“ワイン”の記事一覧

「バルベーラ」ピエモンテのアンダーバリューワイン

 

 

北イタリアのワイン銘醸地である、ピエモンテ州を代表する赤ワインと言えばネビオーロのぶどうから造られる「バローロ」や「バルバレスコ」。

ピエモンテを代表する赤ワイン用のぶどう品種にはもう二つあります。そのうちのひとつが「バルベーラ」。

しかし、同じ赤ワイン用のぶどう品種ではあっても、そこにはヒエラルキーが存在しているようで、バルベーラはネビオーロよりも格下の認識があるようです。

気難しい印象の「ネビオーロ」に対して、フレンドリーな印象の「バルベーラ」は、50年とか60年寝かせた後の味わいを別にすれば、決して負けてないというか、むしろ素直に美味しく飲めるような気がします。

ピエモンテのワイン生産者でも、「バルベーラは普段の昼食や夕食にグラスで飲むワイン」、対して「ネビオーロは特別な時にボトルを開けて飲むワイン」のような認識なのだとか。

従って、「ネビオーロ」のワインと「バルベーラ」のワインでは価格差があり、もちろん後者の方が安い。

しかしこれがカリフォルニアあたりで造られる「バルベーラ」ではそれなりに高価であり、同じように評価されていると感じます。

つまり、ワインを飲む人の好みではありますが、ピエモンテのバルベーラにはお得感があり、ネビオーロに対して過小評価されているのではないかと感じるのです。

 

 

 

 

 

 

【ピエモンテ州 ベッペ・マリーノ のバルベーラ・ダスティ】

イタリアワインの試飲会で素晴らしいバルベーラのワインが出品されておりました。日本へは未入荷のワインのため価格は分かりませんが、もし他のバルベーラと同じように割安感ある価格なら大変に魅力的です。

美味しくて割安感あるピエモンテのバルベーラ探しが楽しそうだと感じた次第です。

 

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「カラブリアのワイン」激辛料理に合うワイン

 

 

イタリア南部に「グルメ・ハイウエー」と呼ばれる高速道路が開通したのだそうです。

その名の通り、ナポリの南、サレルノとカラブリアのレッジョを結ぶ432キロの沿道には美味しい名物料理がたくさんあるのだとか。

そのグルメ・ハイウエーの終点であるカラブリア州(ブーツの形をしたイタリアのつま先部分)の名物料理が、唐辛子をたくさん使った激辛料理。とにかく何でも辛いらしい。

そして、うれしいことにカラブリア州は、あまり知られてはいないのかも知れませんがワインの産地でもあります。

つまり、カラブリアの辛い料理に合わせて飲まれるカラブリアのワインは、辛い料理と合わないハズのないワインなんですね。

インド料理、韓国料理、ケイジャン料理・・・・と辛い料理とのマリアージュが期待できるワインとも言えるでしょう。

 

昨日、イタリアワインの試飲会に参加させていただきました。そこでそんなカラブリアのワインを味わうことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

【カラブリア州 ドゥ・クロピオのワイン】

カラブリアを代表するぶどう品種は、赤ワイン用の「ガリオッポ」でサンジョベーゼの祖先の品種なのだそうです。

軽やかながら深みがあり、穏やかでぬくもりを感じるような味わいは土着品種ならではでしょうか。後味にほんのりとした甘味が感じられます。

DOCチロに代表されるカラブリアのワインは、品質レベルの高いワインと言えます。

上の写真の通り、このカラブリアのワイン試飲には、ワインと一緒につまめばよりワインが美味しく感じるというカラブリアのつまみも用意されておりました。

「グリッシーニ」と「チョコレート」ですが、流石にカラブリアの食べものです。どちらも辛い。

その後味に辛さが残るところに、カラブリアの穏やかでぬくもりを感じるような赤ワインは、なかなか心地良い。そのほんのりとしたワインの後味の甘味が、適度に喉の奥に残る辛さを解消してくれる感じもあります。

地の料理には地の酒が合うとされておりますが、辛い料理の地域のワインは当たり前のように辛い料理に合うんですね。

 

今後の酒倶楽部ステップの品揃えに加えるべきだと思った次第です。

 

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「ネロ・ダヴォラ」タンドリーチキンをアテにカジュアル・シチリアンロッソ

 

 

こだわりのスパイスをブレンドしたカレー粉が手に入ったとのことで、そのカレー粉を使ったタンドリーチキンが夕食です。

とは言ってもインド料理屋さんで食べるそれとは違い、かなりマイルドな味つけ。和食のようなインド料理といった感じでしょうか。

カレー味にワインを合わせるのが、なかなか難しいのは良く知られた話ですね。

そんなことで、カジュアルな価格のシチリアの赤ワインを、合わせるでもなく飲んだんです。

 

 

 

 

 

 

<千円以下のシチリアのネロ・ダヴォラ と マイルド・タンドリーチキン>

これがまた、ネロ・ダヴォラの濃厚で、渋味や酸味の穏やかな味わいは、なかなか合うんですね。

カレーに合うワインとなれば、甘口の白ワインが推奨されることが多いような気がするのですが、シチリアの赤ワインもなかなかのもの。

って言うか、やわらかくて濃さのあるネロ・ダヴォラは幅広く料理に合うのかも知れません。

たぶんこのワインはシチリアの農家さんの協同組合ものだと思うのですが、それはもう理不尽と思うぐらいの安い価格で流通しています。

超お得な感じなのですね。

イタリアでもフランスでも、なぜか南のワインは安い。不思議です。

 

そんなことで、シチリアのカジュアルなネロ・ダヴォラはカレー風味にも結構合うというお話でした。

割安感あるネロ・ダヴォラを気軽に料理に合わせてみては如何でしょうか?

 

 

 

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「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」特選区画カバ最高各付け誕生

 

 

スペインのスパークリングワインであるカバに最高各付けが誕生しました。

名前は「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」。シャンパーニュにも引けを取らない熟成感あるプレミアム・スパークリングワインです。

スタートしたばかりのこの各付けのセミナーが、世界に先駆けて東京で最初に開催されました。

 

 

 

 

 

 

D.O.カバ原産地呼称統制委員会の技術マネージャーであるフランシスコ・ゴンサレス氏の説明により、カバの各付け「レセルバ」「グランレセルバ」「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」とランクを上げながらの試飲セミナーです。

この下のランクに「トラディショナル」もあります。

ざっくりとした味わいの違いは、熟成期間が違うためランク下のものはフレッシュな味わい。ランクが上がるにしたがって熟成感あるまろやかで複雑さのある味わい。

その最高峰である「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」は、非常に厳格な品質基準をもとに選ばれたカバで、選ばれたのはカバは12。

最高のカバ造りに適した特異な土壌・微細気候の条件を備えた特定の区画(パラへ)で収穫されたブドウだけを使い、生産・醸造方法も厳格な基準を満たして製造されたカバです。

化学テスト、官能テストを繰り返して承認された”ブリュット”以上のドライタイプの、非常に贅沢なヴィンテージ・カバなのです。

しっかりとした味わいのストラクチャー、まろやか熟成感、ハチミツ、ナッツ、よく熟した果実、独特なハーブ感・・・・と、プレミアムなヴィンテージ・スパークリングワインならではの世界観が堪能できるでしょう。

また、ワインコレクターの方々にとっても注目すべき分野ではないでしょうか。

 

 

 

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「奥野田ワイン」クリーム系うまみとのマリアージュ

 

 

最近の若い人は美味しいものをよく知ってるんですね。

うちのお兄ちゃんはフェットチーネと呼ばれるきし麺みたいなパスタが「これヤバイっす!」なんです・・・・・どこで食べたんだか?

そんなことで我が家では、たびたびフェットチーネが食卓に上ります。キノコ本番のこの時期には、クリームを加えて煮詰めた旨みたっぷりのキノコのクリームソースで食べるとこれまたおいしい。

そこで、今回は旨みたっぷりなフェットチーネのキノコのクリームソースにおススメしたいワインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

<フェットチーネ きのことホタテのクリームソース>

一般的に濃厚なクリームソースには、樽風味のきいたシャルドネなどのリッチな味わいの白ワインが合うとされております。

また、重くない赤ワインや辛口のスパークリングワインも合うという人もいます。

つまり、重い白ワイン~軽めの赤ワインのレンジということなのでしょう。クリームソースに粉チーズをたっぷり振りかければ、もちろん軽めの赤ワインにより合うようになるわけですね。また、その反対が白ワインなのでしょう。

そこでワインのおススメはこの三種類。

 

 

 

 

 

 

左から

【奥野田葡萄酒 桜沢シャルドネ】

自社農園産のシャルドネをオーク樽で発酵、丁寧にバトナージュを繰り返し、およそ半年間のシュールリー期間を経てなめらかな味わいの白ワインに仕上げました。

よく熟した果実由来の柑橘類やハーブ、ミネラルの香りと、樽由来のバニラやナッツ、キャラメルなどの香りが溶け合い、複雑さを醸し出しています。心地良い酸味と豊かな果実味、ほのかな苦味のバランスがとれたコクのあるリッチな仕上がりです。

 

【奥野田葡萄酒 奥野田ロッソ】

甲州市収穫メルロ85%カベルネ・フラン15% 赤/ミディアムライト

熟度の高いメルロ、カベルネ・フランをバランスよくブレンドし、樽を経由せずにボトリング。

プラムや生イチジク、ローズヒップを思わせる香りと共にセルフィーユ、タイム、クローブなどのハーブのニュアンス、白コショウのスパイシーさとタバコの様なスモーキーさも感じられます。柔らかいタンニン、奥行きのある酸味と果実味が調和したナチュラルな味わいの赤ワインです。

 

【奥野田葡萄酒 ロゼ・ダムール】

自社農園日灼圃場収穫カベルネ・ソーヴィニョン100% スパークリングロゼ/辛口

自社農園で収穫したカベルネ・ソーヴィニョンを100%使い、瓶内二次発酵による伝統的なシャンパン製法で美しいピンク色のエレガントなスパークリングワインに仕上げました。

野イチゴを思わせるチャーミングな香りと繊細できめ細かい泡立ち、奥行きのある味わいが特徴のロゼスパークリングワインです。

 

クリーム系の旨みあるお料理に、塩山で造られる本格派ワインは如何でしょうか?

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