア的な味わい!

Domaine Des Maisons Berulees  Suavignon  ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ スアヴィニョン(白) 750ml 2,940円 王冠使用。

ロワール地方でビオディナミ農法(超自然派の農法)というとニコラ・ジョリーさんが有名ですが、今回ご紹介しているメゾン・ブリュレのミッシェル・オージェさんも、ワイン生産者の間ではジョリーさんと並びビオディナミ農法の先駆者として有名な方なのです。ちなみに、あのロマネ・コンティーもビオディナミ農法を取り入れています。

酒屋のおやじもニコラ・ジョリーさんのビオディナミ農法のセミナーを、当店ワイン担当の代わりとして聞きに行った事があるのですが、あまりに超科学的と言うか、哲学的と言うか、超難しくて、その後まったく説明できませんでした(汗)!独特の手法を用い、もちろん科学物質は一切使いません。平たく言えば「ビオディナミ農法とは、自然の生物形態を維持した農法で、生産性を追求する農業の対極にある農法!」なのです。

このスアビニョンはビオディナミ農法で栽培された完熟したブドウ(ソーヴィニョン・ブラン95%、シャルドネ5%)を野生酵母(ブドウの皮に自然に付く酵母。つまり酵母は添加しない。)で3~5年の古樽にて樽発酵。約1年間樽熟成させて、濾過しないまま瓶詰めしてあります。収穫から瓶詰めまで一切亜硫酸(酸化防止剤)なしで造られます。

この蔵のワイン造りには、これまたワイン業界の超有名人フィリップ・パカレさん(ブルゴーニュのトップワイナリーで大活躍したメチャメチャ有名な自然派のワインメーカー!)がコンサルティングしているのです。凄いぶどう生産者+凄いワイン・メーカーの協力=凄いワイン!

ワインコンクールには一切出品していないのですが、高い評価を得ており三ツ星のシェフなどから強く支持されています。

味わいは正直、ヒジョーにマニアっぽい味わい。ヒジョーにビオ・ワインっぽいのです!多分ビオ・ワインの独特の風味がお好きな方には気にいってもらえると思うのですが、いわゆるフレッシュでキリッとした辛口の白ワインを想像された方は「なにっ・・・・・・???」って感じてしまうかもしれません。(ビオ・ワイン=ビオディナミ農法によるワイン)

辛口の白ワインなのですが、蜂蜜を熟成させたようなニュアンスがあり、古酒のやさしいまろやかな感じもあります。きっと大昔のヨーロッパ人はこんな白ワインを飲んでいたんだろうな~!と連想させてくれる熟成感ある超自然派の白ワインなのです。

 オージェさんご夫婦はワインに限らず、自分達の食べるものは全てビオディナミで育てます。そんな超自然な環境から届いたワインです。是非一度お試し下さい。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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