“カスティーリャ・イ・レオン”に関する記事一覧

「デエーサ・ラ・グランハ2007」フルボディの魅力

 

 

お得感ある濃厚フルボディなスペインワインのご紹介です。

生産者はリベラ・デル・ドゥエロのペトリウスと称される「ペスケラ」を生み出しているアレハンドロ・フェルナンデル。

同じカスティーリャ・イ・レオン州で収穫されるテンプラニーリョを使って造られ、さらに長期熟成させた、たっぷりとしたふくよかさを感じさせるワインです。

 

 

 

 

 

 

【デエーサ・ラ・グランハ2007】

価格は千円台の後半。名門が造る”この価格でこの味わい”的なワイン。

アルコール分が14%と高いためなのか、2007年の収穫から10年以上経過しているにも関わらず、まだまだ元気いっぱいな味わいです。

抜栓してから10日以上かけて飲みましたが、味わいが枯れることなく健全な風味が続いておりました。

おそらく後さらに10年経っても問題なく元気なワインなのでしょう。

テンプラニーリョ・マスターと呼ばれる生産者ならではの、テンプラニーリョの可能性を極限まで引き出したお得感あるワインと言えるようです。

テンプラニーリョのお得感あるフルボディワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

白ワインの女王 ベルデホ

先日 スペインのワイン産地 ルエダ のセミナー に 参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原産地呼称の DO ルエダ と言われる産地は

マドリードの北西部 カスティーリャ・レオン州にある

全74市町村にまたがる産地。

 

高品質な白ワインの生産に特化している産地で

特にこの地域の固有品種  「 ベルデホ 」 の

保護と促進に 努めているそう。

 

このベルデホ

ルエダの栽培総面積の 85%以上を占めるということですから

まさに ルエダを 代表する 女王級の品種といえます。

 

そして ルエダのワインは 輸出もたくさんされていて

1位のリオハに次いで 2位とのことですから、

日本でも スペインの白ワインとして 飲まれている多くは

この地区からの白ワインかもしれません。

 

ベルデホ種 は

1000年前 北アフリカから

モサベラという イスラム化したキリスト教徒たちによって

スペイン ルエダ地区に

持ち込まれたのだとか。

 

それから

スペインの宮廷ワインとして珍重されていたそう。

まさに 女王でしょ。

 

でも その頃のワインのスタイルは

今とは 違っていて

酸化熟成させた酒精強化ワイン。

シェリーのようなワインだったみたい。

 

1970年代に

ボルドーの名だたるシャトーのコンサルタントを務める

エミール・ペイノー氏が

マルケス・ド・リスカルの醸造家に

フレッシュな白ワインを造ることを助言。

 

それから

この ルエダ 地区の フレッシュな白ワイン造りが

スタートしたのだとか。

 

現在

ルエダワインの主流は

ベルデホ種から造られる

フレッシュ・フルーティな白ワインですが

 

この 伝統的な 酒精強化ワイン

「ルエダ・ドラード」 も

小さなワイナリーで 復刻させようという

動きがあるのだそう。

飲んでみたいですね。

 

この夏

ステップの おすすめ ルエダワインは

ペドロ・エスクデーロ の 「 フエンテ・ミラノ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然栽培された ベルデホ を 100%使用した

ピュアで フルーティな 幸せ気分が 楽しめる白ワイン。

 

DO ルエダ ではなく

VT カスティーリャ・イ・レオン

という VT(ヴィノ・デ・ラ・ティエラ)という ヴァン・ド・ペイのランクですが

だからこそ

手頃な値段で 購入できる

お買得なワインとも言えるかも知れません。

 

この ボデガス・ペドロ・エスクデーロ の ブドウ畑は

ルエダの中でも 最良のテロワールといわれる

一面 石に覆われた地区にあります。

そして

醸造にも ひと工夫。

マセラシオン・カルボニック、プレスワイン、樽熟ワイン、

そして残糖あるワインと、

ベルデホを4種類の方法で別々に醸造したワインを

ブレンドすることにより、

品種の魅力を最大限引き出しています。

 

メロンや パイナップル、ハーブ…と いろいろな風味がして

 

ほんと 飲むと 楽しい気分になる白ワインですよ。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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