“デキャンタ”に関する記事一覧

「デキャンティングの誤解」白でも赤でも若いワインこそデキャンティング

ワイン専門の情報サイト「ワイン・サーチャー」にデキャンティングに関する記事が掲載されておりました。

ワインを飲むときには、いつもデキャンタを使うのが得策なようです。

フランスではデキャンティングの効用が見直されていて、その流れはイギリスなどにも広がっているとのこと。ロンドンのあるレストランではクリスタルのデキャンタを赤、白関係なくどんなワインに対しても使用するサービスのお店も登場しているようだ。

 

デキャンティングと言えば、高級レストランで古くて高価なワインを飲むときに、ソムリエさんがまるで高級ワインを開けるセレモニーのごとく行われるようなイメージがあります。そのため、レストランでソムリエさんから「デキャンターにワインを移しますか?」との問いかけに、尻込みしてしまうようなお客様も多いとのことだ。

サンフランシスコのある高級レストランのソムリエさん曰く「デキャンティングに対しての誤解がある」とのこと。これは、米国だけではなく日本でも同じようなイメージをデキャンティングに対して持っていると言えるかも知れません。

基本的には、非常に古いヴィンテージのワイン以外ならほぼすべてのワインにデキャンティングは有効とのこと。

一般的には、デキャンティングでワインを空気に触れさせることにより、酸素を吸い込み、そして魅力的な芳香を放つと説明されるが、実際にはちょっと違うようだ。

表現方法はあまりよくないかも知れませんが、デキャンティングとはワインにおならを出させてあげるようなもの。余計な香りの成分を飛ばすことなのだそうだ。余計な成分の臭いを飛ばして、隠れた良い成分の果実香を引き出すような効果があるようだ。

しかし、あまりに古いワインでは空気に触れた途端に一気に酸化して、味わいのバランスを崩すこともあるため、あまりに古いヴィンテージのワインのデキャンティングは逆効果となるようだ。

最もデキャンティングが必要なワインはまだ若いワインで、例えば安価な白ワインでも効果はあるとのこと。特にスクリューキャップのワインはコルクのワインと違い少しの空気もボトルの中に入れないため、空気に触れさせて余計な成分の臭いを飛ばすことは極めて有効となるようだ。

つまり毎日飲むワインはデキャンティングするのがおススメなのです。白用と赤用のデキャンタをそれぞれ一個ずつ用意して、できればガラス製ではなくクリスタル製が良いのだそうだ。

もちろんこだわれば、そのデキャンタの形によっても効果は違ってくるとのこと。

せっかくですから、デキャンティングして毎日のワインを楽しんでくださいね。

・・・・でも、いくら正しくても、いわゆる高級レストランに行って、そこのソムリエさんに、安価なチリとかのソーヴィニョン・ブラン2013年あたりを「・・・・・デキャンティングしてください!」なんて・・・・・・・・気の小さい僕には言えない・・・・・かも(汗)!

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「デキャンテーション」デイリーワインをより美味しく!

デイリーワインをより美味しく楽しむためのコツです。

 

 

 

 

 

 

 

 

家で普段飲みするデイリーワインとなると、どうしても若くて堅い印象の味わいのワインが多くなります。そこで、おすすめしたいのが、その日飲む分のワインをデキャンタに移して、より空気にふれさせ、出来るだけ堅い印象の味わいから角を取って、まろやかにして楽しむ方法。デキャンテーションとかデキャンタージュとか呼ばれるワインの移し替えです。

もちろん、スワリングと呼ばれるグラスをグルグルとワインを回す方法でも良いのですが、デキャンタに移してグルグルとワインを回してからしばらく置いた方が、よりまろやかになるようです。デキャンタに移すのはその日に飲む分だけで、ボトルに残ったワインは栓をして次の日に取って置いて下さい。

ワイン専用のデキャンタをお持ちでない方は、写真にあるような他のお酒が入っていたビンをきれいに洗って再利用しても十分だと思います。安価なデイリーワインに安くないワイン用のデキャンタを使って、傷でも付いたりしたら悲しいですからね。

これを行なうのと、行なわないのでは、意外に味わいは大きく変わります。ボトルから直接グラスに注いで飲んでみて、「やっぱ、安いだけあって、いまひとつかな~!」なんて思ってても、デキャンタに移して十分に空気に触れさせると、これがまた意外にイケる味わいに変化したりするのです。

飲んベーさんにとってはもう一つ良い点があります。飲む前にデキャンタにその日飲む分のワインを移すことで、その日飲む分を飲む前に決めることができるのです。ともすると、酒屋のオヤジのような”ながっちり~な飲んベーさん”としては、ついついダラダラ・・・・とやっちゃうんですよね~!そんなのを少しは防止できるかも知れないのです!(汗)

お試し下さい。味わいのコストパフォーマンスがさらに高まりますよ。

 

 

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