“ジャン・クロード・ラパリュ”に関する記事一覧

「ボジョレー・ヌーヴォー2013解禁日イヴ」続々入荷でも・・・!

いよいよ明日の11月21日(木)は2013年のボジョレー・ヌーヴォー解禁日。

ボジョレー・ヌーヴォー世界一の市場である日本には、ボジョレー業界の大物が続々とボジョレー・ヌーヴォーの解禁日に合わせて来日しているとのこと。

ボジョレーワイン全体の世界での売上は2008年から15%以上減少している。そこにボジョレー・ヌーヴォーの約3割を輸入している国の、アベノミクスによるライジング・サン。

これはもう、ボジョレー・ヌーヴォー関係者にとっては、何をおいても日本市場でしょう!その次がアメリカでしょうか。

今年の日本でのボジョレー・ヌーヴォーのキャンペーンは、中国が調整期に入った今、かなり力の入ったものになると予想されます。

酒屋にとってボジョレー・ヌーヴォーの発注は9月ですから、今さら遅すぎるのですが、今年のボジョレー・ヌーヴォー商戦は、かなり商品がタイトになりそうな気配を、解禁日イブの今日 感じている次第・・・・・・(汗)。特にこだわり系のプレミアム・ボジョレー・ヌーヴォーが。

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ボジョレー・ヌーヴォーの中で、ダントツの上品さ、フィネスも持つ「ジャン・クロード・ラパリュ」・・・・・でも、もうご予約で残りがほとんどない・・・・・(汗)!

 2013年のボジョレー地区は始まりが涼しく、収穫時にもボトリティスの危険があり厳しい年となりましたが、ボジョレー地区は他のフランスの地域と違い、収穫時の被害はまぬがれたと聞きます。

結果として、アルコール度数はやや低めだが、非常に風味豊かに仕上がったとのこと。

ひょっとしたら、暑い夏の年よりも、より日本人好みの上品さのある味わいなのかも知れません。

こだわりのヌーヴォーをご希望の方は、早めの確保をおススメします。

毎年思いますがボジョレー・ヌーヴォーの発注は難しい・・・・・・(汗)!

  

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「J・クロード・ラパリュ2013」ヌーヴォーはAL度数低めで果実味に深み

ボジョレーの新リーダーであるジャン・クロード・ラパリュの収穫の状況が伝わって来ました。

今年は1980年以来の遅い収穫となったのだそうで、4、5、6月の寒い春が原因で3週間ほどブドウの成長が遅れた。開花時の不天候で結実が不安定になり、ミランデール化と呼ばれる小粒になったブドウが多いとのこと。

8月には畑の一部に雹が降ったが、その後に乾燥が続いたことから幸いにも雹が当たった部分も乾燥して腐ることはなかった。

結果としてラパリュでは健全なブドウを収穫することができたのだそうだ。

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【手作業による収穫に集まった学生や醸造家の卵たち】

 ミランデール化したブドウはラパリュにとっては大歓迎で、そんなブドウからは濃縮したジュースが搾れる。

そして、今年のジャン・クロード・ラパリュのボジョレー・ヌーヴォーは、「アルコール度数は低めですが、果実味には深みのあるタイプになるでしょう」とのことだ。

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ラパリュのすごいところは、ブドウ栽培から瓶詰めまですべての工程を細かくして、「ここまでやるか?」という手間暇をかけ、細心の注意を払ってやってしまっていることなのだそうだ。ロマネ・コンティでもここまではやっていないほどだという。

その象徴が上の写真のロマネ・コンティより浅いカジェット(箱)。収穫してから発酵槽に入るまでブドウが重量で潰れるような危険はゼロなのだとか。

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 ブルゴーニュ地方を襲った雹嵐で、専門家は「雹の被害にはあったが、畑の管理状態の良いところからは素晴らしいワインが出てくるでしょう」とコメントしておりました。それはまさにジャン・クロード・ラパリュのことだと思います。

手作業で一房一房見極めて、良い状態のブドウだけを使う生産者のワインは、今年もいわゆる大量生産のそれとはまったく違った仕上がりを見せてくれるようです。

グイグイといけるタイプでありながらラパリュ独特の上品さ、深みを楽しめるヌーヴォーを今年もご期待下さい。

 

 

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ボジョレーの最新トレンドは「素晴らしいワイン=自然派ワイン」

ボジョレーの現在の現地状況はなかなか伝わって来ませんが、今年2013年もまた2012年に引き続き難しい年となる可能性はあるようです。

今年の寒い春、遅い夏の訪れ、雹嵐の被害、収穫時期の遅れと、決してパーフェクトなヴィンテージではなさそうでなのです。

しかし、2012年ヴィンテージのボジョレーで品質の違いが造り手によって大きく違ったように、たとえ不遇な環境下でも、細かい手作業と経験による苦労をいとわない方法で克服し、採算が合わないとしても品質を第一に考える造り手のワインは期待を裏切りません。

そんな品質重視で、身体にやさしい、地球環境にやさしいワインを造る生産者が、今やボジョレーを代表する自然派と呼ばれるワイン生産者たちなのです。そしてその中で、今最も注目されているのが酒倶楽部ステップでもご予約を承っている「ジャン・クロード・ラパリュ」。

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 この自然派のワイン造りとは、大手のメーカーにはリスクが大き過ぎて出来ない製法なのだそうだ。なぜならブドウの皮に自然に付いている健全な自生酵母により発酵をおこなうから。それには農薬などに頼らない自然なブドウ栽培でなければいけません。また、健全でないブドウが混ざっていてもいけません。

いわゆる一般的な90%以上の醸造家は、ブドウを発酵槽に入れるときに、SO2酸化防腐剤を大量投入してしまい健全な自生酵母を殺し、人工酵母により醸造するのだそうです。

 自然派のワイン生産者は、収穫した健全なブドウを除梗せず、そのまま発酵槽へ入れます。その後に難しい専門的なテクニックはありますが、ブドウの房を潰さずに発酵、そして出来るだけ搾り出すことなくゆっくりとジュースをとり出すのです。

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搾った後のブドウ

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ブドウの皮から汗のごとくジュースが流れ出たジュースには、やさしく上品なフィネスが備わる。

 日本では自然栽培の「奇跡のリンゴ」が注目されていますが、「自然派ワイン」がフランスで注目されてる理由にも、根底には同じような考え方や危機感があるように思えます。

便利で利益の上がる農薬を世界中で使ったがために、世界中で蜂がいなくなってしまい、蜂蜜が世の中からなくなってしまうような社会を変えたいとの思いが、「奇跡のリンゴ」や「自然派ワイン」に関心を持つ人達を増やしているのではないかと思うのです。

健全な地球環境があってこその人間です。自然環境を尊重し、その環境を表現する自然派ワインには、単においしい以上のなにか、理想や主義みたいなものが感じられるのだと思います。

ジャン・クロード・ラパリュ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2013 750ml ご予約受付中!

10月31日までのご予約特価 3500円(通常3900円)。ご予約はメール、ファックス、電話でお早めにお願い致します。

 

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「ジャン・クロード・ラパリュ2013ヌーヴォー」ご予約承り中

今年もいよいよボジョレー・ヌーヴォーのご予約を承る時期になりました。

ボジョレー地区の天候はなんとか持ち直しているようですが、ブドウの成長に2週間の遅れがあり、昨年と同様に解禁までハラハラ、ドキドキのスケジュールとなりそうなのだとか。

しかし、そんな中でラパリュは収穫を始めるのが早い方なので安心感があるのだそうです。

さて、2013年はどんなヌーヴォーを造りあげるのか!

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今やボジョレーを代表する自然派生産者となったジャン・クロード・ラパリュ。ガメイで究極のワインを造るべく、日々進化してきた。収穫量を抑え、ぶどう畑を丹念に耕し、健全なブドウを傷めないように小さなバスケットで丁寧に収穫。

ブドウを丸ごとタンクに入れてマセラシオン・カルボニックを行い10~12日後、ゆっくりと木製垂直式プレスで圧縮し繊細なジュースを搾りだす。

<2013年のヌーヴォーのブドウは何んと樹齢60年>

ラパリュのドメーヌのある村、AOPブリュイィのサンテチェンヌ・ラ・バレンヌの北東5キロのシャレンタ村のヴィエイユ・ヴィーニュで2013年のヌーヴォーは造り出される。このガメイ古木の収穫量は少ないが熟度の高い高品質なブドウを造り出す。

醸造、熟成、ビン詰めまでSO2(亜硫酸)添加ゼロ。

<7月からの快晴がブドウの熟度をドンドン上げる>

雨の多い春、気候の低い初夏の影響で今年のブドウの出来は心配されたが、7月に入ってから快晴が続いている。初夏までの雨のおかげで、ほど良い水分も残り、ブドウの成育に2週間の遅れはあるが、それを取り戻すほどバランス良く、ブドウの生育は進んでいる。

熟度も高いが、酸とのバランスも取れた偉大なポテンシャルを持つワインが出来上がるだろう!

今や、ラパリュのワインは多くの専門家からも高い評価を受けるようになった。3ッ星レストラン「タイユヴァン」では、彼のヌーヴォーが出されている。世界最優秀ソムリエとなった「オリヴィエ・プーシェ」は、ラパリュのワインを最高のヌーヴォーと讃えた。

パリの高級食品店「ラファイエット・グルメ」や「エディアール」では、ラパリュのヌーヴォーが人気。パーカーも彼のブルイイに94Pを付けたほど。

<ラパリュの目指すワイン造り>

ジャン・クロードが目指すヌーヴォーとは、『新鮮なブドウの香りを思い起こしてくれるようなアロマ、収穫したブドウを丸ごと、今まさに搾っている香りをそのまま再現するようなヌーヴォー』です。

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野生酵母の自然な働きによりテロワールを素直に表現した、やわらかくて、とても優しい味わいのヌーヴォーです。酸化防腐剤(SO2)は、醸造中も瓶詰め時も一切使用しておりません。

【ジャン・クロード・ラパリュ  ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2013】750ml 3,900円 10月31日までのご予約で⇒3500円

2013年はより希少価値の高いワインとなりそうです。早めのご予約をお願い致します。

 

 

 

 

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「自然派ワイン」多様性ある試飲会

フランスの気合の入った造り手の自然派ワインの試飲会です。

自然派ワインの試飲会の良いところは、どのワインも個性豊かで、新しい発見の味わいばかりのため、試飲の終盤でも味わいに飽きることがないこと。

しかし、その半面、たしかに良い造りのワインなのだが、ワインを販売する立場の者としては、むずかし過ぎて販売する自信の持てない味わいのワインもあります。

もちろんそれは個性で、「その味わいが大好きだ!」と言うお客様もそのうち現れるのだと思います。

納豆やチーズと同じく、その味わいの良さに気が付くまでに時間がかかりますが、一旦その味わいの良さに気が付けば、毎日でも口にして飽きの来ないほど好きになってしまうタイプの味わいなのです。

難し過ぎない美味しさの自然派ワインで気になったものをいくつかご紹介します。

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以前のブログでもご紹介したフランスで人気のラジオDJ、ジャン・イヴ・シャプロンさんが南フランスで自ら手作業により少量生産しているこだわりのワイン「レ・シュマン・ドゥ・カラポット」。南ローヌの有名醸造家マルセル・リショウさんと25年前に知り合い、教えを受けているのだそうだ。

赤黒いイメージのベリー系の果実味が豊かで、バランスがよくなめらかな飲み心地。美味しさの秘訣はワインに上質なジャズを聞かせていること。ややジャジーな味わいか!?

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あの伝説の造り手マルセル・ラピエールさんと共同でワイン造りをしていた、ワイン造りの大御所的存在のジャン・クロード・シャヌデさんが数量限定で造ったオリジナルキュヴェ「キュヴェ・ド・シャ」。可愛い猫のラベルが印象的なボトルですが、シャ(猫)とはシャヌデさんのあだ名なのだそうだ。

味わいはマルセル・ラピエールさんのワインに似ていてキレイな余韻が印象的。でもちょっと違う。

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酒倶楽部ステップでも人気のジャン・クロード・ラパリュさんの造る究極のワイン「アルマ・マテール」。ギリシャ時代と同じ素焼きの甕「アンフォラ」で熟成。なんでもアンフォラを使うと”天使の分け前”が大きく、なんと1/3が消えてしまうのだそうだ。それほど大きくないアンフォラが4つのみのとても貴重なワインなのです。

味わいは、これがボジョレーだとは誰も信じないような別次元のエレガントさを持った味わい。

 なるべく自然のままで造られる自然派ワインは、ひょっとしたら本来の発酵食品が持つ、複雑で多様な味わいを感じ取ることができる数少ない食品の一つなのかも知れません。

発酵食品好きの日本には好きな方が多いと思うんですがね!

 

 

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