“2018年9月”の記事一覧

ボージョレ・ヌーヴォー2018(ブルゴーニュ2018)

 

 

天候に恵まれ、8月20日前後と早めにスタートしたブルゴーニュ地方のぶどう収穫は、9月20日前後に終了。

今年のブルゴーニュは豊作で質も良いとのことのことです。

輸入会社さんに届いた、ブルゴーニュでワインを生産されている日本人、メゾン・ルー・デュモンの仲田さんからのボージョレ・ヌーヴォー2018年ヴィンテージ最終レポートをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【写真中央のワインが仲田さんのルー・デュモン】

仲田さんからの最終レポート:

8月に続いて、9月もすばらしい天候になりまた。おかげでカビも病気もなくぶどうはすくすくと育ち、完熟して種まで茶色になった9月14日、快晴の中摘み取りを行いました。

すべての区画で潜在アルコール度数が12.5度を超え、中には13度を超えた区画もありました。

2009年、2012年、2017年によく似た、フルーティで果実味いっぱいのヴィンテージになるのではないかと思います。

現在は発酵が終わりかけの段階ですが、とても深みのある味わいになっております。

これから約15日間の樽熟成を行います。

微酸化作用によって、味わいはさらに複雑になっていきます。

時間との勝負ですが、最後まで焦らずじっくりと仕込んでいきたいと思います。

ご注文をくださいましたすべてのお客様に、心よりお礼申し上げます

 

2018年9月28日

メゾン・ルー・デュモン

仲田晃司

 

ボージョレ・ヌーヴォーに限らず2018年ヴィンテージのブルゴーニュ・ワインはかなり期待できそうです。

色合いもバランスも素晴らしいのだとか。

期待したいと思います。

 

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「酒屋の株話」日本株の覚醒

 

 

日経平均株価は今週、ついに24000円を超えてクローズした。なんでも27年ぶりの高値水準なのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

それでも日本株市場からそれほどの過熱感は感じられない。

適度に売りものが入ることにより小刻みな調整を繰り返し、売りをこなしながら上昇している印象だ。

日本株取引のメジャープレイヤーである海外の機関投資家がメインの買い手らしい。

たとえ海外投資家の消去法による日本株の買いであったとしても、上昇トレンドの復活が明確となれば、他の大口投資家にとっても持たざるリスクが意識されるような状況になるのではないかと思う。

また、これまでの売りたたかれ方を考慮すれば、「押し目待ちに押し目なし」の展開になる銘柄も出て来そうだ。

この過熱感なき日本株の上昇はまだ始まったばかり。

多少のセットバックはあるのかも知れないが、保守的な業績予想に対する通期予想の上方修正でもあれば、意外にしつこい上昇トレンドになるのではないか。

特に短期投機筋に売りたたかれた魅力ある成長株は、破壊的とも言える上昇を見せる場面もありそうな気がする。

座して値上がりを待つべきではないか。

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「ヌ・フェ・パ・サン・ブラン15-16」自然派な味わいを楽しむ自然派ワイン

 

 

自然派ワイン好きな方におススメしたいワインです。

 

 

 

 

 

 

【シルヴァン・ブロック ヌ・フェ・パ・サン・ブラン15-16】

なんでも、この地で初めてSO2を使用しない自然派ワインを造り始めたのが、マゼルというワインを造るジュラルドさんという方なのだそうです。

そのジュラルドさんが自分の後継者として太鼓判を押すのがこのワインを造るアルティザン・ヴィニョロンのシルヴァンさんなのだそうです。

つまり、かなり気合の入った自然派ワインの生産者ということでしょう。

 

このワインはシャルドネで造られているのですが2015年と2016年ヴィンテージのブレンド。

2015年は発酵に2年もかかり揮発酸が発生、2016年はとても順調に醸造が進み薫り高いワインとなった。この2つをブレンドしたらとてもよかったとのことで生まれたキュベなのだそうです。

一般的なシャルドネとはかなり印象が違う、穏やかで複雑さのある自然派らしいやさしさを感じる味わいです。

様々な野生酵母が醸す複雑さや奥行きのある味わいは、自然派ワインファンにとって理想的とも言える味わいでしょう。

 

自然派な味わいを楽しめる自然派ワインは如何でしょうか?

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「オクノタフリザンテ」サラダに合うワイン

 

 

お料理教室を主宰されている先生が言うには、「ワインに合うサラダ」のクラスが人気なのだとか。

酒屋のオヤジのような世代のものにとって、ワインにサラダが合うならそれは夕食に理想的でしょう。

また、逆に、ワインを扱う酒屋として、サラダにワインを合わせるなら、国産のこのワインをおススメしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

【奥野田フリザンテ2013】やや辛口 AL10% 750ml @1900円+税

夏の太陽をたっぷりと浴びた完熟のデラウエアを100%用い、フルーティな味わいと発酵ちゅうの酵母をボトルに閉じ込めたスパークリングワイン。

摘みたて果実そのままのおいしさと、酵母由来の香ばしい味わいが楽しめます。

そのやさしく旨みのある味わいは、サラダや温野菜にとってもよく合うように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

サラダがメイン料理でも十分にお腹がいっぱいになることを最近知りました。またつくり方によっては十分にワインのアテになるようです。

ワインに豪華なサラダが健康的なのかどうかは分かりませんが、気分的には少しは体に良いことをした感じがしますね。

 

サラダに「オクノタフリザンテ」は如何でしょうか?

 

 

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ソーヴィニョンブラン好き

 

 

「白ワインが好き」とおっしゃる女性は多いようです。

その中には「ソーヴィニョンブランが好き」と、ぶどう品種限定で白ワインが好きな方もおられます。

 

 

 

 

 

 

【ソーヴィニョンブラン ニュージーランド産とボルドー産】

ワインを扱う酒屋にとってトリッキーなことは、同じソーヴィニョンブランでも産地によって味わいの印象が違うことでしょうか。

若い女性でソーヴィニョンブラン好きの方は、キャラクターがハッキリとしているニュージーランドのソーヴィニョンブランを指していることが多いようです。

それ以外の方々のおっしゃる「ソービニョンブランが好き」が難しいのです。

ニュージーランドのソーヴィニョンブランには、フレッシュでハッキリとしたグレープフルーツやハーブ類のような印象があります。

対してボルドーやロワールなどのソーヴィニョンブランはエレガントな味わいであり、たぶん味わいの表現にグレープフルーツは出て来ないと思います。

若い方には新世界のソーヴィニョンブランで、熟年層にはヨーロッパのそれ、みたいに好みがハッキリ分かれていればご提案しやすいのですが。

個人的には特にボルドーやロワールのソーヴィニョンブランが大好きですが、なんだかイメージ的に地味なのか、年齢に関わらずニュージーランドのそれを選ぶ方が多いようです。

きっと一杯目にニュージーランド産を飲み、二杯目以降をヨーロッパ産にすれば、全てのソーヴィニョンブラン好きに満足していただけるのかも知れませんね。

ソーヴィニョンブランを飲み比べてみるのも楽しそうです。

 

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