“2017年4月”の記事一覧

「北信流」フルボディ熟成生酒

 

 

最近、いくつかの日本酒の試飲会に参加させていただきました。

そこで試飲させていただいた日本酒の中で、特徴的な印象を持った日本酒を何回かに分けてご紹介させていただきます。

 

まったく火入れをしていない生酒を1年ぐらい冷蔵庫の中で貯蔵すれば、ものによって驚くほど美味しくなります。

「ぴちぴちフレッシュ」⇒「まるみあるシルキー」に熟成され、「やっぱり、あらゆる酒は寝かせた方がうまい!」となるわけですね。

考えてみればワインだって、ビールだって生。日本酒意外に火入れ殺菌を行う醸造酒はありません。

日本酒はワインよりもアルコール度数が高く、糖分の含有量も多い。貯蔵熟成による耐久性はより高いとも推測できます。

そのため実際に日本酒造りを行っていない者としては、「なぜ日本酒だけ火入れするの?」と不思議に感じておりました。

 

それでもあったんです。生酒を貯蔵熟成させて、生酒のまま出荷する酒蔵さんが。

 

 

 

 

 

 

【北信流 熟成した生原酒】

蔵元さんの話では、熟成して美味しくなるタイプの酒はワインと同じとのこと。

最近人気の高い、フルーティでサラっとした線の細い味わいのお酒は熟成に適していないとのことで、ボルドーワインのように豊かな成分を感じる骨太な味わいのお酒が熟成に適しているのだとか。

生原酒を寝かせて、味わいにまるみが出て、やわらかさのある味わいになってから、生原酒のまま出荷する。

新しい日本酒の流れでしょうか。

また、ボルドーのシャトーからのトランシェのように、「蔵で熟成させたヴィンテー古酒だから価格もそれなりに高い」となっていないことは、非常にお得感ある日本酒ではないかとも感じた次第です。

 

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「徳之島の黒糖焼酎とラム酒」長生きリスクを積極的にとりにいく!

 

 

大変に困ったことに、これからの人生の大きなリスクのひとつと言われている、長生きのリスクをさらに増大させるかも知れないというお話です。

黒糖焼酎メーカーの営業さんが、「南日本新聞」に掲載された「黒糖焼酎」と「伊仙(徳之島)の水」に関する記事を見せてくれました。

「黒糖焼酎」と「徳之島の水」はどちらも長寿をもたらす可能性があるというのです。

つまり、それら両方を兼ね備える「徳之島の黒糖焼酎、ラム酒」を飲めば、非常に長生きできるかも知れない。また長生きリスクを増大させることになるかも知れないのです。

泉重千代さん、本郷かまとさんの2人の長寿世界一を輩出したのも、この長寿の町として知られる伊仙町(徳之島)で、2016年3月末時点で100歳以上の長寿者は19人おられて、日本の中でも突出しているとのこと。

 

 

 

 

 

 

【徳之島の黒糖焼酎とラム酒】

写真の黒糖焼酎とラム酒は、徳之島の長寿の町と呼ばれる 伊仙町のとなり 徳之島町にある酒蔵さんのお酒。

まずは黒糖焼酎:

なんでも鹿児島大学、北海道大学、国立がん研究センター、岡山大学の共同研究で、黒糖焼酎に含まれる成分が空腹ホルモン「グレリン」を増強し、健康寿命を延ばす可能性が高いことがわかったとのこと。

徳之島の水:

鹿児島大学の研究によれば、伊仙町の飲料水にはマグネシウムが多く含まれ、長寿の一因となっているとのこと。マグネシュウムの濃度は一酸化窒素の産生量を左右し、血管の収縮や血液の凝固に影響をもたらすのだそうです。

もし徳之島の伊仙町に行くことがあれば、もしくは住むなら、ペットボトルで市販されて水ではなく、水道水をそのまま飲み、また地場産野菜を摂取するのが長生きのコツのようです。

 

長寿の可能性に加え、お得感ある味わいの「徳之島の黒糖焼酎・ラム酒」は如何でしょうか?

 

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「東京盛」入荷のお知らせ

 

 

年に一回のみ 数量限定で出荷される「東京盛」が入荷致しました。

明日、4月17日より販売を開始致します。

東京23区唯一の清酒蔵「小山酒造」が、約40年の時を経て復刻させた純米大吟醸酒のブランドが「東京盛」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京盛 純米大吟醸】山田錦 AL15% 720ml @3000円+税

「東京盛」は小山酒造2代目が、地元東京を愛し、さらなる発展を願い、大正期に誕生させました。長年庶民の味として親しまれておりましたが、その後に製造を中止した銘柄です。

その後、約40年の時を経て、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、「世界の人たちを東京の酒でもてなしたい」と、中身を全面的に刷新しての復刻に至ったのだそうです。

酒倶楽部ステップは埼玉県で商売をさせていただいておりますが、「小山酒造」さんは距離的に一番近い、ご近所さんの酒蔵さんでもあり、販売させていただくこととなった次第です。

販売数量はそれほど多くありません。昨年のリリースでは、ホントにあっという間に売れ切れてしまいました。

最近、大人気の赤羽の飲み屋街ですが、立ち寄れば分かるのです・・・「あれ!赤羽の酒って意外にうまいね!」と。

東京23区唯一の酒蔵が造る数量限定酒は如何でしょうか?

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「酒屋の株話」ポスト地政学リスク

 

 

地政学リスクの高まりや、トランプ米大統領のドル安発言による円高、そして株安。

昨年末の「トランプリスク」と呼ばれ、企業業績を無視して円高、株安に動いた状況に似ているような気がする。

もちろんそのリスクの大きさは、今回の方がかなり大きいような気がするのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

「トランプリスク」⇒「トランプ相場」⇒「地政学リスク」・・・と来て、この「地政学リスク」のゆくえの予想がまったくできない。最悪の事態に陥るのかも知れないと市場は恐れている状況なのだと推察される。

そんな底知れない恐ろしさが今の日本株市場のコンセンサスと言えるのではないか。

「コンセンサスは逆指標」とは、相場の世界の古典であり普遍的な考え方。不完全な情報に基づく認識で、もしのそコンセンサスが恐れの認識なら、それは買い場ということになる。

もちろん「もしコトが起きたら!」みたいなリスクはあり、「東芝をガッツリ買えるのか!?」みたいな状況と同じようなことなのかも知れない。

それでもマクロ経済と同じぐらい、地政学リスクや政治の駆け引きは分からない。

そもそも「なんで、朝鮮半島のリスクでドル売り、円買いなんだ?」みたいな疑問もある。

ならば、企業業績や市場心理のみに注目して、理解できないことは理解しなくて良いのではないかとも思う。

好決算が予想されている決算発表を控えたこの時期、恐れによる認識の行為が一巡すれば、ポスト「地政学リスク」が始まると期待したい。

 

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さあ!グリーンワインの季節です!

この週末は

半袖でも過ごせるくらい

気温が上がりそうですね。

 

こんな季節に飲みたくなるのが

ポルトガルの 「ヴィーニョ・ヴェルデ」。

 

昨日

ヴィーニョ・ヴェルデの セミナーに参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィーニョ・ヴェルデ といえば

その名 「緑のワイン」 のとおり

微かな発泡を感じる 爽やかな白ワイン

と 一辺倒に 理解していたのですが。

 

恥ずかしながら

目からウロコ。

 

本格的なスパークリングから

爽やかだけでなく

アロマ満載の白、ロゼ

そして 赤 も 作られている伝統ある

一大産地なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

爽やかな口当たりで 比較的低アルコールのため

アメリカを始め ドイツ、フランスなど

輸出市場で人気が でている ヴィーニョ・ヴェルデ。

 

「グリーンワイン」 と 呼ばれ

世界のトレンドワインなのだとか。

 

世界市場では

ヴァラエタル ワイン

つまり

ブドウ品種の個性を 愉しむべく

単一品種のワインへの需要があるため

最近のヴィーニョ・ヴェルデも

単一葡萄で つくったり

より その葡萄や 産地の個性を 出すような方向なのだとか。

 

もともと 早飲みのタイプのワインのため

醸造後 すぐに 瓶詰めすることにより

発泡が残っていたのだけど

最近の市場は 製品の均質化を求めるため

ボトルにより ガスが残っていたり いなかったり

というのは よくないことらしく

ボトリング前に

炭酸ガスを注入し 均一にする 場合もあったり

逆に

醸造後 ガスが落ち着くのをまって

瓶詰めする 場合もあるそう。

 

 

葡萄品種も

地葡萄の ロウレイロ を始め

スペイン系の アルバリーニョなど

ヴァラエティーに富んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

現在

9つの サブリージョンもあり

産地や 造り手の 違いでも

ワインの個性を 愉しめそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィーニョ・ヴェルデの 赤

は ランブルスコの赤の ように

爽やか印象もある ミディアムボディで

バーベキューシーズンには

活躍しそうです。

 

ステップにも

お手頃価格の ヴィーニョベルデが 入荷します。

是非 お試しくださいね。

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