“2018年3月”の記事一覧

「リッポン」トゥーランガワエワエな美味しさ

 

 

ニュージーランドの、いわゆる自然派スタイルのワインを造るための考え方を、「トゥーランガワエワエ」と呼ぶのだそうです。

マオリ語で「人間と自然の両者が働きかける関係」の意味で、自然に対して人間が一方的に影響を与えるようなことをしないで、あくまでも自然に対して謙虚に対応するようなことなのだそうです。

そんな世界でもっとも美しいヴィンヤードとも呼ばれる、ニュージーランドのセントラル・オタゴにあるリッポン・ヴィンャードのワインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【リッポン マチュア・ヴァイン・リースリング2016 / ゲヴュルツトラミネール2012】

流石はトゥーランガワエワエです。ピュアーでやさしさのある美味しさがたまりません。

特に白ワインの、やわらかくてナチュラルな飲み心地が素晴らしいと思います。

リッポンのオーナーであるミルズさんは、修業時代にかのロマネ・コンティで高く評価された人物とのことですが、たぶんどこか通じるようなメンタリティを持たれているのでしょう。

その自然でやさしさのある味わいから、人間は自然に抗えないし、自然の一部だからこそ心地良く感じる味わいがあると、気づかされるような味わいだと思います。

個人的には、特にここのゲヴュルツトラミネールをおススメしたいと思います。

ふくよかさが特徴ともいえるゲヴュルツトラミネールが、大自然のやさしさを兼ね備えているような、リッポンならではの味わいではないかと思うのです。

トゥーランガワエワエなリッポンのワインを試してみては如何でしょうか。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「フロム(マールボロ)」凝縮感のポテンシャル

 

 

「あれ、これオーストラリアのワインか!?」・・・・確認してみたのですが、やっぱりニュージーランドのマールボルなんですよね。

スゴイ凝縮感のワインです。

しかもこのワイナリーでは、ソーヴィニョン・ブランの白ワインがあまりにも有名なマールボロにあって、ピノ・ノワール、シラー、マルベック、リースリング、ゲヴュルツトラミネールのワインを生産されているとのこと。

それでいて素晴らしく評価の高いワイナリーなのです。

 

 

 

 

 

 

【フロム ラ・ストラーダ シラー2011】

輸入会社さんの資料によれば、フロム・ワイナリーはマールボロでの単一畑もののパイオニアなのだそうです。

明らかに特別感のある凝縮感と、骨太なストラクチャーはマールボロのソーヴィニョン・ブラン以外の素晴らしい可能性を示唆しているかのよう。

今回の試飲ではピノ・ノワールとシラーを試しましたが、両方ともに十分な凝縮感があり、ピノ・ノワールがシラーのようであり、またシラーがピノ・ノワールのようでもあるような印象を持ちました。

たぶんブルゴーニュに例えれば、グランクリュ並みの大地のパワーがある場所と言えるのかも知れません。

また、その凝縮感から暑い年の当たり年のワイン並みとも言えるのかも知れません。

コレクションとして保有し、熟成によるポテンシャルを試してみても面白いワインではないかと思った次第です。

酒倶楽部ステップにも在庫がございます。

ぜひお試しください。

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「酒屋の株話」好業績の行方

 

 

今週の日経平均株価は、売買高が少なく膠着感ある展開。

週間の値幅は8週ぶりの低水準とのこと。1日あたりの東証1部の平均売買代金も今年最低だったのだそうだ。

レバレッジをきかせた短期での取引が増加しているためなのか、日本株市場は過度に値下がりに対して臆病になっている印象がある。

投資家の強気・弱気を示す指標であるプット・コール・レシオは8年ぶりの弱気水準なのだそうで1.5倍に達しているとのことだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

情報過多が判断の邪魔をするなどとも言われるが、多過ぎる情報が余計に状況を分かりにくくしているのではないかという気もする。

ボラティリティが高くなって、プログラムされたリスク・マネージメントが売りを出して、価格は値下がりした。

市場心理は弱気に傾いた。

また、円高や米国の保護主義政策による将来的な業績不安があり積極的には買いが入らない。

それでも、かなり期待の出来る通期での決算発表は近づいている。

過度に弱気になるのは、いかがなものかなあと思う。

 

 

 

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「ラ・プス・ドール ヴォルネー1er Cruクロ・デ・60ウーヴレ・モノポール2011」

 

 

素晴らしいワインです!

流石はブルゴーニュのワイン。エレガントでピュアー、洗練されていて奥行きのある味わいは、ほんとうに素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

【ラ・プス・ドール ヴォルネー プルミエ・クリュ クロ・デ・スワッサント・ウーヴレ モノポール2011】

輸入会社さんの資料によれば、かつてロマネ・コンティのオーナーであったデュヴォー・ブロシェ家の所有地の一部が、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールなのだとか。

ラ・プス・ドールの所有する区画のなかには、ブルゴーニュ大公家が所有し、その後フランス王家のものとなったとされるものもあるとのことで、まさに名門のワインと言えるでしょう。

紆余曲折あって現オーナーの所有となり、多額の資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新されました。

1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みになっているとのこと。

また、ブドウ栽培はすべてビオロジック農法がとられているとのこと。

 

流石はブルゴーニュと言えるワインです。

 

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「マーティンボロー・ソーヴィニョン・ブラン」フレッシュ&ピュア

 

 

ワイン輸入会社さんの試飲会に参加させていただきました。

いくつか印象に残ったワインをご紹介してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

【マーティンボロー・テ・テラ・ソーヴィニョン・ブラン】SB100%

”フレッシュ&ピュア” ハッキリとした味わいの白ワインです。

ニュージーランドを代表するソーヴィニョン・ブランの産地といえばマールボロですが、対岸のマーティンボローは、マールボロ以上にニュージーランドらしさを感じる産地と言えるのかもしれません。

クリアーでフレッシュ、柑橘系を思わせる風味のミネラル分をありありと感じる味わいは、これぞニュージーランドのソーヴィニョン・ブランと言えるような味わい。

個人的には、世界でもっともクリーンといわれるニュージーランドの風景が、味わいから感じとれるような気もします。

また春らしい味わいでもあるような気がします。

春の山菜の天ぷらに合わせてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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