“2016年5月”の記事一覧

「酒屋の株話」マクロのコンセンサスは逆指標

 

 

相場の世界の古典であり、普遍的な考え方だ。

マクロの予想が困難なのは周知のとおり。また、その予想がコンセンサスとなれば、かならず裏目に出るのが相場だ。

たとえ、ご高名な学者が構築して、今までにハズしたことがない、なんとか理論モデルみたいな崇高っぽいものから出た予想でも、それがコンセンサスとなれば、やっぱり同じ運命をたどることになる。

マクロ投資の神様と呼ばれる方でも、その手法はコンセンサスの偏りを見つけて、その修正に賭ける方法だ。この方法で英ポンドや日本株を売り、名を上げた。

情報を分析しただけのマクロ分析では、市場分析における情報の不完全性も存在するため、実際にポジションを持つにはリスクが大きすぎるのだ。

また、マクロの予想が市場のコンセンサスとなり、そしてそのコンセンサスの偏りが大きければ大きいほど、その後に起きる修正の動きは大きくなる。

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<写真は日本経済新聞の記事>

FXの取引額は過去最高を更新。個人のFX取引はすでに輸出企業などの売買高を上回っており、世界のFX市場に占める日本の割合は3割にもなるのだそうだ。

為替市場のメジャープレーヤーは日本の個人だったのだ。

もし個人のFX市場での運用が芳しくないとすれば、個人のコンセンサスの偏りを見つけ、それをマクロ系のファンドがカモにしている図式がイメージされる。

もっともらしい理由のコンセンサスは疑ってかかるべきなのだ。

 

日本株市場でも、コンセンサスの偏りは修正されるべきだと思う。マクロをガチで予想して挑んでくるマクロ系が退散したとみられる今は、素直に業績やビジネスモデルを買うべき時期だと思う。

 

 

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「グレカニコ」シチリア土着品種の魅力

 

 

イタリアの白ワインらしいサッパリとした飲み口でありながら、南に位置するシチリアならではの厚みのある果実味が楽しめる白ワインです。

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【カンティーネ・パオリーニ コンテ・ディ・マタロッコ グレカニコ】グレカニコ100%の白ワイン

土着品種のブドウから造られる伝統的なワインは、いわゆる”ワイン市場のエスタブリッシュメント”的な完璧さを求める味わいではありませ。

しかし、単に味わいが良いだけでなく、その大地を感じさせるような郷愁のある味わいが、なんとも美味しい。

イタリアの伝統的スタイルの白ワインの多くがそうであるように、サッパリとしていて、クリアな透明感ある味わいながら、南に位置するシチリアのワインらしく厚みのある果実味を感じる味わい。

メロンや桃などの肉厚な果物に、レモンやライムを搾って爽やかにしたような印象です。

近年、価格が高くなった有名産地のフランスワインを横目に、イタリアワインが世界的に注目されております。

主に伝統的有名産地のワインが注目されているわけですが、イタリアワインのもう一つの魅力は無数にある土着品種から造られる伝統的なワインの魅力でしょう。

魚介類を好むシチリアの伝統的ワインですから、もちろん魚介類には合うのです。

あまり冷やし過ぎないのがおススメです。

シチリアの土着品種「グレカニコ」から造られる白ワインは如何でしょうか?

 

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「高級ワイン市況」最強ブランド買われる

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークからほぼ5年経過。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭し、健全と呼べるような市場環境に戻ったのか?

昨今の世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか?

高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

Apr16

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2011年4月から2016年4月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、4月末の時点で252.75と3月末と比べて1.05%上昇した。5ヶ月連続の上昇で、2015年11月の安値からは6.78%の上昇。

前月比で最も値上がりしたのは、偉大なヴィンテージの最強ブランド。

最も値上がりしたのがDRCロマネ・コンティ2010で、13.7%上昇して1ケース£104,824。

他はCh・ムートン・ロートシルト2010が4.7%上昇の1ケース£5,025。Ch・ラフィット・ロートシルト2005が3.9%上昇の1ケース£6,050。Ch・ムートン・ロートシルト2005が4.8%上昇の£4,190。Ch・ラトゥール2006が7.5%上昇の£3,655。

英国のEU離脱への懸念による英ポンド相場の動きに、引き続き影響をうけているようだ。4月の英ボンド相場はユーロに対して戻りを試す上昇基調となったが、4月の後半にはまた下落基調に戻っている。

2012~2013年にも対ユーロでの英ポンド安により、ワイン・インデックスは上昇した。しかし、その後に英ポンド相場が反転してユーロに対して英ポンド高に動いたことによりワイン・インデックスも下落している。

英国外からのバリューを意識した買いが、強いブランド、良いヴィンテージに入っているとみられる。

 

ボルドー2015ヴィンテージのアン・プリムールの出値は、2014年ヴィンテージから10~20%ほど高い水準になると予想されているようだ。

ここ数年では最高のヴィンテージとされていることから、低調だったここ数年よりも今年のアン・プリムールは盛り上がると予想される。

しかし、引き続き2012年ヴィンテージを筆頭に流通業者のボルドーワイン在庫は高水準にあり、ワイン・インデックスが大きくは値上がりしにくい状況が続いているとみられる。

それでも6月23日に実施される国民投票の結果次第では、さらに為替市場から影響を受けることになるのかも知れない。

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北海道ジンニスカン×ホッピー

 

 

ホッピーさんから5月のマンスリーメッセージをいだだきました。

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今回の「日本は、おいしい」は、北海道のジンニスカンと3冷ホッピー。

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ゴールデンウィーク後半初日の昨日、「昼飯代わりにいっぱいやってくか」と、ちょうど昼時に通った赤羽駅で下車。さて、どの店で・・・・などど考えつつ飲み屋街に入って驚いた。

昼間っからどの店もいっぱいだ。そればかりか、人気店じゃー行列が出来ている~・・・・・あきらめました(汗)。

でも、みなさんの気持ちは飲んべーの一人としてよ~く分かりますよ。

休日の、それも連休の初日の昼間っからのいっぱいは、間違いなく最強のうまさなのです。

外国人の人とかに、この状況を見せて、「日本は景気が良くなくて・・・・」などと言っても、まったく説得力がない感じだから(汗)な感じなのですが。

話が脱線したようですが、どうせいっぱいやるならガッツリとした食べごたえがありながら、ヘルシーなアテがBetter!

そこで、牛肉に比べて、カロリーが半分、鉄分は2倍の高タンパクで低カロリーのラム肉料理ジンニスカンがおススメなのです。

そして、おいしくてヘルシーなジンニスカンに、低カロリー、プリン体ゼロのホッピーなら天下無敵ではないか。

五月晴れを仰ぎ見つつ、北海道スタイルのジンニスカン&ホッピーで糖質オフないっぱいは如何でしょうか?

 

 

 

 

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「クロ・デュ・ヴォン」サン・シニアンの最高峰

 

 

お得感あるバリューワインの産地である、南フランスのサン・シニアン地区の最高峰のワインが入荷しました。

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【カザル・ヴィエル クロ・デュ・ヴォン ACサン・シニアン】シラー100% AL14%

非常にレアなワインです。

このワインが購入できるのは、ヨーロッパとアジアの一部のショップのみ。その中には当店も含みます。

コスパワインとして人気の高いカザル・ヴィエルのワインの中でも、最も特別なキュヴェ。

サン・シニアンで造られるシラーやヴィオニエのワインの中では最も高価なワインですから、その地の最高級ワインといえるでしょう。

とはいっても、価格は本体価格で5000円以下ですから、トップキュヴェであっても非常にお得感のあるワインなのです。

クロ・デュ・ヴォンの区画は、カザル・ヴィエルの区画の中でも北の標高の高いブドウ畑で、常にタラモンターニュと呼ばれる乾燥した北風の影響を受けます。

太陽の日差しの強い南仏ながら、涼しい北風の影響でブドウがゆっくりと熟し、熟度は高いがフレッシュ感も合わせ持つ味わいとなるのです。

また、乾燥した北風のおかげで、ブドウの湿気が飛び、ブドウはいつでも健全な状態にあります。

出来上がったワインは、凝縮感がありながらきめ細かいタンニンを持ち、フレッシュ感もある非常に上質感ある味わい。

カザル・ヴィエルのワイン造りにおける哲学は「良いブドウからしか、偉大なワインは出来ない」。

非常に健全なブドウから高めを目指したワインなのです。

お得感あるサン・シニアンのトップワインは如何でしょうか?

 

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