“ソーテルヌ”に関する記事一覧

「ソーテルヌ」会話までも極甘にしてしまいそうだ

 

 

正確にはソーテルヌと隣のバルサックですが、この地域の甘口ワインはまさに無敵でしょう。

様々な味わいの要素が織り成すそのハーモニーは、他のどの地域の甘口ワインも太刀打ちできないほどに素晴らしい。

もうほとんど神がかっている神秘の地域と言えるのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

渋味や酸味のあるボルドーの赤ワインをたっぷり試飲した後で、同じボルドーワインであるソーテルヌやバルサックの甘口ワインが試飲でるのは幸せです。

もうそのうっとりしてしまうような美味しさに、思わず飲み込んでしまいました。もはや酔っぱらってもいい。

あまりにも優雅でリッチな味わいは、味見しただけで口から吐き出すには、あまりにもったいなさ過ぎるのです。こんな奇跡のような味わいは他にないでしょう。

以前、テレビの番組でプロの方がワインのタイプを人間に例えておりましたが、このねっとりとして官能的に複雑な甘さのワインは、どんな人に例えるべきなんでしょうかね。

会話までも極甘にしてしまいそうな方でしょうか・・・・もっとも、そんな人は見たこともないのですが・・・・。

 

飲み込んだ後に感じる、オレンジの皮を使ったお菓子を思わせるような美しい余韻が、スバらしい。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「貴腐ワイン モンバジャック」Xマスに酔う官能的な甘さ!

フランスの貴腐ワインといえばソーテルヌが有名過ぎるほど有名なのですが、そのソーテルヌの近くにモンバジャックという貴腐ワインの産地があります。驚いたことに貴腐ワインの歴史は、モンバジャックの方が古いのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャトー・スービル ルー・ヴィエイユ モンバジャック 2009 AL13.5% 750ml (極甘口 白の貴腐ワイン) 3,150円

貴腐ワインの産地としてはマイナーな産地のためか、ソーテルヌと比べるとヒジョーにお求めやすい価格が最大の魅力でしょうか。味わいはソーテルヌ産の貴腐ワインと比べればややサッパリしている感じもありますが、その分飲みやすい。

質の良いワインで定評があるシャトー・スービルが数年に一度の良い年のみに造る貴腐ワイン。2009年が百年に一度の当たり年と呼ばれたのは周知のとうりですが、いま飲むのがもったいないほどのポテンシャルもあわせ持つワインです。

そのただ甘いだけでなく、様々なニュアンスを感じさせる複雑で、奥行きのある甘さは、大人のクリスマスにピッタリのワインといえます。

 最近のクリスマスらしく、シュトーレンやクリスマス・プディングをアテに飲るのも良いのですが、貴腐ワインとブルーチーズの相性の良さは、生牡蠣とシャブリぐらい有名ですね。また、フォアグラや生ハムなどをアテにしてもイケるし、野沢菜の漬物あたりでもちょっとシブ過ぎですが、おいしく飲れると思います。

でも本当に素晴らしいマリアージュは、温かいお部屋で貴腐ワインを片手に、食後に二人っきりで楽しむおしゃべりでしょうかね!

二人っきりのクリスマス・・・・・(笑)!電気を消して、キャンドルに灯りをともしたら・・・・・(汗)、そこからは・・・・ムフフの・・・・・スイート・クリスマスの始まり始まり・・・!  優雅な貴腐ワインを片手に・・・・官能的に・・・・そして雅に・・・・・・一晩中・・・・・複雑味のある甘さがおりかさなる、あま~い、あま~いスイート・クリ・・・おっとヤバイ(笑)クリスマスでした!!(失礼しました!汗)

みたいなことがしてみたかったと、今ごろ夢見てるイイ歳こいた酒屋のオヤジでした(汗)!

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「シャトーディケム」のマーケティングは選ばれたレストランで格安バイ・ザ・グラス!

貴腐ワインの最高峰「シャトーディケム」がヨーロッパの選ばれたレストランやナイト・クラブでグラス・ワインとして格安で楽しめる!

写真はシャトーディケム

LVHM(ルイ・ヴィトン、モエ、ヘネシー)グループの傘下にある、フランス貴腐ワイン、ソーテルヌの最高峰「シャトーディケム」のマーケティング戦略として、厳選したレストランやナイトクラブでのバイ・ザ・グラスによる販売を進めているという。

パリ、モナコ、フレンチアルプスで成功し、ロンドンでも進められるとのこと。さらにニューヨーク、香港と拡張して行く計画なのだそうだ。

現在、ロンドンで唯一ディケムのバイ・ザ・グラス(グラス売りによる販売)を行うアッパー・ジェームス・ストリートにあるレストランの「ボブ・ボブ・リカール」ではディケムのバイ・ザ・グラスが100mlで£29(約3,900円)、50mlで£14.5(約1,900円)で楽しめる。

この価格をハーフボトル(375ml)に換算すると£109(約14,500円)と非常に割り安。他のレストランでは同じワインを£310(約41,000円)程度で販売。一般的な小売り価格もそこまでは安くなく、選ばれたレストランや、そこで消費するお客さんにとっては大変に嬉しいマーケティング戦略となっているようだ。

このレストランではシャトーから直接672本のディケムを購入しており、9ヶ月~1年で販売できると予想。購入価格は市場価格で、レストランや小売り、流通業者としての優遇はないのだそうだ。でも、何かがあるとは思いますが!(汗)

どんな仕組みになっているのかは分かりませんが、もし東京にもディケムに選ばれるお店が出て来て、ロンドンと同じくそのワインが1900円ぐらいで楽しめるなら一度は行ってみたい気は確かにします。でもワイン一杯飲んで帰れるわけでもなく、やっぱりそれなりになるのでしょうかね~!(汗)

それでも高級ソーテルヌ・ワインとブルーチーズの相性の良さは、得も言われぬほど素晴らしく、それだけを楽しみに出かけて行きたい気もするのであります!


※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ