“チリワイン”に関する記事一覧

チリワインの魅力再発見!3月のステップワイン会

3月5日に開催しました ステップワイン会。

今回のテーマ 「チリのカルメネール」を中心に

合計8種類のチリワインを 堪能しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の輸入ワインで NO.1の多さのチリワイン。

とっても身近なチリワインですが

産地により

また 生産者により

個性的な味わいがあることを 確認。

 

 

 

 

 

 

 

 

テラノブレのカルメネール

同じ コルチャグアヴァレーの畑ですが

太平洋に近い COSTA と

アンデス山脈に近い ANDES とでは

味わいがちがいます。

ちょっと微妙で 難しいですが

おもしろい飲み比べでした。

 

コルチャグアヴァレーに限らず

チリでは 南北の産地区分にあわせて

東西、つまり 太平洋側 と アンデス山脈側 と その間 という

産地区分を ラベルに表記できるように 2011年から

チリのワイン法が 変更されたそうです。

 

南北に細長い国なのに 東西にも 大きな違いがあるなんて

興味深いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のおつまみは

チーズ

ボーフォール

プティ・アグール

サントモール・ドゥ・トゥーレ―ヌ

カルバドス・ブリー

 

ミートボールのバルサミコソース

蕾菜ときのこのマリネ

ポテトサラダ セミドライトマト入り

 

自家製パン

カレンツブレッド

ブレッツェン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また 次回 お楽しみに。

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ステップワイン会 ご参加受付中

ステップワイン会を 3月5日に開催します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は 皆さんも普段から 愉しまれていると思います、

チリワインがテーマです。

 

 

チリワインって どんなイメージですか?

やはり 「チリカベ」 「果実味、ボリュームたっぷり」

そして

「美味しくて 値段も手ごろ!」

そんなイメージが強いでしょうか。

 

今回のワイン会では

「カルメネール」という葡萄品種の 産地別の飲み比べを中心に

スパークリングワインから 白ワイン・赤ワインと計8種類のワインを

愉しみます。

 

手づくりのパンやおつまみを併せて いつもどおり気軽で 楽しい飲み会です。

是非 お気軽に ご参加くださいませ。

 

「 ステップワイン会 〜カルメネールを中心に奥深いチリワインの魅力を愉しむ会〜」

3月5日(日) 13:00 ~ 15:00

ステップ2階にて

参加費 お一人様 5000円(税込)

お申込みは 2017年 2月26日(日)までに

 

昨年 12月のワイン会 の 様子です。

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チリ産ワインの輸入量が仏産を抜いて首位に

 

 

チリ産ワインの輸入量は2015年に初めてフランス産を上回ったのだそだ。

財務省が28日発表した貿易統計確報によると、ボトルワイン(スパークリングを除く)の輸入量はチリからが5159万リットルと前年より18.1%増加して、フランスからの輸入量5152万リットルを抜いたとのこと。

関税の違いもチリ産ワイン輸入の追い風となったようだ。

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(日本経済新聞さんの記事)

チリ産ワインの輸入単価は1リットル当たり360円。

フランス産ワインの輸入単価は1リットル当たり964円。

単価の違いを見れば、数量ベースでは抜かれたが、金額ベースではまだまだのようです。

「大手ビールメーカーが、まるで総攻撃でもかけるかように爆弾条件を出してるんですから、ホントにかなわないんですよ~」と業界関係者さん。

かなりの割安感ある価格帯のワインでシェア争いが勃発していて、そのての争いなら営業力に勝る大手ビールメーカーが圧倒的に勝つってことでしょうか。

でも、今までビール系を飲んでた人たちが、そのてのワインに移っているとしたら、ちょっと話は複雑なのかも知れませんね。

街場の酒屋としては、ワイン販売に対してますます特別感、差別感、お値打ち感が必要になって来たのかも知れません。

チリ産ワインの多くは大量生産されているためか、どちらかといえば画一的な味わいのワインが多いような気がします。

そんなチリ産ワインを飲み飽きたら、頼りにしていただける酒屋を目指すしかなさそうな街場の酒屋であります。

 

 

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「V・ファレルニア」”樽スープじゃない” クラシック・イタリアンなチリワイン

大好きなワイン生産者さんのセミナーに参加させていただきました。

チリの北部、首都サンチアゴから550kmの奥地、標高350m~2070mの山間部でイタリア人が造る、いわゆるニューワールド・スタイルのワインではない、クラシック・スタイルの非常に評価は高いがリーズナブルなワインを生産する「ヴィーニャ・ファレルニア」さんが来日されました。

Vファレルニア 001

 

 

 

 

 

 

 

【ヴィーニャ・ファレルニアのジョルジオ・フレッサティさん】

ともするとチリ産のいわゆるニュー・ワールド・スタイルの赤ワインは、樽が強くそして濃く効いていることから ”樽スープ” などと揶揄されたりもします。特にカベルネ・ソーヴィニョンやカルメネール、シラーなどのフルボディ系の赤ワインでは、樽が効きすぎていて、どれも同じような味わいの印象だったりもするわけです。

それがこのファレルニアのワインは、まさにクラシックなイタリアワインのように、ほど良い樽加減。果実味がいきいきと感じられ、ストラクチャーがしっかりとしているのに、軽やかで柔らかいエレガントさを感じるのです。

非常に乾燥していて、非常に日照がよく、非常に空気の澄んだ場所で、イタリアでのワイン造りの経験を活かして、他のチリワインとはまた違うスタイルのワインを造り出している生産者なのです。

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ヴィーニャ・ファレルニアで最も売れるワインがカルメネール・レゼルバで、なんとチリの気候をいかしてアマローネ・スタイル(干しブドウにする)で造られたワイン。しかも価格は千円ちょっとだから素晴らしい。樽の使い方も熟知しており、フランス産のアメリカンオークでバランス良く仕上げられている。

この価格でこのワインとは、ちょっと他には見当たらないコスパかも知れません。

また、シラーやピノ・ノワールも、いわゆるニュー・ワールドらしくない。ストラクチャーはしっかりとしているのだが、やわらかくエレガントで軽やか。シラーは2005年に2002年ヴィンテージがチリのベストワインに選ばれたのだそうだ。

またピノ・ノワールはイギリスのデカンターで2013年に£15以下でのベストピノ・ノワールに選ばれたのだとか。

白ワインのヴィオニエとリースリングも試飲させて頂いた。ミネラル分がしっかりとしたフレッシュなタイプ。2012年と2013年ヴィンテージのためか、やや若い感じがあり、もったいない感じが正直しました。

しかし、酸がしっかりとしているため長熟するとのことで、特にリースリングにはポテンシャルの高さ、とコストパフォーマンスの高さを感じた次第です。

 

ちなみに、上の写真で山の上の方が白っぽくなっているのは雪ではなくミネラル分。乾燥しているためほとんど草もなく生えているのはサボテンぐらいらしい。

こんな場所で造られたワインが日本で千円ちょっとで飲めるのですから、ありがたいことだと思います。

チリ産のクラシック・イタリアン・スタイルの非常にリーズナブルと言えるワインを試してみては如何でしょうか?

 

 

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「ワンランク上のチリワイン」時代はどんどん変わる

「なんだか自分はスゴク古い人間になってしまったかも!?」みたいに感じることが最近は多くなってきたようです。

時代はどんどん変わります。だから僕らはあまり変化のない、昔ながらの酒場に引き寄せられるのでしょうか(笑)。

昨日は息子の音楽会だったんです。それがまた、予想を超えて素晴らしい音楽会。そこで、「時代は変わったな~!オレはもう古い時代の人間だな~!」って感じさせられた出来事がありました。

なんと、息子たちの音楽に合わせて担任のイケメン先生がブレイクダンスを踊ったのです。それもエグザイルばりのカッチョ良さで。

昨日までの価値観は今の価値観ではない。時代は確実に変化しているのですね。

ワインの世界でも確実に変化はあるようです。その変化を最近のワインの試飲会で特に感じるようになったのがチリワイン。

チリワインといえば今までは1000円以下で、値段の割に美味しいという評価が多かったように思います。それが最近では1000円以上の価格帯で素晴らしいコストパフォーマンスの高さを感じるのです。量より質に変化してきたと言えるかも知れません。

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 1000円以上になると単に果実味の凝縮感があるというだけでなく、エレガントさやデリケートさなどのワインとして上質な味わいの印象が強くなります。

「これがもし、いわゆるメジャーなワイン産地のワインなら価格はいったいどれぐらいになるのか?」みたいなことを考慮すれば、1000円以上のいわゆるワンランク上のチリワインは素晴らしくコストパフォーマンスが高いと言えます。

 これではワインの輸入会社さんも、ワインの小売も、チリワインにある程度は注目せざるを得ないでしょう。しかもチリワインの場合には、その供給や価格に安定感があるようにも感じるのです。

フランス料理やイタリア料理のメジャー料理分野と違い、チリ料理店を通じてのワインの広がりはまったく無理でしょう。しかし、最近増加傾向にある家飲みの分野では、より影響力を強めていくと考えます。

「チリのワイン業界に、いったい何が起きているのか!?」まったく伝わってきませんが、とにかく時代は変わり、昨日までの価値観も変わるようです。

 

 

 

 

 

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