“シモン・ビーズ”に関する記事一覧

「シモン・ビーズ」偉大な年の端正なワイン

 

 

日本にたくさんのファンを持つシモン・ビーズのご案内です。

シモン・ビーズはサヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出します。

 

 

 

 

 

 

【左:シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ レ・ブルジョ 2015】

【右:シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール2009】

ヴィンテージとしては両方のワインともに素晴らしい年です。

2015年ヴィンテージのブルゴーニュはまだ市場でよく見かけますが、2009年ヴィンテージとなれば、なかなか見かけなくなりました。そろそろコレクターズと呼べるかも知れません。

「シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言」と、輸入会社さんの資料で説明されておりました。

しなやかながらストラクチャーははっきりしている味わい。

いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理に合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からレストランでも人気なのだそうです。

シモン・ビーズのワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「シモン・ビーズ」失楽園鍋に合わせる

 

 

ブルゴーニュの名門ドメーヌから5人の女性ヴィニュロンヌが来日されセミナー、試飲、ディナーを開催されました。

その中にはリーダー的存在であり、日本にたくさんのファンを持つ、シモン・ビーズのチサ・ビーズさんもおられました。

シモン・ビーズはサヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<酒倶楽部ステップ ワイン担当と シモン・ビーズのチサ・ビーズさん>

グラン・クリュのラトリシエール・シャンベルタン、コルトン・シャルルマーニュを筆頭にプルミエ・クリュのサヴィニー・レ・ボーヌなどを生産されております。

もっとも大切だと考えていることは畑の個性に合わせたアプローチ。そしてきれいにピュアに仕上げること。天然酵母による醸造で、出来るだけいじらない素直な造り。

また、もっとも気を使うのはプレスのタイミング。ある程度のフレッシュ感が残る絶妙なタイミングを見極めるのだそうです。

チサさんのもっともおススメしたいワインはプルミエ・クリュのサヴィニー・レ・ボーヌ オー・ヴェルグレス。素晴らしい場所のワインで、特に風が素晴らしいと言います。

もうひとつ、チサさんの実験畑であるサヴィニー・レ・ボーヌ レ・セルペンティエもおススメ。チサさんのアイデアがもっとも詰まったワインと言えるようです。

シモン・ビーズもまた他のブルゴーニュワインと同じように2017年は素晴らしい年となり、バランスが良くすぐに飲んでもセラーで寝かせても美味しいワインとなりました。

2016年ヴィンテージではやはり春の霜による大打撃を受け、全滅した畑もあり80%の損失を被りましたが、残ったブドウからはなんと”自信作”が誕生したとのことです。

つまりは、マニア好みのワインと言うことでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

<シモン・ビーズ サヴィニィ―・レ・ボーヌ 1er クリュ オー・グエット2013 と 仔牛のコンソメ・ポッシェ>

2013年は特別なビンテージです。この年も雹の被害により大打撃を受けました。また、それまでドメーヌを引き継いでいたご主人が亡くなられた年でもあります。そのご主人が大好きだったのがこのオー・グエットでした。

その2013年ヴィンテージが素晴らしくなっていて、驚いているとのこと。

 

自宅で自身のワインと合わせることが多いのが、失楽園鍋と呼ばれる鴨肉とクレソンの鍋。ポイントは鴨の皮目を先に焼いておくことだそうです。

この失楽園鍋に特におススメできるヴィンテージは、出汁のような風味のある2008年と、香ばしさのある2011年。

 

「チサさんのワインをぜひ購入したい」・・・・まだ当店では入荷前なのですが、もう既にご購入を希望されているお客様がおられます。

ワインはもちろん素晴らしいのですが、そのチサさんのすごい奮闘ぶもまたシモン・ビーズの魅力なんですね。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ブルゴーニュ名門ドメーヌ5人の女性ヴィニュロンヌ来日

 

 

ブルゴーニュより5人の女性ヴィニュロンヌ(ワインメーカーよりもブドウ栽培家に近い立場の職人という意味のようだ)が来日して開催したセミナー、試飲、ディナーに参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

だれもが知る高級ワインの産地ながら、その激しい天候状況の変化で間際まで来日が危ぶまれたのだそうですが、なんとか来日がかなったのだそうです。

また、流石はヴィニュロンヌの方々です。どの方も美しい以上にタフな印象です。

 

 

 

 

 

 

左から:ムルソーの「ピエール・モレイ」 アンヌ・モレイさん。

クロ・ヴージョやロマネ・サンヴィヴァンなどを生産する「ジャン・ジャック・コンフュロン」のソフィ・ムニエさん。

モンテリー(馴染みのない産地かも知れないが、素晴らしいワインの産地)の「エリック・ド・シュルマン」 ドミニク・ド・シュルマンさん。

ショレイ・レ・ボーヌやコルトンを生産する「トロ・ボー」のナタリー・トロさん。

サヴィニー・レ・ボーヌの日本にファンを多く持つ「シモン・ビーズ」 チサ・ビーズさん。

 

ご存知のようにブルゴーニュのワインは、ヴィンテージや区画、造りてによって味わいの印象はいろいろ。

そんな中にあってこの5つのドメーヌのワインは、丁寧に造られていることが伝わるような、またぬくもりが感じられるような上質さを感じました。

エレガントさのなかにタフなパワフルさを感じる、ひょっとしたらワインは生産者に似るのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

次回よりこのブログでドメーヌをひとつずつご紹介させていただきたいと思います。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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