“2015年9月”の記事一覧

濃ゆい黒ビールを秋の夜長にチビチビやりながら・・・「酒屋の株話」

 

 

「割安株を狙う投資家にとって、銘柄を選択できる絶好の機会」

「長期保有できる銘柄を探す」

あせらず、くさらず、おごらず、秋の夜長、じっくりと狙うべき銘柄の選択を行うべきかもしれないこの週末。

酒屋としては、まるでエスプレッソ・コーヒーのような、濃い美味しさのある黒ビールをチビチビとやりながらの思案は、如何かと思う次第です。

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【ナイジェリア ギネス・ビール】

「濃い」「リッチ」「まるでエスプレッソ・コーヒー」のイギリスで大人気の、ギネス・ナイジェリアが生産するギネス・ビール。日本国内で一般的に販売されているギネス・ビールとは凝縮感がまるで違うんです。

その充実した濃縮感は、ヨーロッパのように常温でも、1日置いてガスが抜けても美味しい。

まさに、秋の夜長の考え事のおともとして最適ではないでしょうか。

 

さて、「濃ゆいナイジェリアン・ギネス」を一口、気分が落ち着いたところで、「中国景気や米国景気に左右されない企業はどこだろうか・・・・・」「今後、資本効率が良くなって行きそうな企業は・・・」「特に割安に放置されている業界はどこだろうか・・・・」などと、二次的思考を巡らせながら考えるのもわるくないでしょう。

まるで将棋の差し手でも考えるように。

たぶん自分では、ほぼ間違いなくつくることの出来ない、素晴らしいビジネスモデルや強い財務体質を持たれている企業へ、お得感を持って投資させていただくチャンスだと思うのです。

 

濃くてリッチな「ナイジェリアン・ギネス」でもチビチビやりながら、秋の夜長の休日に考えてみてもいいかも知れませんね。

 

 

 

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ボージョレ・ヌーヴォー 2015 ご予約承り中

今年も ボージョレ・ヌーヴォーのご予約承っております。

ステップ おすすめのボージョレをご紹介します!

2015年10月31日(土)までに ご予約いただければ ご予約特価となります。

入荷は 2015年11月19日(木)

 

本当に美味しいボージョレはこの人が造ります!

ジャン・クロード・ラパリュ 

ラパリュ

 

 

 

 

 

 
<いまやボージョレの代表格 ラパリュ>
今やボジョレーを代表する自然派生産者となったジャン・クロード・ラパリュ。
最近ではラパリュ学校と言われるほど、近隣の若手生産者の育成も力を入れ
ボジョレー地区の自然なワイン造りを盛り上げている。今日まで、ガメイにて究極のワインを造るべく、日々進化してきた。 収穫量を抑え、ぶどう畑を丹念に耕し、健全なぶどう
を小さなバスケットで傷めないよう丁寧に収穫。ぶどうを丸ごとタンクに入れマセラシオン
・カルボニックを行い10~12日後、ゆっくりと木製垂直式プレスで圧搾し繊細なジュースを絞りだす。
<2015年のヌーヴォーのぶどうは何と樹齢60年>
ラパリュのドメ―ヌのある村、AOPブリュイィのサンテチェンヌ・ラ・バレンヌの北東5キロのCharentayシャレンタ村のヴィエイユ・ヴィーニュで2015年のヌーヴォーは造り出される。 このガメイの古木は収穫量は少ないが熟度の高い高品質なぶどうを造りだすのだ!醸造、熟成、ビン詰めまでもちろんSO2(亜硫酸)添加ゼロ。
<2015年は素晴らしいヴィンテージに!>
2015年は猛暑の年、少々乾燥気味だが、現在までは、ぶどうの生育も順調に健全に進んでいる。 開花もスムーズに終り、このまま好天が続けば、しっかりとした酒質の素晴らしいビッグヴィンテージになることが期待される。
 <ラパリュの目指すワイン造り>
ジャン・クロードが目指すヌーヴォーとは、『新鮮なぶどうの香りを思い起こしてくれるようなアロマ、収穫したぶどうを丸ごと、今まさに搾っている香りをそのまま再現するようなヌーヴォー』です!

 

BN-1 ラパリュ ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー 750ml 本体価格4000円(税込4320円)
ご予約特価    本体価格3600円(税込3888円)

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シュッド・ウエスト ワイン なかなかですよ!

シュッド・ウエスト、フランスの南西地方のワインの試飲会に参加してきました。

 

 

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場所は 代官山 ヒルサイドテラスにある

バンケット・パッション。

そうです。

パッションさんのお料理と

シュッド・ウエスト ワインのマリアージュを楽しむ会なんです。

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シュッド・ウエスト というと

ピンと来ないという方も多いかも知れません。

 

でも あのボルドー地方の南側にあり

歴史的にボルドーの補強産地として 陰になっていましたが

古くから上質のワインを産みだす産地としても知られています。

 

ワインに慣れ親しんでいる方なら

カオール、マディラン、ガイヤックという

AOP(AOC)をご存知なのではないでしょうか。

このAOPがあるのが シュッド・ウエスト(南西地方)です。

 

 

 

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歴史的にアルマニャックの産地であった

ガスコーニュで

フレッシュで スタイリッシュなワインを造り、

革新的な生産者として大人気の

ドメーヌ・デュ・タリケが

1999年に購入した ワイナリー。

ドメーヌ・ラ・イテール。

クリーンで フレッシュ。スタイリッシュな白ワイン。

遅摘みの甘口ワインも魅力的でした。

 

 

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AOPサンモンの ワイナリー プレモン。

この地域で 昔からワインメーカー達が被っている黒のベレー帽を

ラベルのモチーフにしています。

このワイナリーは ワイン生産者協同体で、

約200人の生産者と 約1000人の葡萄栽培家たちで

5300ヘクタールという 広い畑から

様々な品種の 個性的なワインをつくり出しているとのこと。

今回試飲した

ベレ・ノワール(黒いベレー帽) は

赤は タナ / ピナンク / カベルネ・ソーヴィニョン / カベルネ・フラン

白は グロマンサン / プティ・クルヴュ / アルフィアック

 

といった 聞きなれない地葡萄が使われていますが

とても 飲みやすく、また 味わい深く、そして 値段も手頃でおススメです。

 

 

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そして

今日の一番の掘り出し物は

ジャン・リュック・バルデス。

AOPカオールにある 1830年設立の伝統ある

家族経営のワイナリー。

 

ややもすれば 野暮ったい味わいになる

カオールのワイン。

ここのワインは

ビックリするほどエレガント。

 

現当主のジャン・リュックは

ゴーミヨ誌で

フランス最高醸造家にも選ばれている実力者。

 

この産地 カオールがもつ

複雑なテロワールに注目。

今までは

「カオール」という大きな枠組みの中でしかとらわれなかった

テロワールを小区域にわけ、テロワールの個性を表したワイン造りを

行っています。

また、

カオールの主品種である

マルベック(別名 コット、オーセロワ)は

「本来 繊細で 高貴な品種」という考えで

マルベックの可能性を追求しています。

樹齢100年のマルベックも使われている

プロビュス。

全ての樽を試飲し 最良の樽のみを 瓶詰めするのだとか。

美味しいはずです。

 

是非

シュッド・ウエスト のワイン お試しください。

 

 

 

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甲州 塩山で シャルドネ 収穫体験

9月5日の土曜日

山梨県甲州市塩山牛奥にある 奥野田葡萄酒で

シャルドネの収穫体験に参加してきました!

朝、6時に 畑に集合ということで

前日は 甲府駅前のビジネスホテルに宿泊。

翌朝、始発に乗り 塩山へ。

 

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早朝は 結構 ヒンヤリしていました!

 

他の参加者もいらっしゃったので

ワイナリーの中村社長が 塩山駅で

ピックアップしてくださいました。

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今日は 長門原ヴィンヤードのシャルドネを収穫予定。

すでに 作業をスタートしている方もいます。

受付で 収穫用のハサミをお借りして

収穫の仕方を レクチャー頂き、

いざ収穫スタート!

 

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すっかり農家のおばさんしてます!!!

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今年は病虫害の被害が少なく

健全なブドウが たくさん‼

枝からとったブドウの房に

ハサミを入れることなく

収穫かごに入れるものも多かったです。

 

 

 

 

たまに 下の写真のように

熟していない小さな粒を取り除いたり

するぐらい。

この小さな粒は 仕込みに入ると

ピーマンみたいな香りがしちゃうんですって。

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収穫かごには まず四隅から 房をおいて

重ねていきます。

いっぱいになれば 10kgの葡萄を収穫ということになります。

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朝 6時過ぎから 途中 数回 休憩をいれて

午後1時半まで

黙々と 収穫作業は続きます。

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朝は 涼しかったけど

日が差せば

さすがは 甲府盆地

とっても暑い!

今日は 30度にまでなるって!!!!

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マダム 亜貴子お手製のピクルスは

美味なうえに

熱中症 対策としてはバツグン!

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ワイナリー スタッフから

ワイン造りについて

いろいろな話を 聞きながら 作業。

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とっても勉強になりました。

 

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25アールの畑から

約30人で 約3トンのシャルドネを収穫。

一人100kgです。

よく頑張りました!

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けっこう 急な斜面に畑があるんです。

収穫終えて ホッとしています。

 

ワイナリーに戻り

みんなで 乾杯して ランチ。

 

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マダム お手製の シャルドネのコンフィチュールを

クラッカーにブルーチーズとのせて。

シャルドネの種が カリッと アクセント。

 

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10月には

この奥野田葡萄酒 の デラゥエアでできた新酒も入荷予定。

おススメのワイナリー。

是非 お試しください。

 

 

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「高級ワイン市況」バリューを注視する市場へ

 

 

中華系が主導したボルドーワイン・バブルによる2011年6月のピークから4年。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭したのか。

また、世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか。

そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

古酒Aug15

 

 

 

 

 

 

 

 

【高級ワイン・インデックスの2010年8月から2015年8月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、8月末の時点で242と、7月末の241から1ポイントの上昇で、ほとんど変わらない水準。

7月の一方的な右肩下がりは、8月の初旬に上向きに転じた。しかし、引き続き小幅な値動きの範囲内。

Liv-exでの取引で、8月に最も値上がりしたのがブルゴーニュの「コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニーVV2009」、7月から14.6%値上がりで1ケースが£5,710に。

また、前回紹介した格安のパーフェクト・ワインの一つであった「パプ・クレマン2010」が2番目に大きい値上がり。7月から14.4%値上がりして1ケースは£1,300となった。

一方、最も値下がりしたのが、このところ堅調に推移していたスーパー・タスカンの「サシカイヤ2010」で、7月から6.3%の値下がり、1ケースは£970。

 

「ラフィット2010」が6本£2,550で取引され、昨年の12月に付けた最安値水準まで値下がりした。しかし、中国の株暴落や景気の減速、世界同時株安とは関係がないようだ。

ボルドーワイン市況が中国の株価に影響を受けたのはもう今は昔。最近では中国株の価格上昇にもまったく影響を受けなかったが、暴落にもまったく影響を受けていない。

現在のワイン市場は、もはやそんな状況にはない、というのが市場のコンセンサスのようだ。

むしろ、市場関係者は、供給量の少なさと、徹底した販売ルートの管理により、値下がりしないで高値を維持しているブルゴーニュワイン、特にDRCの値動きに警戒しているようだ。

Liv-exでの取引シェアは、減少しているとはいえボルドーワインが最も大きい。2番手の取引シェアは、これまでブルゴーニュワインだったのだが、ここに来てイタリアワインが取って代わった。

その一方で、格安のパーフェクト・ボルドーワインや、最も安いヴィンテージである2012のラフィットやムートンには買いが入っている。

高級ワイン市場は、個別のワインのブランド力も含めたバリューを注視した、厳しいプロの目利きが必要な市場に戻ったということなのかも知れない。

 

 

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