“さけかす”に関する記事一覧

「酒粕」茶色く熟成して「なら粕」に

 

 

酒関係はやっぱり熟成させた方が、だんぜん旨いと思うのです。

酒粕もその一つでしょう。

酒粕を熟成させたものを「なら粕」と呼ぶのだそうで、「奈良漬け」などに使われます。

熟成させた酒粕は、茶色く変色し、やわらかく、まろやかで、深みのある味わいへと変化します。

 

 

 

 

 

 

<熟成酒粕 「なら粕」>

冷蔵庫の奥に数年間置いて熟成。見た目はまるでお味噌。

ひょっとしたら、塩を加えれば「磨いたお米で作ったお味噌」といえるのかも知れません。そのまろやかさは、かなりの上質さを感じます。

 

 

 

 

 

 

<搾ったばかりの酒粕>

甘酒をつくるのなら、まだフルーティさの残る搾ったばかりの酒粕の方が適しているようです。

しかし、料理にコクやまろやかさを加えるには、だんぜん熟成酒粕が適しているのだと感じます。

 

 

 

 

 

 

<熟成酒粕を加えた料理>

手前味噌な話で恐縮ですが、酒屋のオヤジのつくる料理は美味しいと子供たちに言われるんです。

秘密は、日本酒の熟成酒をドボドボ加えるから。あめ色になった日本酒や、お味噌のようになった酒粕の、美味しいパワーなのです。

科学的な話はよく分かりませんが、熟成によりまろやかになると同時に、味噌や醤油と同じように熟成により旨味成分が増しているのではないでしょうか。

酒粕を熟成させた「なら粕」が美味しいというお話でした。

 

 

 

 

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「酒粕(さけかす)」この時期のは香が素晴らしい~

 

 

一般的に、 いわゆる地酒の手造り蔵では、吟醸などの高級酒の仕込みを、一番寒さの厳しい2月ぐらいに行います。

だから、この時期に出てくる酒粕は、香りがホントにいい。

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【長岡の高橋酒造さんの酒粕】

写真の酒粕は、おそらく特別純米かそれ以上のランクの酒粕だと思います。昨日入荷しました。

香りがすごくイイんですね。

いわゆる、酒粕臭さがなくて、吟醸酒のような花や果実のような香りがします。

酒粕ファンの方々には、この時期の酒粕を特におススメしたいと思います。

 

きのう、うちの女房殿が酒粕を使った 酒まんじゅう をつくってくれました。

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なんでも酒粕に牛乳、お酒、ホットケーキミックスを加えて、中にアンコを入れて蒸し上げのだとか。

たぶんお酒のアテにはなりません。

しかし、酒屋のオヤジが最近ハマッっている緑茶のお茶請けとしては、その適度なクセがたまらなくイイのです。

飲んべーでも、緑茶と一緒に、「ほうべたがほろけまするな~♡」なひと時でした。

 

 

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「酒粕(さけかす)」今年も入荷しました

「しぼりたて無ろ過生原酒」が出まわる時期に、ほとんど時期を同じくして出荷される、出来たてで香りのよい「酒粕」。

今年も信州の老舗地酒蔵さんより出来たての酒粕が入荷致しました。

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【信州の老舗地酒蔵 橘蔵酒造(きつくら)の「酒粕」 500g】

近年ではこの酒粕が美容や健康に効果があるとのことで、その価値が見直されているようです。

また、料理の腕前次第では、素晴らしく美味しい料理を、この酒粕を使ってつくり出すことができる。

そんなことで、特に女性の方々には大人気の食材なのです。

最も一般的な酒粕の使い方は、やっぱり水や砂糖、少しのショウガを加えてつくる「甘酒」でしょうか。その他にも「粕汁」や「鍋」などが一般的ですね。

また、京都出身の方にとっては、酒粕をオーブントースターなどで焼いて、黒砂糖を付けての食べ方に懐かしさを覚えるようです。

個人的には、そこにお醤油を加えてみたらし団子風にして食べるのが好きです。

浦和にある人気チーズケーキ屋さんの奥様は、この酒粕と厚く切ったハムを焼いて、イングリッシュマフィンで挟んで食べるのが大好きとおっしゃってました。

もちろん、酒粕料理の王道とも言える酒粕漬けでは、料理としてワンランク上の味わいが楽しめます。特に粕漬にした白身の魚を、絶妙な火加減で焼き上げたら、ご飯のおかずとしても、イッパイのアテとしても最高です。

地酒蔵の酒粕は如何でしょうか?

 

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「酒粕」今年も入荷です

「しぼりたて無ろ過生原酒」が出まわる時期になれば、ほぼ時期を同じくして出まわるのが、出来たてで香りのよい「酒粕」です。

問題なのは、本家本元のお酒よりも、「酒粕」の方が最近はなんだか人気なことでしょうか。

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信州の老舗地酒蔵 橘蔵酒造(きつくら)の【酒粕】 500g

最近では日本酒は飲まないが、その日本酒の搾りかすである酒粕については、まるで「酒粕ソムリエ」のようなレベルに達しているお客様も見うけられます。ホント!

日本酒の味わいにはまったく関係はないと思いますが、酒蔵さんの名前からその酒粕の味わいを想像して購入を判断されるようです。酒倶楽部ステップでは2~3の酒蔵さんの酒粕を扱っており、時期によって販売銘柄をかえておりますが、みなさん鋭過ぎ!

それぞれの方の好みにもよりますが、それぞれの酒蔵さんの酒粕について、みなさん様々な意見をお持ちで驚かされます。

酒屋にとっても酒粕の味わいの説明は正直難しい。

ほとんどの方は酒粕から作る甘酒がお好きで、甘酒用として購入される方がほとんどなのですが、中には本格的な粕漬けを楽しまれる方もおられます。

酒屋のオヤジは、香りのよい酒粕をオーブントースターで焼いたものに、ハチミツとおしょうゆを付けて、みたらし団子風にして食べるのが好きです。

他にも、粕汁や、魚や肉の酒粕焼きと美味しいですね。

地酒蔵の香りのよい酒粕は如何でしょうか?

 

 

 

 

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「酒粕(さけかす)」今年も入荷です!

年々人気が高まっている酒粕が、今年も信州の地酒蔵さんより本日入荷致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信州地酒蔵の老舗、橘倉酒造さんの「酒粕(さけかす)」500g 300円

ある酒蔵さん曰く、「今年の酒粕は塩麹人気などもあり、大変なことになりそうだ!(汗)」と。酒屋の店頭ではここ数年特に人気となっておりますが、今年は確かに数か月前からお問い合わせを頂くほどの人気かも知れません。

酒蔵さんの主力商品はあたり前ですが清酒です。酒粕はその清酒を絞ったあとの副産物。ほとんどの酒蔵さんは、酒粕を生産するために清酒を生産するような体制にはなっていないと思います。

だから、酒粕が人気となれば酒蔵さんも大変でしょう。先ず、古くから付き合いのある漬物屋さんなどに卸す分は確保しなければなりません。それ以外の酒粕が一般への販売へとなるわけですが、その酒粕の人気が高くなったからといって、酒粕のために清酒を絞り、清酒の在庫をさらに積み上げるようなことは、どう考えてもあまり良い考えではないわけですね。

つまり、お酒がたくさん売れなければ、酒粕の生産も限定されるわけです。

そんな中で、健康に良い効果があるとされる酒粕の利用法だけが研究し尽くされ、それがネットなどで広がり、ますます需要は強くなっているような感じでしょうか。また、食材としての可能性が研究熱心な世界の高級レストランなどに伝われば、さらなる需要が生まれる可能性もあるような気もします。

 市場の原理に従い価格による需給バランスの調整が起こらないことを、酒粕ファン(もちろん清酒も!)の一人として願うばかりです。

でも酒粕は高級食材と成り得る日本独自の珍味でだとも思うわけです。

ご購入はお早めに!

 

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