“2017年5月”の記事一覧

週末のティスティングワイン

週末限定で やっております、ステップの 有料試飲。

 

今週末は こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国産ワイン中心に

シードルなどの 泡ものも 試せますよ。

 

喉の渇きを潤しに 是非 お立ち寄りください。

 

 

ステップの店先の カベルネ・ソーヴィニョンも

だいぶ育ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年2月に 塩山の奥野田ワインさんで

剪定した際 いただいた枝が

こんなに元気に育っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実らしきのものも つけています。

是非 ご覧になってくださいね。

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「酒の安売り規制法案」・・・やっぱり大変だ

 

 

「酒類の公正な取引に関する基準」、いわゆる「酒の安売り規制法案」が平成29年6月1日より施行されます。

これは、酒類の全ての流通段階で「仕入れ原価 + 販売管理費」を下回る価格で販売してはならないという法案です。

前回のブログでは「一般的には5%ぐらいの値上げでしょうか。」などと書いてしまいましたが、認識が甘かったかも知れません。

良し悪しは別として、酒屋には要注意の法案のようです。

つまり、「5%の値上げぐらいじゃすまないかもしれない!」ということでしょうか。

 

 

 

 

 

 

「・・・・おたく、ちゃんと販管費をのっけて販売してんの・・・・?じゃあ、証明する資料を提出して!」みたいなことになったら、正直、街場の酒屋は困ってしまいます。

明日、税務署からの説明会があるとのことで、参加させていただく予定ですが、「うちの店で販売している商品1本あたりの販管費はいったいいくらなのか?どう計算するのか?」・・・街場の酒屋でも理解できるような説明であってほしいと望みます。

「販管費を十分にまかなえるぐらいに値上げしたら、価格の競争力がなくなり売り上げが減少し赤字になった。その場合、さらに販管費を上乗せしなければならないのか?」みたいな疑問もあります。

また、庶民の味方であった「酒類のディスカウントストア―、いわゆるDSの存在意義はもうなくなってしまうのか?」とも思います。

販管費を賄い、なおかつ競争力も保てるぐらいに値上げしたい・・・・・・斜陽傾向を強める街場の酒屋には難問です。

5月末から6月初旬にかけて、慌ただしくなりそうな予感がしております。

 

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驚きのオーストラリア食材

 

 

オーストラリア大使館の素晴らしい庭園で開催された、プロ向けのオーストラリアの食品・飲料の展示会に参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

オーストラリアには、まだまだ未知の食材がたくさんあるようで、たいへんに興味深い体験をさせていただきました。

まずはオーストラリアのコーヒー。濃くて美味しいのです。大手のコーヒーチェーンが進出できない地なのだそうで、美味しいだけでなく、その価格も非情に競争力があるのだとか。

オーストラリア産の牛肉は日本のスーパーでお馴染みですが、その味わいのレベルも高くなって来ているようです。ミルク・フェッドの肉がクセがなくやわらかいのは理解できますが、タスマニアのグラス・フェッドの牛肉もまたレベルが高い。やわらかい赤みが美味しい。

タスマニア産のアワビもまた美味しいですね。缶詰めや真空パックですが、肉厚でとてもリッチな味わいです。

珍しい食材のほとんどは、いわゆるスーパーフードと呼ばれる食品。

アボリジニに伝わる「フラゴニア」や「レモンマートル」などのハーブには、驚きがありました。驚きのある料理を目指す、高級レストランなどの料理にはピッタリのハーブではないかと感じた次第です。

チョコレートのような黒蜜のような甘みのある「キャロブ」も、健康食品として素晴らしいポテンシャルを持った食品。甘くて健康に良いとは最高ですね。

もっとも興味深いと感じた食品が「ライムキャビア」。小ぶりなキュウリのような形をした果物ですが、中はカラフルで爽やかないくつかのフレーバーを持つ酸味のある、キャビアのような粒々の果物。

茹でたエビの上にキャビアのようにのせたり、マヨネーズに混ぜたり、ドレッシング代わりにサラダに使ったりと、なかなか驚きのある料理がつくれそうな食材です。

最後に個人的に大好きなのですが、いかにもオーストラリア的な、大容量のマンゴーや赤い実の入ったクリームチーズは、その裏切らない味わいがイイですね。トーストにでもタップリのせて食べたら幸せです。

ワイン片手に、素晴らしい庭園で、驚きのある美味しい食材を楽しめたのですから、ワインが美味しかったのは言わずもがなでしょう。

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「ハナミズキ ブラン 2016」天候に恵まれた色合い

 

 

塩山の奥野田葡萄酒さんより、2016年ヴィンテージの「甲州」から造られた「ハナミズキ ブラン」が入荷致しました。

国産ワインでヴィンテージが語られることはほとんどありませんが、それでも2015年ヴィンテージと2016年ヴィンテージには、色合いからして違いがあるようです。

最近ではあのボルドーでも強い日差しを嫌う傾向にあるようです。エレガントさを失いたくないのが理由です。

従って天候に恵まれたからと言って、必ずしもワインの品質が良いとは言えません。それでも、その年の味わいの個性ではあります。

 

 

 

 

 

 

【ハナミズキ ブラン 2015(左)と2016(右)】

同じ奥野田葡萄酒さんの「デラウエア」から造られた甘口ワインでは、2016年ヴィンテージの甘味の強さに驚きました。「ハナミズキ」も、色合いからして豊かな旨みを感じられそうです。

2016年は北日本で台風や大雨の災害があり、農産物も被害を受けましたが、山梨県では対照的に天候に恵まれたようです。

豊かな旨みのある味わいか、エレガントで繊細さのある味わいか。飲む人の好みや、一緒に食べる料理によって、どちらのヴィンテージが良いのかは違ってくる感じでしょうか。

今のところ酒倶楽部ステップには2015年、2016年両方のヴィンテージの「ハナミズキ ブラン」の在庫があります。

両方ご購入されて飲み比べてみても楽しいかも知れません。

2015年の天候、2016年の天候を「ハナミズキ ブラン」を通じて味わってみては如何でしょうか?

 

 

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「酒の安売り規制法案」・・・しずかな混乱

 

 

「そういえばそんなこと言ってたね!」・・・・・みたいな反応の方がほとんどなのですが、来月から主にビール系、焼酎系が値上がりします。

「酒の安売り規制法案」がこの6月から施行されます。

 

 

 

 

 

 

「酒の安売り規制法案」とは、酒類の全ての流通段階で「仕入れ原価 + 販売管理費」を下回る価格で販売してはならないという法案です。

「販売管理費」がどれぐらいなのかとは各酒問屋や小売店によって様々であるため、「じゃあ家賃が高くて、従業員の多い問屋や店舗ではビールの価格が高くなるのか?」といえば、そうでもなさそうです。

たぶん平たく理解すれば、「極端な安値で販売したら・・・わかってんだろうな!!」みたいなことなのでしょう。

つまり6月からの価格は値上がりするものの、「わかってんだろうな!」のボトムラインの価格を探りながら、価格は収束していくイメージでしょうか。

東京都内では、極端な安値を出していた業者が10%ほど値上げに動くとの噂もあるようで、極端な安値から10%ぐらい高いレベルに価格は収束するとみております。

一般的には5%ぐらいの値上げでしょうか。

商売を続けたいし、また赤字で販売もしたくないと考えれば、そんな感じでしょう。

極端に安売りされていない焼酎や日本酒、ワインの値上げには至らないようです。

それ以外のビール系や焼酎系を買いだめするのもひとつのアイデアですが、買いだめすればついつい飲み過ぎてしまうという弊害もあるようです。

酒倶楽部ステップでも値上げしなければならない商品は少なくありません。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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