“2017年11月”の記事一覧

「WAS製法ワイン」イタリアの亜硫酸塩無添加ワイン

 

 

先日開催されたイタリアワインの試飲会でのことです。

教授と呼びたくなるような風貌のイタリア人紳士に突然お声がけいただき、凄まじいパッションを持って懇切丁寧にご教授いただいたワインがありました。

「・・・・・なんだかスゲーむずかしい話してんなこの人(汗)!!」・・・・・ワインの美味しさ、お得さだけを求めて、もうすでにほろ酔い気分だった者の正直なその時の感想です。ビックリしました。

その会社さんが開発したWAS製法により造られた「亜硫酸塩無添加ワイン」の説明でした。

人気が高いワインというわけではないのですが、世界中でかなり限られた方々に熱烈に支持されるワインなのだそうです。

 

 

 

 

 

 

ラインナップ「ヴェネツィエ・ミュラートゥルガウ」「ヴェネツィエ・ピノグリージョ」「ヴェネツィエ・レフォスコ・ダルペドゥンコロ」「プロセッコ・エクストラドライ」「シチリア・ヴァル・ディ・ノート ネロ・ダヴォラ」

特徴:

・ワインへの亜硫酸塩添加を排除

・より消化しやすいワイン

・開栓後、瓶内での長期保存可能

・従来のワインよりも50%多いポリフェノール含有量

・ワイン内の亜硫酸塩に起因する頭痛やアレルギー誘発力の除去

・加工の残留物なし

 

どれもスッキリとしたクリアーな味わい。

ご教授いただいたいた方の奥様は長年ワインを飲んできたのですが、加齢とともにワインを飲むと頭が痛くなるようになったのだそうです。

その後しばらくワインを飲むことはなかったのですが、このWAS製法で造られた亜硫酸塩無添加ワインでは頭痛に悩まされることなくワインが飲めるようになったとのこと。

むずかしいことは良く分かりませんが、世の中にはワインに添加された亜硫酸塩で頭が痛くなる人がいるようです。

 

このワインが日本に輸入されるのかどうかは分かりませんが、それでもこのタイプのワインの需要は今後増加しそうだと思った次第です。

それにしても、イタリア人気質なのか、はたまたその方だからなのか、そのほとばしるようなパッションが・・・・気弱な酒屋のオヤジとしては思わず「・・・・買わせてください!」って叫んじゃいそうでした。

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「酒屋の株話」思惑の乱気流

 

 

今週の日本株市場は乱気流に巻き込まれたようだ。

 

 

 

 

 

 

中小の成長銘柄は好決算の発表後に大きく値を下げた。それまで買われていたわけではないため、いわゆる「バイ・ザ・ルーモア セル・ザ・ファクト」ではない。

また、日経平均株価は23,000円を超えたかと思えば、ヘッジファンドからの大口の売りが出たとのことで短期的に大きく値を下げた。

これらの理由を探っても仕方がない。様々な思惑が入り組んでいるのが相場だ。また、上昇相場の形成過程における短期的な急落は珍しいことではない。

急落があっても上昇トレンドに変化はない。また弱いロングの振り落としで上値が軽くなったともいえる。

パニックに陥ることなく、客観的、多面的に市場を見れば、この一時的とみられる急落への対処法は、”やり過ごす”ことか、もしくは”買う”ことなのだろう。

相場に対しての”心の持ちよう”が大切ではないか。

そのためには短期的思考を避けるべきだと思う。

大量の資金で市場に入ったり出たりを繰り返す投機的ヘッジファンドは、投機的なことが存在意義だ。人工知能か人が判断しているかの違いはあるのだが。

もし中小の成長銘柄に対して投機筋が下値を試すような行動に出たのだとすれば、目先の下値を確認してくれたとも受け取れる。次の行動としては、”買戻し”もしくは”買戻し+新規買い”ではないか。

どちらにしても中小の成長銘柄には売り込まれた反動の”アイランド・リバーサル”と呼ばれるような強気のチャートパターンが形成されても不思議ではないぐらいの状況だと思う。

さらなる乱高下の可能性もある。この市場環境で生き残ろうと思えば、じっくり構えるしか方法はなさそうだ。

今はこの乱高下に一喜一憂することなく、成長銘柄を保有し続けることが賢明ではないかと思う。

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「バルベーラ」ピエモンテのアンダーバリューワイン

 

 

北イタリアのワイン銘醸地である、ピエモンテ州を代表する赤ワインと言えばネビオーロのぶどうから造られる「バローロ」や「バルバレスコ」。

ピエモンテを代表する赤ワイン用のぶどう品種にはもう二つあります。そのうちのひとつが「バルベーラ」。

しかし、同じ赤ワイン用のぶどう品種ではあっても、そこにはヒエラルキーが存在しているようで、バルベーラはネビオーロよりも格下の認識があるようです。

気難しい印象の「ネビオーロ」に対して、フレンドリーな印象の「バルベーラ」は、50年とか60年寝かせた後の味わいを別にすれば、決して負けてないというか、むしろ素直に美味しく飲めるような気がします。

ピエモンテのワイン生産者でも、「バルベーラは普段の昼食や夕食にグラスで飲むワイン」、対して「ネビオーロは特別な時にボトルを開けて飲むワイン」のような認識なのだとか。

従って、「ネビオーロ」のワインと「バルベーラ」のワインでは価格差があり、もちろん後者の方が安い。

しかしこれがカリフォルニアあたりで造られる「バルベーラ」ではそれなりに高価であり、同じように評価されていると感じます。

つまり、ワインを飲む人の好みではありますが、ピエモンテのバルベーラにはお得感があり、ネビオーロに対して過小評価されているのではないかと感じるのです。

 

 

 

 

 

 

【ピエモンテ州 ベッペ・マリーノ のバルベーラ・ダスティ】

イタリアワインの試飲会で素晴らしいバルベーラのワインが出品されておりました。日本へは未入荷のワインのため価格は分かりませんが、もし他のバルベーラと同じように割安感ある価格なら大変に魅力的です。

美味しくて割安感あるピエモンテのバルベーラ探しが楽しそうだと感じた次第です。

 

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「カラブリアのワイン」激辛料理に合うワイン

 

 

イタリア南部に「グルメ・ハイウエー」と呼ばれる高速道路が開通したのだそうです。

その名の通り、ナポリの南、サレルノとカラブリアのレッジョを結ぶ432キロの沿道には美味しい名物料理がたくさんあるのだとか。

そのグルメ・ハイウエーの終点であるカラブリア州(ブーツの形をしたイタリアのつま先部分)の名物料理が、唐辛子をたくさん使った激辛料理。とにかく何でも辛いらしい。

そして、うれしいことにカラブリア州は、あまり知られてはいないのかも知れませんがワインの産地でもあります。

つまり、カラブリアの辛い料理に合わせて飲まれるカラブリアのワインは、辛い料理と合わないハズのないワインなんですね。

インド料理、韓国料理、ケイジャン料理・・・・と辛い料理とのマリアージュが期待できるワインとも言えるでしょう。

 

昨日、イタリアワインの試飲会に参加させていただきました。そこでそんなカラブリアのワインを味わうことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

【カラブリア州 ドゥ・クロピオのワイン】

カラブリアを代表するぶどう品種は、赤ワイン用の「ガリオッポ」でサンジョベーゼの祖先の品種なのだそうです。

軽やかながら深みがあり、穏やかでぬくもりを感じるような味わいは土着品種ならではでしょうか。後味にほんのりとした甘味が感じられます。

DOCチロに代表されるカラブリアのワインは、品質レベルの高いワインと言えます。

上の写真の通り、このカラブリアのワイン試飲には、ワインと一緒につまめばよりワインが美味しく感じるというカラブリアのつまみも用意されておりました。

「グリッシーニ」と「チョコレート」ですが、流石にカラブリアの食べものです。どちらも辛い。

その後味に辛さが残るところに、カラブリアの穏やかでぬくもりを感じるような赤ワインは、なかなか心地良い。そのほんのりとしたワインの後味の甘味が、適度に喉の奥に残る辛さを解消してくれる感じもあります。

地の料理には地の酒が合うとされておりますが、辛い料理の地域のワインは当たり前のように辛い料理に合うんですね。

 

今後の酒倶楽部ステップの品揃えに加えるべきだと思った次第です。

 

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「たこ焼き×ホッピー」・・・・・めっちゃテッパンやん

 

 

ホッピーさんから11月の「HOPPY Monthly Message」をいだだきました。

 

 

 

 

 

 

今回の「日本は、おいしい」は、大阪のラジオ焼き(たこ焼きの原型)とホッピーです。

 

 

 

 

 

 

唐揚げ、餃子、ネギ焼き・・・・・理屈抜きのテッパンなホッピーのアテがあります。たこ焼きもまた、間違いなくそんなアテのひとつでしょう。

熱々のたこ焼きをアテに、チベたぁ~いホッピー・・・・・・想像しただけでもうオイラの口の中はパブロフの犬・・・・・・なら、あなたはもう立派な酒場放浪記系な飲んべーさんでしょうか(笑)。

酒屋のオヤジに至ってはもう、このブログを書いてるだけで、ミイラ取りがミイラになっちゃって・・・・・・たこ焼きでイッパイやりてぇ~!

飲んべー系パブロフの犬にとっては、バランスがどうとか、酸味がどうとか、苦味が・・・・など、まったくもってどーでもいい話。

長年のそれはもうたいへんな痛飲修行の末に身に付けた、そっち系の職人の勘とも言える条件反射なのであります・・・たぶん。

 

たこ焼き×ホッピーは如何でしょうか?

 

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