オーストラリア大使館の素晴らしい庭園で開催された、プロ向けのオーストラリアの食品・飲料の展示会に参加させていただきました。
オーストラリアには、まだまだ未知の食材がたくさんあるようで、たいへんに興味深い体験をさせていただきました。
まずはオーストラリアのコーヒー。濃くて美味しいのです。大手のコーヒーチェーンが進出できない地なのだそうで、美味しいだけでなく、その価格も非情に競争力があるのだとか。
オーストラリア産の牛肉は日本のスーパーでお馴染みですが、その味わいのレベルも高くなって来ているようです。ミルク・フェッドの肉がクセがなくやわらかいのは理解できますが、タスマニアのグラス・フェッドの牛肉もまたレベルが高い。やわらかい赤みが美味しい。
タスマニア産のアワビもまた美味しいですね。缶詰めや真空パックですが、肉厚でとてもリッチな味わいです。
珍しい食材のほとんどは、いわゆるスーパーフードと呼ばれる食品。
アボリジニに伝わる「フラゴニア」や「レモンマートル」などのハーブには、驚きがありました。驚きのある料理を目指す、高級レストランなどの料理にはピッタリのハーブではないかと感じた次第です。
チョコレートのような黒蜜のような甘みのある「キャロブ」も、健康食品として素晴らしいポテンシャルを持った食品。甘くて健康に良いとは最高ですね。
もっとも興味深いと感じた食品が「ライムキャビア」。小ぶりなキュウリのような形をした果物ですが、中はカラフルで爽やかないくつかのフレーバーを持つ酸味のある、キャビアのような粒々の果物。
茹でたエビの上にキャビアのようにのせたり、マヨネーズに混ぜたり、ドレッシング代わりにサラダに使ったりと、なかなか驚きのある料理がつくれそうな食材です。
最後に個人的に大好きなのですが、いかにもオーストラリア的な、大容量のマンゴーや赤い実の入ったクリームチーズは、その裏切らない味わいがイイですね。トーストにでもタップリのせて食べたら幸せです。
ワイン片手に、素晴らしい庭園で、驚きのある美味しい食材を楽しめたのですから、ワインが美味しかったのは言わずもがなでしょう。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
カテゴリー:おつまみ