“2017年11月”の記事一覧

ステップワイン会 10月のご報告とこれからの予定

秋は いろいろな行事が目白押しですね。

ステップでも 10月・11月・12月とワイン会を企画。

10月の会も 盛況でした。

 

テーマは 「ワイン発祥の地 グルジア(ジョージア)を知る会」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧ソ連領であり 「グルジア」とは ロシア語なので 現在は ジョージアという名に国際的に変更。

東欧の小国 ジョージアは 数々の遺跡から ワイン発祥の地と言われています。

グルジア語の gvino( グヴィーノ) が  ワインという各国の言葉 wine/ vino/vin・・・・の語源という説もあります。

そして クヴェヴリという地中に埋められた卵型の甕で 発酵から貯蔵まで行う ジョージアの伝統的なワイン造りの手法が

ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

この伝統的な醸造法、ブドウの果皮や果梗、種も一緒に甕にいれて醸造する方法は

今 世界中で流行っているオレンジワインに共通する手法であったり、

日本で栽培されている 甲州種は グルジアの固有種 と 同じDNAをもっているという鑑定結果がある

など ワイン好きには たまらなく魅力的な国です。

 

輸入会社のサカルトベロ店主の奥山さんが 現地で撮影した映像を交えて

ジョージアの文化や ワインの造りについて 楽しいお話をしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョージアは 国内の治安も良く、物価も安いうえに 交通網も発達していて とても旅行しやすいそう。

それから なんといっても 食べものが 美味しいというのも 魅力的。

 

是非 ワイン会で ジョージアのワインと料理のマリアージュを愉しみたい!と 思ったのですが

現在 ジョージア料理を提供している レストランもなく お取り寄せの食材も難しいようでした。

そこで うちのまさるさんが レシピサイトに ジョージア料理の作り方があり 試作。

サカルトベロの 奥山さんに 試食していただくと

まさに ジョージアの なすとクルミを使った料理「バクラジャーニ」だ! という お褒めの言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砕いたクルミに ニンニクと 様々な香辛料を加えて 茄子でくるんだ料理「バクラジャーニ」。

私たちは 本場の バクラジャーニは 食べたことがないのですが

クルミの風味に ニンニクやクミンシードなどの 香りが混ざり合う。

なすの食感との相性も良く

白ワインにも 赤ワインにも 合い おつまみとしては 最高のお料理!

 

今回 ご参加いただいた方々には ご満足いただけたようでした。

 

今後のワイン会の予定です。

 

来週 2017年11月12日(日)17:00~19:00  ステップ 店舗 2F

蕨市民音楽祭の会場提供として

「アンサンブルパティシエ による 木管トリオをワインのマリアージュ」 

クラシック音楽の演奏を聴きながら ワインを愉しみます。

参加費 2000円

まだ お席はいくつか ございます。

 

 

ボージョレ・ヌーヴォー 解禁に合わせて

2017年11月18日(土)・19日(日) 11:00~17:00 ステップ 店舗 1F

「ボージョレ・ヌーヴォー 店頭試飲会」

 

来月 2017年12月3日(日) 13:00~15:00  ステップ 店舗 2F

ステップワイン会 「年末年始におすすめのとっておきワインを愉しむ会」

参加費 5000円 お申込みは 11月26日までに。

 

是非 お気軽に ご参加ください。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「酒屋の株話」業績を追いかける

 

 

日経平均株価が先週22000円に到達したかと思えば、もう今週には22,500円を突破した。

もうあと100円ちょっとでバブル崩壊後の戻り高値とならぶとのこと。また、この1ヵ月の上昇率は10%超え、世界の株式市場でもっとも高い上昇率だった。

 

 

 

 

 

 

【写真は日本経済新聞の記事】

出遅れ感の強かった日本株市場も、ついに世界の主要市場に追従し始めたということだろう。

それでも、その上昇スピードの速さは、これまで以上に高所恐怖症的な警戒感を増幅させている印象はある。

しかし、注目すべきことはこれが業績相場であり、業績の拡大にともなって株価が上方修正されていることではないか。

新聞によれば、日経平均株価は今週530円と大幅に上昇したが、予想PERは15.28倍で前週末に比べてわずかに低下しているとのこと。

つまりは、まだ株価が業績の伸びに追いついてさえいないのだ。

絵ずらならぬ「チャートずら」だけを見れば確かに”こわい”・・・・・・それでも、演繹的に考えたならこの価格上昇は当然の成り行きといえる。

プロの方々にしてみれば、今の日本株を買わなければベンチマークに負けるかも知れないリスクもあるのだろう。日経平均株価の上昇はまだ始まったばかりだ。

そして日経平均株価が、もしバブル崩壊後の戻り高値である22,666円を超えてくるようなことになれば、次に来るターゲットはいよいよ平成バブルのピークとなる。

ついに蓄積を続けたマグマは噴火することになるのか・・・・たぶん平成バブルとは異なり、「一強多弱」とも言えるような選別された噴火に至るのではないか。

大型株ばかりでなく、この利益の上昇は中小の成長銘柄の株価もさらに押し上げると期待したい。

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「高級ワイン市況」ブルゴーニュの値上がり傾向継続

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから6年以上経過。

2014年7月に底入れしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、再び上昇傾向にある。ワイン価格を上昇させた一因の背景には、英ポンド安や人民元安、世界的なカネ余りなどのマクロ経済からの影響がある。

そんな金融市場の混乱は、ワインの収集や投資にどう影響を与えるのか?

また、高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2012年10月から2017年10月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から0.3%上昇。2011年9月以来の高値にあるが、6月からほぼ横ばいに近い値上がり。

10月に大きく値上がりしたのはブルゴーニュのトップブランド、一方値を下げたのはボルドー。

もっとも値上がり率の大きかった銘柄はブルゴーニュの「DRCラ・ターシュ2012」で14.4%値上がりして1ケースは£30,200。続いてローヌの「ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ2012」で12.4%値上がりして1ケースは£490。

8月に13%値上がりして9月に9%下げた「DRCロマネ・コンティ2012」は、10月に5.1%値上がりして、1ケースは£118,647。また「アルマン・ルソー・シャンベルタン2012」も先月に引き続き値上がりして4.7%の上昇。

ブルゴーニュ・トップブランドの値上がり傾向は継続している模様。

一方もっとも値下がり率の大きかった銘柄は、ボルドーの「シャトー・モンローズ2009」で6.9%値下がりして1ケースは£2,088。続いてローヌの「クロ・デ・パープ シャトーヌフ・デュ・パプ2012」で3.5%値下がりして1ケースは£545。

続いてボルドーの「シャトー・ランシュ・バージュ2009」、スーパータスカンの「オルネライア2010」、カリフォルニアのカルトワイン「スクリーミング・イーグル2013」が2.8%~3.2%ほど値下がりした。

「シャトー・モンローズ2009」は評価の下方修正が意識されたようだ。

カネ余りに起因するとみられるワインへの投資マネーは、引き続き値下がりリスクが少なく、流通量が限定されている知名度の高いトップブランドのワインに流れているようだ。

Liv-ex市場のビッドとオファーの総額は過去最高にまで膨らんでいる。オファーに対するビッドの比率では、特にブルゴーニュのビッドの比率が高いとのこと。

高価過ぎると感じるブルゴーニュのトップワインも、価格の調整があれば買いたい人は多いということだろう。

流通量の少ないブルゴーニュのトップブランドやボルドー右岸のトップブランド、イタリアやオーストラリアなどのトップブランドの価格はこの先も堅調に推移しそうだ。

一方、ボルドー左岸やローヌのトップブランドは頭の重い値動き。

ワインインデックスへは、しばらくじり高で反映されるということだろうか。

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「ネロ・ダヴォラ」タンドリーチキンをアテにカジュアル・シチリアンロッソ

 

 

こだわりのスパイスをブレンドしたカレー粉が手に入ったとのことで、そのカレー粉を使ったタンドリーチキンが夕食です。

とは言ってもインド料理屋さんで食べるそれとは違い、かなりマイルドな味つけ。和食のようなインド料理といった感じでしょうか。

カレー味にワインを合わせるのが、なかなか難しいのは良く知られた話ですね。

そんなことで、カジュアルな価格のシチリアの赤ワインを、合わせるでもなく飲んだんです。

 

 

 

 

 

 

<千円以下のシチリアのネロ・ダヴォラ と マイルド・タンドリーチキン>

これがまた、ネロ・ダヴォラの濃厚で、渋味や酸味の穏やかな味わいは、なかなか合うんですね。

カレーに合うワインとなれば、甘口の白ワインが推奨されることが多いような気がするのですが、シチリアの赤ワインもなかなかのもの。

って言うか、やわらかくて濃さのあるネロ・ダヴォラは幅広く料理に合うのかも知れません。

たぶんこのワインはシチリアの農家さんの協同組合ものだと思うのですが、それはもう理不尽と思うぐらいの安い価格で流通しています。

超お得な感じなのですね。

イタリアでもフランスでも、なぜか南のワインは安い。不思議です。

 

そんなことで、シチリアのカジュアルなネロ・ダヴォラはカレー風味にも結構合うというお話でした。

割安感あるネロ・ダヴォラを気軽に料理に合わせてみては如何でしょうか?

 

 

 

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「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」特選区画カバ最高各付け誕生

 

 

スペインのスパークリングワインであるカバに最高各付けが誕生しました。

名前は「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」。シャンパーニュにも引けを取らない熟成感あるプレミアム・スパークリングワインです。

スタートしたばかりのこの各付けのセミナーが、世界に先駆けて東京で最初に開催されました。

 

 

 

 

 

 

D.O.カバ原産地呼称統制委員会の技術マネージャーであるフランシスコ・ゴンサレス氏の説明により、カバの各付け「レセルバ」「グランレセルバ」「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」とランクを上げながらの試飲セミナーです。

この下のランクに「トラディショナル」もあります。

ざっくりとした味わいの違いは、熟成期間が違うためランク下のものはフレッシュな味わい。ランクが上がるにしたがって熟成感あるまろやかで複雑さのある味わい。

その最高峰である「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」は、非常に厳格な品質基準をもとに選ばれたカバで、選ばれたのはカバは12。

最高のカバ造りに適した特異な土壌・微細気候の条件を備えた特定の区画(パラへ)で収穫されたブドウだけを使い、生産・醸造方法も厳格な基準を満たして製造されたカバです。

化学テスト、官能テストを繰り返して承認された”ブリュット”以上のドライタイプの、非常に贅沢なヴィンテージ・カバなのです。

しっかりとした味わいのストラクチャー、まろやか熟成感、ハチミツ、ナッツ、よく熟した果実、独特なハーブ感・・・・と、プレミアムなヴィンテージ・スパークリングワインならではの世界観が堪能できるでしょう。

また、ワインコレクターの方々にとっても注目すべき分野ではないでしょうか。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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