“シュッド・ウエスト”に関する記事一覧

コート・ド・ガスコーニュのシャルドネ

 

 

フランス南西地方(シュッド・ウエスト)の試飲会に参加させていただきました。

シュッド・ウエストはボルドーとラングドック、ルーションに挟まれた地域。

その個性は様々で、造り手のみなさんが、いろんなぶどう品種を使って、好きなようにワインを探求している感じが素晴らしく魅力的です。

また、そんなイメージはラングドック地方やルーション地方と重なりますが、なかには「これ、バリューボルドーだろう!」みたいなワインもあるから、余計に楽しいかも知れません。

そしてシュッド・ウエストの最大の魅力は、なんと言っても食事と合わせることで引き出される味わいの魅力と、そのお得感ある価格でしょう。

そんなシュッド・ウエスト地方の試飲会で見つけた、魅力的なコート・ド・ガスコーニュの白ワインがありました。

 

 

 

 

 

 

【IGPコート・ド・ガスコーニュ ドメーヌ・ラ・イテール】

この地方の白ワインはどちらかと言えば淡麗な味わいが多く、涼しい地域であると想像できます。

また、穏やかでみずみずしい味わいは、幅広い料理との相性の良さを感じさせます。

辛口白ワインには「ユニ・ブランのブレンド」「ソーヴィニョン・ブランとセミヨン」「シャルドネ」と、流石はシュッド・ウエストです。

その中でも特にシャルドネが魅力的でした。上品でエレガント、穏やかながらフレッシュ、やわらかさのある香り、この地ならではのシャルドネの味わいでしょう。

これで価格は2千円以下ですから、シュッド・ウエストはラングドック、ルーションに、まったく負けてないぐらいに魅力的だと思った次第です。

歴史あるドメーヌと新しいドメーヌが混在するシュッド・ウエストはおもしろそうです。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

シュッド・ウエスト ワイン なかなかですよ!

シュッド・ウエスト、フランスの南西地方のワインの試飲会に参加してきました。

 

 

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場所は 代官山 ヒルサイドテラスにある

バンケット・パッション。

そうです。

パッションさんのお料理と

シュッド・ウエスト ワインのマリアージュを楽しむ会なんです。

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シュッド・ウエスト というと

ピンと来ないという方も多いかも知れません。

 

でも あのボルドー地方の南側にあり

歴史的にボルドーの補強産地として 陰になっていましたが

古くから上質のワインを産みだす産地としても知られています。

 

ワインに慣れ親しんでいる方なら

カオール、マディラン、ガイヤックという

AOP(AOC)をご存知なのではないでしょうか。

このAOPがあるのが シュッド・ウエスト(南西地方)です。

 

 

 

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歴史的にアルマニャックの産地であった

ガスコーニュで

フレッシュで スタイリッシュなワインを造り、

革新的な生産者として大人気の

ドメーヌ・デュ・タリケが

1999年に購入した ワイナリー。

ドメーヌ・ラ・イテール。

クリーンで フレッシュ。スタイリッシュな白ワイン。

遅摘みの甘口ワインも魅力的でした。

 

 

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AOPサンモンの ワイナリー プレモン。

この地域で 昔からワインメーカー達が被っている黒のベレー帽を

ラベルのモチーフにしています。

このワイナリーは ワイン生産者協同体で、

約200人の生産者と 約1000人の葡萄栽培家たちで

5300ヘクタールという 広い畑から

様々な品種の 個性的なワインをつくり出しているとのこと。

今回試飲した

ベレ・ノワール(黒いベレー帽) は

赤は タナ / ピナンク / カベルネ・ソーヴィニョン / カベルネ・フラン

白は グロマンサン / プティ・クルヴュ / アルフィアック

 

といった 聞きなれない地葡萄が使われていますが

とても 飲みやすく、また 味わい深く、そして 値段も手頃でおススメです。

 

 

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そして

今日の一番の掘り出し物は

ジャン・リュック・バルデス。

AOPカオールにある 1830年設立の伝統ある

家族経営のワイナリー。

 

ややもすれば 野暮ったい味わいになる

カオールのワイン。

ここのワインは

ビックリするほどエレガント。

 

現当主のジャン・リュックは

ゴーミヨ誌で

フランス最高醸造家にも選ばれている実力者。

 

この産地 カオールがもつ

複雑なテロワールに注目。

今までは

「カオール」という大きな枠組みの中でしかとらわれなかった

テロワールを小区域にわけ、テロワールの個性を表したワイン造りを

行っています。

また、

カオールの主品種である

マルベック(別名 コット、オーセロワ)は

「本来 繊細で 高貴な品種」という考えで

マルベックの可能性を追求しています。

樹齢100年のマルベックも使われている

プロビュス。

全ての樽を試飲し 最良の樽のみを 瓶詰めするのだとか。

美味しいはずです。

 

是非

シュッド・ウエスト のワイン お試しください。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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