“2018年9月”の記事一覧

ブルゴーニュの名門赤白セットのご贈答品

 

 

「同じ造り手のワイン赤白2本入りギフトで一万円ぐらい」・・・・しかもできれば著名な造り手のもの。

以外に酒屋泣かせのご要望かもしれません。

そんなご要望にぴったりのワインをご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

【ドメーヌ・ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ フォンティーニュ・サン・マルタン 赤、白セット】

ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイの一等地に畑を所有するグロ家の長男ミッシェル・グロのワインで、しかも価値あるモノポールのもなのです。

赤ワインはもちろんピノ・ノワール。白ワインはもちろんシャルドネ。もちろん両方のワインともにブルゴーニュ、コート・ド・ニュイならではの気品ある味わいです。

ミネラル感あるエレガントな味わいは、お贈りした方にきっとご満足いただける味わいだと思います。

 

一万円ぐらいの赤白ワインのご贈答品に「ミッシェル・グロ」のセットは如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

日本酒の温度

 

 

ご近所にできた本格派のお寿司屋さんで、温度差による日本酒の味わいの変化を試す機会をいただきました。

試したお酒は、パリでもっとも格式と歴史を持つホテルといわれるオテル・ド・クリオンのシェフソムリエさんがイチオシしていると聞き及ぶ酒、「惣誉(そうほまれ)」の生もと仕込み特別純米酒です。

個人的にはさっぱりとした料理に温度が高めの燗酒、こってり系のお料理には常温が合いやすいように感じました。

 

 

 

 

 

 

最初に試したのはワイングラスで常温の酒。

日本酒はワインと比べて香りが立ちにくいようで、ワイン以上にスワリングした方が良いのだそうです。

どっしりとした深みが感じられ、さっぱりとした料理ではややくどいかも知れません。

しかし、もしこれがお寿司屋さんの料理ではなく、和食を取り入れたようなフランス料理なら、見事に合うのではないかとも思った次第です。

 

 

 

 

 

 

本格的なお寿司屋さんでは、燗酒の温度まで指定して注文できることにおどろきましたが、確かに温度帯により味わいの表情は変化します。

燗酒40度の「ぬる燗」では、お酒の辛味のストラクチャーは引き立つものの、低温でのまるみものこっている印象。やさしさのある味わいの料理に合う感じでしょうか。

 

燗酒50度の「熱燗」は、余計な味わいをそぎ落としストラクチャーがより際立ちます。

個人的にはこの50度が、お寿司屋さんの料理に一番心地良く感じました。

 

燗酒60度の「飛びきり燗」はもうスパっと切れる感じでしょうか。あっと言う間に口の中を洗ってくれる感じです。

日本酒を飲む温度とは意外に深いものがあるなと感じた次第です。

 

 

 

 

 

 

初めて食べましたが「シマエビ」のお寿司。これおいしいですね。

 

お刺身やお寿司に「惣誉 生もと仕込み特別純米」の50度の熱燗をおススメ致します。

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「ナイジェリア ギネス」’R’のつく月のペアリング

 

 

「R」のつく月においしい生牡蠣に合わせるお酒として、おそらくシャブリの次に有名なのが黒ビールでしょう。

アイルランド風の楽しみ方ですね。そして、アイルランドで飲まれるのはもちろんギネス・ビール。

そんなギネス・ビールの本場である、アイルランドのギネスに近い味わいと言われるギネス・ナイジェリア社のギネス・ビールと合わせてみてはいかがでしょうか。

なんでもアフリカを知る方々の間では、アフリカでギネス・ビールがおいしいのは有名な話なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

【ギネス・ナイジェリア ギネス・フォーリン・エクストラ】 Alc7.5% 600ml 325ml

濃くて、リッチで、まるでエスプレッソ・コーヒーのような味わいのビール。喉ごしではなく、赤ワインのように常温でチビチビ味わっていただくのがおススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

生牡蠣とギネスが定番のペアリングですが、ナイジェリア・ギネスはエスプレッソ・コーヒーのようなニュアンスを持つため、クリーム系の牡蠣料理にもよく合いそうです。

リッチで滑らかな味わいの重なり合い、潮の風味と香ばしさのある苦味・・・・・贅沢なビールの楽しみ方ではないでしょうか。

 

「R」のつく月によりおいしく楽しめる「ナイジェリア・ギネス」は如何でしょうか?

 

 

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「お手頃シャブリ」’R’のつく月のペアリング

 

 

「R」のつく月が戻ってまいりました。

「R」のつく月においしいのは、もちろん生牡蠣。

そして、生牡蠣に合わせる定番中の定番のお酒と言えば、もちろんフランス白ワインのシャブリです。

 

 

 

 

 

 

【お手頃でおいしいシャブリ】

なぜ生牡蠣とシャブリがそれほど合うのかと言えば、シャブリワインが造られるシャブリ地方の地中奥深くには牡蠣の化石がたくさん埋まっているから。

そんな成分を含んだシャブリならではの塩っぽい味わいが調和するのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生牡蠣にシャブリを合わせるなら、高額な熟成されたシャブリよりも、フレッシュさのあるお手頃な若いヴィンテージの方がおススメです。

特にレモンなどの柑橘類を搾りかけた生牡蠣には、フレッシュな若いヴィンテージの塩っぽい風味が相まって、いい仕事をしてくれるように思います。

「お口の中でシナジー効果や~!」

 

生牡蠣にお手頃なシャブリは如何でしょうか?

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「酒屋の株話」空売り屋の市場

 

 

世界一著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、6年ぶりに自社株買いを実施したのだそうだ。

PBRが1.2倍を超える株価水準では買い戻しを実施しないと明言していたが、有望な投資先が見つからないため実施条件を緩めてPBR14倍程度で実施されたとのこと。

 

 

 

 

 

 

【ミルランダージュと呼ばれるぶどうの粒が不ぞろいなぶどう。今年のぶどうは今の株式市場と同じく、栄養や水分が公平に配分されていないようだ】

 

2018年の米企業による自社株買いは約110兆円規模に達し、2000年以降では最高額となり好景気と法人税引き下げが空前の自社株買いブームを生み出しているとのこと。

カネ余りによる過剰流動性は、米IT企業など一部の株と米国の自社株買いにのみ流れ込んでいるかのようだ。

他方で日本企業にはまったく興味がない様子。将来性があって割安であってもまったくスルーされている感じがするからさみしい限りだ。

世界一の投資家も含めた米国の過剰流動性が米国株のみに注目していることが、現在の日本株の価格形成に影響を及ぼしていることは間違いなさそうだ。

東京証券取引所の売買に占める空売り比率は、相変わらず40%を超え続けている。まるで日本株市場では、カネ余りによる過剰流動性が短期での空売りにのみ流れ込んでいるかのようだ。

ひょっとしたら日本株市場のことは、国内外問わず参加者から単なる投機の場ぐらいにしか見られていないのかもしれない。

日本株市場の空売り人気とは裏腹に、ナスダックは最高値を更新中。

もうひとつの大きな影響力としてAIによる取引があるのかもしれない。「AIって、ひょっとしてトレンドフォローしかやらないの!?」みたいな気もする。少なくともバリューを買うようなことはしなさそうだ。

株価の歪みをつくり出しているひとつの要因であることは確かだろう。

それでも理不尽な歪みはいずれ修復されるのだと思う。

日本昔話のサルカニ合戦に例えれば、ナスダックや日本株の空売りは おにぎり で、日本の割安な成長株こそが 柿の種 だと信じたい。

 

 

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